Warning: Parameter 1 to wp_default_scripts() expected to be a reference, value given in /home/users/1/hemingway-paper/web/byogoku.jp/mt/wp-includes/plugin.php on line 601
パンダ番長|36ページ目 - 呟怖.ORG

呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

参加メンバーはこちら

呟怖.ORGと参加について

「一人で乗ったらエレベーターの番号の階に停まってはいけない」
噂を流すだけでよかった。案の定、数ヶ月で失踪事件が発生した。

何かあると事故物件のせいにする輩が多いが、そういう中から思春期の子を持つ家族ばかりを選んでここへ集めた。
実験はもう終わりだ。ようやく復讐を始められる。
#呟怖 https://t.co/A6vp5eiOOF

何気なく乗った上りエスカレーターがなかなか到着しない。
止まっている?
ふと見上げると、上りきったあたりに大きな蜘蛛の足が一瞬だけ見えた。
そのせいか、周囲のトンネルを支える支柱が蜘蛛の巣の縦糸と横糸に見えてくる。
逃げようと振り返ると、大きな蟻が上り始めていた。
#呟怖 https://t.co/kSzRuP4jsJ

近所の国道のセンターラインを夜中に削る男が居た。
よく見たらお隣さんだ。
理由を尋ねると、このセンターラインを描く場面を目撃したからだと答える。詳細を聞いた私は削るのを手伝った。

翌日からうちで起きていた怪現象がピタリと止んだ。
代わりに隣町で事故が頻発するようにはなったが。
#呟怖 https://t.co/d0QMvVEkRW

深夜に水の流れる音で目が覚めた。水回りを全て確認したが異常なし。
じゃあどこでとリビングへ戻り気づいた。ドアホンのモニターに側溝が映っていると。
モニターを消すボタンを押したが画面が消えない。
連打すると水の音がどんどん大きくなる。
「冷たっ」
いつの間にか足の裏が濡れている。
#呟怖 https://t.co/LBPVtXiDHc

百物語の最終話が近づくにつれ皆そわそわしている。
もうすぐ。もうすぐ。もうすぐ……蝋燭の火を吹き消した!
「いまだっ……あれ?」
体が動かない。
「百に足りてない」
青行灯が舌打ちする。
「途中で抜け駆けした馬鹿がいるのよ。ほら、録音聞き直して『話してない話がある』とか言ってる」
#呟怖 https://t.co/fW0vdxVnYr

引越し先の部屋備え付けのクローゼットの奥は異世界につながっていた。魔女が居てライオンが喋る伝統的なファンタジー世界。
「帰り道はあの城の玉座の裏」
だけど僕は魔法を使えなかったし剣は重すぎた。それどころかスキルもチートも本当に何もない。
なんなのこの非リアル脱出無理ゲーは。
#呟怖 https://t.co/wcX7JVZh7H

ビニール傘に当たる雨の音が変わった気がして見上げた。
雨が弾かれずに薄いビニールの向こうに溜まってゆく。
不自然な傘の重さ。
繋がりつつある雫が次第に手のひらの形を成してゆく。
傘から放せない手。
叫びながら地面に傘を何度も叩きつけ、ようやく傘を捨てられた。
けど首が妙に冷たい。
#呟怖 https://t.co/uxwzgZEilW

「君と一緒にここに来たかったんだ」
そう声をかけられて慌てて振り返ると、幻想的な夜桜のライトアップに透ける男の姿があった。
知らない奴だし、第一俺も男だし。なんだこいつ?
「彼ね、霊感なさ過ぎて後追ったくせに私のこと見えないの」
今度は透けた女。
「だからね。あなたの体、頂戴」
#呟怖 https://t.co/mv4yTmux9v

夜に遠雷が響くと彼らがやって来る。
羽音を五月蝿く鳴らしながら耳元を飛び回る。
払っても払っても湧いて出て、やがて集まりある形を作り出す。それは窓。
窓の向こうに見える景色は記憶に残るあの場所で、待っているはずの顔もまた浮かぶ。
顔の穴という穴に蝿を集らせたあの人の。
#呟怖 https://t.co/v6GfvPzTOZ

少女の真似をして、血の手形へ自分の手を重ねる。
途端に脳内へなだれ込む怖気立つイメージ。
違う手形からはまた別の。
「神経衰弱なの」
少女が微笑む。
「そうか、続けて同じイメージを当てればここから出られるのか!」
少女は首を振る。
「現実になるだけ」
背後に気配を感じた。
#呟怖 https://t.co/Ejxiymi3gb

「囀り石? この……歪な岩の塊が? だいたい囀るって割には口はないし、目みたいな窪みはあるし」
「いえね、目は口ほどにモノを言うってやつですよ」
その「目」を見つめていたら、なんだか愛着が湧き、無理をして購入した。

その晩、声を聞いた。
「言い値で売れますよ」
囀るような声を。
#呟怖 https://t.co/VpQcpgqzix

「君はまるで天使のようだ」
そんなことを言い出したら要注意。そいつはもう「堕天」に感染している。
人を見境ない屑人間へと変える伝染病に。
「堕天」に感染すると、他の感染者が天使に見えるらしいから。

「でもそれって天国じゃないの?」
誰かがそう言って、人類は全員、屑になった。
#呟怖 https://t.co/TFlmpOVMXA

天国ってね、信心を元手に運営されてるの。
でも神を信じない人、増えてるじゃない?
だから天国はどんどん狭くなって、弱い天使から堕とされちゃうの。
だからこれは私の復讐。天への愛を私が奪ってもっと狭くして、私を蹴落とした天使たちをも……って私に夢中でもう聞こえてないだろうけど。
#呟怖 https://t.co/TFlmpOVMXA

彼女が手から光を垂れ流す。照らされて異様に成長する植物。反比例して衰弱する彼女。
原因は僕が旅先で摘んできた花に付着したウイルスだった。白死病と名付けられた。

現地の生物は抗体を持つかもと再訪した彼の地にて、巨大な天使像を発見する……いや、これは花の、異様に肥大した根だ。
#呟怖 https://t.co/Y944QmLGjD

絶望は予兆なく現れる。あの日もこんな日差しの午後だった。

忠誠を誓った姫を喪い、その遺児を助け、系譜を守り続ける者となった。
あれから凡そ500年。その血も彼で尽きようとしている。五分後の事故によって……私にはもう守る力は。

光に包まれる。
彼は……無事。ひ、姫!?
ああ、ああ。
#呟怖 https://t.co/k4Cr3xJtKv

本を返さなきゃって常に心に留めてはいた。
ただ足が向かなかっただけで。

なのに僕は今、いつの間にやら彼の自慢の『書の城』の前に立っていた。
中へ向かって大声で返却遅延の理由を並べ立て始める。
「すまない」
彼の声がそれを遮えった。
「栞を挟んだまま忘れたのはこちらの方でね」
#呟怖 https://t.co/XMvXGuqCeV

目の前をグラスが通過する。慌てて自分のグラスを上げる。
しばらくするとまた通過。慌ててまた自分のグラスを。
またグラスが。
俺しか座っていないカウンターで、誰が誰を熱心に口説いているってのか。
「違うよ」
ふいに背後から声。
「カウンターで小さな子が回転寿司ごっこしているんだよ」
#呟怖 https://t.co/5oqOAf4zZD

初恋を取り戻せるという箱をもらった。怪しいから捨てようとしたら後輩が欲しがったのであげた。

後輩は早速箱を開け……白い煙に包まれ……。
「あやこせんせー、どこー?」
急にガキみたいに泣きだした。しかも泣き止まない。

後で分かったのだが、後輩は五歳以降の記憶を全て無くしていた。
#呟怖 https://t.co/Sk2bjjv75o

「告白の返事がここに入っている」
そう言って大叔父さんは綺麗な紙箱を取り出し、私に見せてくれた。かなり古いが状態は悪くない。
「開けるまではフラれていない。シュレーディンガーの返事じゃ」
それが今際の言葉。
独身を貫いた大叔父さんの棺に、私はその箱を入れてあげた。
#呟怖 https://t.co/Sk2bjjv75o

おじいさん、僕です。
舌切りドクロです。
お久しぶりです。
おじいさんの依頼通り、おばあさんの舌を切って小さなつづらに隠しました。
舌以外ですか?
この大きなつづらの中身は違いますよ。
鬼に頼まれた大きな桃です。
おばあさんの舌以外は狸にあげました。
汁を大量に仕込むみたいです。
#呟怖 https://t.co/srWplr2vGz

事故多発の曲がり角にそれを設置した途端、事故が激減した。どの車もスピードを落とす。ほら、あの車なんて停車した。
カーブミラーに擬態した蜃が気を吐くとその中に楼閣が浮かび上がる。見晴らしの良い景色の中に現れる異物は足止め効果を存分に発揮した。
これで時々閉じさえしなきゃなぁ。
#呟怖 https://t.co/QTj1kOzVTD

美術室のデッサン人形はうちの学校の七不思議の一つ。後頭部のひび割れに髪の毛を挟むと呪えるっていう……あのときか……逃げ回りながら手当たり次第に投げた一つがこの人形。確かに糞担任の頭にぶつかった。
そして自分で人形を踏みつけて……だから糞担任の丸出しの下半身だけ向こうに。
#呟怖 https://t.co/59yAl1ruqQ

「それで最後に一番大切なことを伝えます」
引っ越し先の自治会長の顔から微笑みが消える。
「あの屋敷、いや、あの壁にも絶対に近寄らないでください」
自治会長の愛犬がその壁に咀嚼された話を聞いていたら、その壁が段々と、歯茎剥き出しの乱杭歯に見えてきた。
#呟怖 https://t.co/7m7avUPLPx

イギリス留学時代、友人に頼まれ重い病気の子達のお見舞いに行ったことがある。
郵便配達人みたいな格好をさせられたので理由を尋ねると、ランプライターだと答える。ガス灯点灯夫は、命の灯火が消えてもすぐに点し直せるという験担ぎなのだそうだ。
反対に消防士の格好は絶対にダメだって。
#呟怖 https://t.co/I7XnPwEVOw

「ちょっとこちらへ来てもらえます?」
空港の手荷物検査で引っかかった。
「刃物も液体も植物も変なモノは何も入ってませんよ!」
「いえ中身ではなく」
通販で買った人間型のスーツケース。空港職員がその複雑な内装を剥がすと、やけにリアルな猟奇死体にしか見えなくなってしまった。
#呟怖 https://t.co/iKu4xgeu26

いいか新入り。作業前には必ずこの眼鏡をかけろ。
見えたら本で挟め。ああ、それだけでいい。挟んだらすぐ白紙の頁を開き直せ。本を鞄に仕舞うのは念の為さ。
瓶や巻物はアパートや戸建て用だ。今日の現場はビルだから鍋を持ちな。決して覗き込むなよ。悪霊ホイホイの名前はダテじゃないんだ。
#呟怖 https://t.co/Yn45ircE6t

お題ショートショート、最新作。「生涯忘れることができない」
https://t.co/m9Z6m8nQKK
例のごとく #呟怖 を書こうとして長くなり過ぎて短編になっちゃったパターンです。
お題は↓こちらからいただきました。ありがとうございます。
https://t.co/DiWmS1290k

シャッターを押した途端に鳥肌が立った。総毛立つってやつだ。
なんだ今のは……カメラを構えてもう一度……うわ。また震えた。
しかも撮る度にブレが酷くなる。
「さっきから何やってん?」
友人が横から覗き込む。
「うーわっ、すっごいクネクネ写真なぁ」
友人は急に真顔になり揺れ始めた。
#呟怖 https://t.co/Hgvcjb5uwi

季節外れの蛍を追って
遡るはせせらぎの
向こうその先また向こう
淡い夕陽の射す池に
風に揺れたる蓮の花
懐かしき人の手のひらに
見えて伸ばした指先に
静かに止まるあの蛍
諌めるような空耳が
自然と私の踵を返す
頬を流るる雫も一つ
拭い瞬き開いた目に
映るは静かな夜の闇
#呟怖 https://t.co/fU3vONjnS1

友人宅の窓辺に置かれた小さな植物。
ブリキのミニバケツに入っていて、ひょうきんな目玉のシールまで付けて。
「おいおい。名前とかつけてないだろうな?」
目玉シールをちょっとだけ剥がしてみる。
とつぜぬ視海がぶれゆ
脳おゆらすれるうゆ
「目玉を剥がすなって名前ついてたよ」
もっろ早ゆ
#呟怖 https://t.co/vKrDAWt4ia

呟怖.ORG | 呟怖

呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。