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月浦影ノ介|23ページ目 - 呟怖.ORG

呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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呟怖.ORGと参加について

#生首ディスコのドレスコード 夏休みの教室には誰もいない。僕は白いシーツを被って幽霊に成り済ます。
あら、私以外にもこの学校に幽霊がいたのね。彼女が微笑む。
気付かなかったかい?僕はずっと君を知っていたよ。
静けさが降り積もるような夏の午後、僕は幽霊の女の子に恋をした。 #呟怖 http://pic.twitter.com/J3bUf9siJ8

#呟怖 電車の中は血で真っ赤に染まっていた。折り重なって倒れる大勢の人々。その中で僕はただ一人、成す術もなく立ち尽くしている。目が醒め悪夢だったと気付く。その朝、妙な胸騒ぎに僕は電車を一本遅らせた。それから間もなく、僕が乗るはずだったその電車は脱線事故を起こし多数の死傷者を出した。 https://twitter.com/tsubukowa/status/1069581413140197376 

#呟怖 その昔、不幸な身の上から命を落とし化物となった娘がいた。夜中になると臓物と血を撒き散らし村中を徘徊する。哀れに思った侍がひと思いに斬ってやろうとすると、「憐れみなど要らぬ。この痛みも嘆きも我のもの。我の生きた証ぞ」と叫び、侍は斬るのを止めた。雪が溶け春が来る頃、姿を消した。 https://twitter.com/sa_tsumi/status/1069919564589281280 

#呟怖 黄昏迫る山沿いの道を歩いた。ふと背後から何か迫る気配がして、振り返ると汽笛の響きと共に黒い風が傍らを駆け抜けて行った。後日そのことを友人に話すと、あそこは昔の線路道で終戦後も暫くはSLが走ってたんだぜ、と言う。なるほど。では私が出逢ったのは、その在りし日の亡霊だったのだろう。 https://twitter.com/tsubukowa/status/1069581413140197376 

#呟怖 路上生活をしていた頃のある夜、寝泊まりしていた公園のベンチで、いつの間にか隣に馴染みのFさんが座っていた。Fさんは俺の話の話にときおり無言で頷く。翌朝、気付くとFさんの姿はなく、テントの中で冷たくなっていた。検死の結果、死亡推定時刻は深夜。最後の挨拶に来たのかも知れなかった。

#呟怖 人間の懊悩する姿は魅力的だ。負の感情を決壊寸前まで溜め込んで、危うい処で理性とせめぎ合っている。絶望まで僅かの距離。囁くのはそんなときだ。しばしの煩悶の後、彼は魂を差し出すと約束する。この苦しみから逃れたい一心で。その瞬間がたまらなく好きなのだと、知り合いの悪魔は微笑した。 https://twitter.com/tsubukowa/status/1067300545939955712 

#呟怖 川の怪談をもう一つ。川舟に乗って夜釣りに出掛けた。舳先で釣り糸を垂らしていると、水音がして舟がグラリと揺れる。振り向くと黒い人影が舟の最後尾に掴まって乗り込もうとしていた。驚いて棹で叩き落とし岸へと逃げた。翌日、その辺りで男の水死体が上がる。数日前に溺れた行方不明者だった。

#呟怖 鮭が遡上する季節。夜、川舟に乗り投網を打った。上流まで登る鮭は不味い。雌の腹を裂いて卵だけ取り出し、鮭は捨ててしまう。岸に戻り捕まえた鮭の腹を裂くと、鮭がグエェ…と悲鳴を上げた。それは宵闇にいつまでも長く尾を引いて残り、以来、舟は人に売り殺生を辞めた。友人の父の若い頃の話。

#呟怖 店のレジで男がヒステリックに喚いていた。俺が怒るのはお前らのせいだ、と叫ぶが自分の感情くらい律しろ愚か者。無自覚に負の情念を撒き散らすからほら、良くないモノが寄って来てるぜ。苦しげに呻く幾つもの顔が、男の背中で黒く渦を巻く。不運を引き寄せる実例を目前に、我が身を引き締めた。

#呟怖 風のない道を枯れ葉がはらはらと舞って、ふと家路を忘れた。傍らの菩提樹で首を吊っていた男が、無言で道の先を指差す。何処かで梟が導くようにほうと啼いた。ここは常闇の國。頭上には半分に欠けた月の船。あれに乗って逝くのだろう。船着き場まで、あとどれくらいか。死者の旅路を僕は辿った。

#呟怖 親友が駆け付けたとき、男は既に死んでいた。不治の病に侵され、治療法を求め黒魔術に手を出した。右手の甲の目玉のタトゥーはその証だ。間に合わなかった、と泣く親友の足元を、男が抱いていた黒猫が擦り抜ける。黒猫は振り返り「じゃあな相棒」と寂しげに呟いた。 #生首ディスコのドレスコードhttp://pic.twitter.com/kGVOUPmRsU

#呟怖 このところ怪談執筆に集中していたせいか妙に肩が凝る。頭が重い。そんなの書いてるから何かに憑かれたんだろ、お祓いに行けよと友人にからかわれたが馬鹿を言うな。自宅に帰り鏡の前に佇む。私の背後に大小の顔が幾つも浮かんだ。こいつらのお陰でネタに困らないんだ。祓ったりなどするものか。

#呟怖 雲間から滴る月の雫が涙のようで、こんな夜には死者が甦っても不思議じゃあるまい。その証拠に今夜は「起き上がり」をよく見掛ける。あちこちから風に乗って聴こえる悲鳴が心地良い。どこかで火の手が上がった。明け方にはこの町も滅ぶだろう。死者と生者の束の間の邂逅に、自然と鼻歌が溢れた。

#呟怖 飲み屋を出ると一つ目の小僧っ子がとぼとぼ歩いてる。訊くと百鬼夜行に遅れたのだとか。仕方ねえ送ってやると背中に乗せ走った。俺は狐の半妖だ。兄さんは行かないのかいと訊かれ、はぐれ者だしなと笑った。やがて妖どもの月下の行列を見付け、嬉しそうに駆け出す小僧っ子を見送り家路に着いた。

#呟怖 「ごめんください」と玄関先で声がする。どうせ新聞の勧誘だろう。居留守を決め込んでいると、今度は玄関の内側で「ごめんください」の声がした。足音だけが廊下を渡り室内に消える。私はすぐに部屋を飛び出し、今はファミレスでこれを書いている。私の部屋に何がいるのだろう。怖くて帰れない。

#呟怖 母方の本家の柱には古い刀傷があった。幕末の頃、侍達が乱入して斬り合った痕だとか。
会津に逃れようと敗走中の幕軍を、官軍が追撃したらしい。大勢の若者が死に、維新後に慰霊碑が建てられた。
風の強い夜など、雄叫びや悲鳴が風の音に混じって聴こえる。彼らは今も闘い続けているのだろうか。

#呟怖 高校のボクシング部の部室に幽霊が出るという噂がある。その昔、二連覇が掛かった大会を目前に急死した先輩がいたそうだ。
スパーして来てやれよ、と部の仲間に言われたが御免蒙る。
真夜中のリングで黙々とシャドウに打ち込む孤独な姿を想像し、思いを残して死ぬのだけは嫌だな、と思った。

#呟怖 一人旅で訪れた山奥の温泉宿。露天風呂に浸かっていると背後で、「ごめんなさいね」と艶っぽい声がする。
さては混浴だったかと淡い期待と共に振り向いたが、湯煙の先には誰もいない。
はて、気のせいか。そう思った矢先、耳元で再び「良いお湯ですね」と声がして、慌てて部屋へ逃げ帰った。

#呟怖 通行人を装い部屋を物色する。洗濯物から女の一人暮らしに違いない。
深夜、屋上からロープ伝いに侵入する。窓は開いていた。
女が寝ている。俺は刃物を取り出す。女の慄く顔が早く見たい。

毛布を剥ぎ取ると、そいつは女装した筋肉男で、俺は三日間監禁された。
その間のことは言いたくない。 https://twitter.com/daf9damit/status/1062693750596456450 

#呟怖 塾からの帰り道。黄昏の時刻。
白い車が傍らに停まった。中年の男が車の中から道を教えてくれと地図を広げる。窓から上半身を車の中に乗り入れなければ見えない位置だ。
何か怖くて躊躇っていると、チッと忌々しげに舌打ちして車を発進させる。
道の向こうから警察官が近付いて来るのが見えた。 https://twitter.com/okabanamitsuoni/status/1062691673111650304 

#呟怖 学校からの帰り道。路上に柿の実が点々と落ちている。
古い柿の木は、実を取って貰えないと自分でそれを道に落として歩くんだぜ、と最近知った話を得意気に友人に話すと、彼が道の先を指差した。
ボタボタと柿の実を落としながら歩く、半ば朽ちかけた柿の木の姿を見て、二人して慌てて逃げた。

#呟怖 長距離ドライバーをしていると、たまに奇妙なヒッチハイカーを拾う。
ある夜、助手席に誰かの座る気配がした。哀しみに似た感情がさざ波のように伝わって来て、あゝこれは郷愁だと気付いた。
県境の小さな町で、気配がついと消える。
誰にだって帰りたい場所はある。生者にも。そして死者にも。

#呟怖 深夜、無人の二階で畳を踏む気配があった。階段をそろりと降りる足音。息を潜め伺っていると、廊下を渡りこちらに近付いて来る。襖一枚、隔てた向こうで立ち止まる。
やがて「水を…」と声がした。二階には由来のよく分からない花嫁人形がある。
翌日、小さなコップ一杯の水を花嫁の前に置いた。

よう、何人狩れた?と訊くと奴は無言で首を振る。ご自慢の刃がまるで汚れていない。珍しい日もあるものだ。ママに叱られるのが怖いのか微かに肩が震えていた。元気出せよ。明日は女子大生御一行様だぜ。そう肩を叩くと、奴はそれは楽しみだとモーターを唸らせた。
#生首ディスコのドレスコード #呟怖 http://pic.twitter.com/yTtc9wda8g

#呟怖 真夜中、窓の外から口笛が聴こえた。誰だか知らないが不吉な奴だ。
口笛は途切れつつ夜の底を流れる。懐かしい曲。子供の頃、口笛の好きな友人がいた。ふと思い出し、口笛に合わせ口ずさむ。気付くと口笛は止み、いつしか夜が明けていた。
その友人の死を知ったのは、それから間もなくのことだ。

#呟怖 郵便局前の電話ボックスに幽霊の出る噂があった。夜そこで電話していると目の前のガラスに女の顔が浮かぶのだという。
やがて時代が変わり電話ボックスは撤去された。あの幽霊はどうしたろう。
忘れた頃、郵便配達のバイクの後ろに跨り走り去る姿を見掛けた。どうやら元気にしているようである。

#呟怖 扉の向こうにそっと隠れたのは、確かに貴女の影でした。自ら去りながら死後に私の周囲を彷徨うなど、貴女は本当に勝手な人だ。どうぞ安らかにお眠りなさい。私に死者の声は聴こえないのです。どうせ暫しの別れ。いつか私がそちらに赴く時は、迎えに来てくだされば幸いです。 #なまえのない恋文

#呟怖 友人の話。飲み会から帰る途中、ジュースを買おうと自販機に百円玉を二枚入れボタンを押したが、ジュースもお釣りも出て来ない。
腹立ち紛れに自販機を強く蹴ると、中から「痛えなぁ」と野太い声がして慌てて逃げ帰った。
皆に話しても、酔っ払いの戯言と相手にされないのが少し気の毒である。

#呟怖 カーテンを開けると、窓の外に男の青白い生首が浮いていた。自分が驚くより早く、向こうが驚いてワッと大声を上げる。
その様子に、何でそっちが驚くんだ普通は逆だろ、と苦言を呈すると、少し考えてから申し訳なさそうな表情で頭をちょこんと下げ、夜の彼方に飛び去って行った。

#呟怖 私に覆い被さった男の喉を裂くと鮮血が花のように溢れた。男の仲間達がどよめく。袋小路に追い詰めたつもりで、逆に追い詰められたとも知らず。
弱者と侮った相手に反撃された奴の間抜け面ほど愉快なものはない。ナイフを構え直し嗤った。
私はお前らにとっての「死」だ。力の限り抗ってみせろ。

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