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山岸 虚言症|24ページ目 - 呟怖.ORG

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呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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呟怖.ORGと参加について

料理はどれも絶品で、風呂は湯加減が丁度良く、布団は寝心地が最高だった。
翌朝、丁寧に礼を言って帰宅した我が家は相変わらず散らり、夕飯はカップ麺。
「出張帰りにこれはないだろ」
俺が文句を言えば妻は反論した。
喧嘩は収まらず離婚。
あの屋敷に泊まってはならなかったと後悔している。

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裏庭に古い鉄扉があった。
「あれは何?」
父に聞くと、
「ウドが生えてるんだよ」
と答えた。暗くて危ないから、中に入ってはいけないよと。
ウドって何?
好奇心に負けた僕は、こっそり覗きに行った。
真っ暗な洞窟。その中で、地面から生えた細長い手がゆらゆらと揺れていた。

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娘が幼い頃、一人なのに誰かと遊んでいる風な独り言を言っている時がよくあった。
「あれ、何をしてたの?」
生意気盛りになった娘に、ふと思い出して聞いてみた。
「あれね」
娘は答えた。
「ママに復讐するんだってお姉ちゃんが怒ってたから、気を逸らしてたんだよ。
今もいるよ、そこに」

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目眩がした。運転中に困った事だ。丁度変わった信号を見て進む。
するとパトカーがやって来た。
「信号無視ですよ」
「え?」
抗議をすると、署でドラレコ確認となった。
「赤で進んでるでしょ」
「何言ってるの君?青が進めだよ」

留置所で頭を抱えた。
この世界は俺の知ってる世界じゃない。

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#このお題で呟怖をください
#呟怖

お題を投げて寝ますw

私のお題、第9弾「信号機」

引用RTでお願いします!

(画像はぱくたそ様でお借りしました) https://t.co/rdVEGPTjRK

空が秋色に変わった頃、君は逝った。庭に撒くつもりで買った、勿忘草の種だけを残して。
「この空みたいな色が咲くのよ」
そう微笑んでいたのに。
袋に書かれた花言葉を読んで、君がなぜこの花を選んだのかを知った。
「私を忘れないで」
そうか、これが君の遺言か。
私はひとり、種を撒いた。

#呟怖 https://t.co/bs6iDzvHpu

窓の隙間から、庭の南瓜をずっと見ていた。あれが大きくなれば、魔法使いが馬車にして、私をここから連れ出してくれる。
足音がした。私は鎖を引きずって部屋の隅に縮こまる。
「ママ」
やって来た女は立派な南瓜を手にしていた。
「夕飯は南瓜よ」
悦に入った笑みは、私を絶望に突き落とした。

#呟怖

昔の人は残酷で、罪人を案山子に見立てて田んぼの中に立てる、なんて刑もあったらしい。鴉に目玉を啄かれ、蟲に体を喰われ、罪人は呪詛を吐いて狂死していく。
しかし、中には無口な罪人もいたようで、村人に忘れ去られる事もあった。

子供が見上げる。
気付いたのか、私が生きている事に。

#呟怖

「時刻表をよく見るのよ。時刻表にないバスが来ても、絶対に乗っては駄目だからね」
バス通学を始めてから、母が怖い顔で言い続ける。意味が分からなかったけど、いつものバスに乗り遅れた今日、初めて分かった。
焼け爛れたこのバスにもし乗ってしまったら、どこに連れて行かれるんだろう?

#呟怖

夜空を見上げる。美しい流れ星が尾を引いて彩りを添える。
『何を願おうかな?』
SNSへ自撮りを投稿した次の瞬間から、怒涛のリプライ。
『逃げろ!今すぐ!』
『隕石が落ちるぞ!』

数十分後。
街は消滅した。

その実況は念願のバズとなり、100万いいねを超えた。

#呟怖

「病院へはどこで降りれば?」
隣に座った老婦人がおずおずと訊ねてきた。
「二つ先ですよ」
すると老婦人は、膝の鞄に反芻して話しかけた。
「何が入っているんですか?」
「ひと月前から主人が動かなくなりまして。今朝、頭が取れてしまいましてね。どうすればいいかご相談に連れてきました」
#呟怖

「きしめんの由来を知ってます?」
立喰で隣の男が話しかけてきた。
「さぁ」
「昔は庄内川によく土左衛門が流れて来たそうで。飢饉の時は、それも貴重な食糧でね」
男は白く平たい麺を箸で掬った。
「死体に湧く平たい虫を、茹でて食べたとか」
冗談ですよと男は笑うが、食欲はなくなった。

#呟怖 https://t.co/aAKHo1pCO0

亡国の王子は月夜の下、刑に処せられようとしていた。
目隠しされ後ろ手に膝を折った王子を刑吏は見下ろした。
「最期の望みは?」
「月が見たい。今日という日の夜空を
あの世の土産に」
刑吏は目隠しを外した。

数分後。
処刑人たちは地に伏し、人の形をした獣が月に吼えていた。

#呟怖

窓の隙間から、庭の南瓜をずっと見ていた。大きくなれば、魔法使いが馬車にして、私をここから連れ出してくれる。
足音がした。私は鎖を引きずって部屋の隅に縮こまる。
「ママ……」
入口に立つ女は、立派な南瓜を手にしていた。
「夕飯は南瓜よ」
悦に入った笑みは、私を絶望に突き落とした。

#呟怖 https://t.co/w3LlDeAJ8A

いつもは通らない裏路地に、見慣れない自販機があった。何か買おうか。並んだ商品見本を見る。
「膵液」「胆汁」「リンパ液」「血液」……
「……え?」
「まだですか?」
後ろから催促された。利用客がいるのか……。
俺は振り向かず、そっとその場を離れた。

#呟怖 https://t.co/H2qNqaatCQ

「また今日もポストに入ってたんです」
女性が怯えた様子で指輪を交番に持ってきた。
「しかし、実害を受けていないので、ストーカーではなく、遺失物という扱いにしか……」
書類を用意しながら、俺は心の中でニヤリとした。
こうして話をしたいから、パトロールがてらに置いてくるんだよ。

#呟怖

夕暮れの庭先で猫が鳴いている。ニャーニャーと呼び求めるような声の元を探すが、姿が見えない。
ペットロスで鬱ぎ気味の妻が、戸口に煮干しを置いた。
「夜中から大雨みたいだし、今晩だけ、ね」
仕方ないと戸を開く。すると、強烈に焦げ臭い気配が足元を通り過ぎた。
今晩は眠れそうにない。

#呟怖

中古で買った一軒家に建築士の友人を招いた。
「どうだ?お買い得だろ?」
しかし友人は間取り図を見ながら難しい顔をしている。
「まさか、よくある隠し部屋があるとかか?」
「違う、逆だよ。こんなに部屋数があるのがおかしいんだ」
「つまり?」
「四次元空間と繋がってるとしか思えない」

#呟怖 https://t.co/oKAFCsBcqV

暑さで寝付けず、私は夜風を求めて窓の外を眺めた。
無人の公園。外灯に照らされたブランコがひとりで揺れている。ギーコ……ギーコ……。
気味悪くなった私は布団に入り、翌朝母にその話をした。
「良かったわね、見えなくて。揺らしているモノを見た父さんはね……」
母は遺影に目をやった。

#呟怖 https://t.co/VtVOkfSDuO

茶目っ気のある母から届いた大きな荷物には、トイレットペーパーの芯がビッシリと詰められていた。
次の日も、また次の日も……。
いくら悪戯好きとはいえ度が過ぎる。腹が立って私は全部捨てた。
すると、母から電話があった。
「おじいちゃんの遺産を筒に入れて送ったんだけど、届いた?」

#呟怖 https://t.co/nZvy1hX1SG

#このお題で呟怖をください
#呟怖

先日、物凄くゾクゾクするネタを拝見し、やってみたかったやつです。

私のお題、第8弾『間取り』

引用 RTでお願いします!

(画像はphotoACさんに登録の上お借りしました) https://t.co/wKkQeEu8Uj

#このお題で呟怖をください
#呟怖

学校から「工作に使うのでトイレットペーパーの芯を取っておいてください」と連絡が来てはや2ヶ月。
いつ持って行くんだ…
どうせだからお題にします!

私のお題、第7弾
『トイレットペーパーの芯』

引用 RTでお待ちしております! https://t.co/M7btdKNxIw

死霊をあの世へ運ぶバスが、こんな昼間の街中を通るとは知らなかった。

#一行怪談
#呟怖 https://t.co/YlcYxFDq3O

眠れぬ夜の喫煙所。ポケットを探るが、生憎煙草が切れていた。
「どうぞ」
相席する男が差し出す箱から拝借する。
「すみません」
「最近は物騒な話ばかりで」
煙を味わいながら俺は男の話に耳を傾けた。
「毒入り煙草なんていう、無差別殺人もあるそうで」
手が痺れ、煙草が床に落ちた。

#呟怖 https://t.co/jMPFrJNQYf

沈没船から引き揚げたワイン樽は、海底熟成の年代モノ。酒好きな富豪が買い取り、栓から中身をグラスに受けた。
だが、とろりとした風合いはワインのものではなく、激しい腐臭は顔を背けたくなるものだった。
「腐ってるのか」
穴を覗くと、目玉がギロリと見ていた。
樽はすぐ海に捨てられた。

#呟怖 https://t.co/2jMNtMVnZG

ラグをコロコロと掃除する。粘着紙を剥がす時、毛が絡んで文字になっているのを見つけた。「お」だろうか?
次もまた。「ま」か。
次は「え」。
怖くなってまっさらな紙を剥がした。そこにも字が。
「を、こ、ろ」
震える手でもう一枚…
「す」
その毛は束になって繋がり、首に巻き付いていた。

#呟怖 https://t.co/tPSJCBeDqL

今日はいい天気だ。
足跡も、指紋も、血痕も、全て洗い流してくれる。

#呟怖 https://t.co/5RCxBXZHQp

「ねぇママ、どうしてあの女の人、足がないのにあんなに早く走れるの?」

#呟怖 https://t.co/GQRXpWpwoH

今朝隣のおばさんに、五年前に母は死んだと聞いた。

#一行怪談
#呟怖 https://t.co/FJS2ySDKHe

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