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由(よし)|20ページ目 - 呟怖.ORG

呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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呟怖.ORGと参加について

「ここのメロディペット珍しい動物が多いですね」
「犬、馬、熊辺りは分かり易いんだけどね。デザイナーさん悩んでたなぁ」
「普通の動物じゃ駄目なんですか?」
「犬には犬飼さんが、馬には馬場さんが、熊には熊田さんが入ってるの。名前に動物名が無い場合は架空の動物に入れる決まりでね」#呟怖 https://t.co/RaJbgReilH

空からきらきらとした蜘蛛の糸が一条垂れて来て、幼い頃に蜘蛛を助けた記憶が蘇った。
そして悟る。
私は罪人であり、私が生きているこの世こそが地獄なのだと。#呟怖 https://t.co/nGzpDmsk7Q

感情の最良は喜びであり喜びしか知らなければ幸福になれる筈だ。
ある学者が笑顔の仮面で子育てをする大規模実験を敢行した。
その結果子ども達は社会に受け入れられなかった。怒りや悲しみを理解出来なかったからだ。
彼等は精神的な治療を受けたが社会に馴染めず悉く短い生涯を終えたと云う。#呟怖 https://t.co/LfpmJWTQmV

『笑顔の国』と呼ばれる国がある。
この国では産まれて直ぐに表情筋に手術を施し、常に口角が上がった状態で固定するのだ。
GDPは世界最低水準。インフラ整備も儘ならず、国民の自殺率や貧困率は世界最高水準。長期独裁政権下にあり言論の自由は皆無だ。
しかし、そこは『笑顔の国』なのである。#呟怖 https://t.co/LfpmJWTQmV

燃えるゴミの日。集まったゴミ袋が妙に綺麗なのに気付く。
「最近、烏見ないよね」
荒らし回っていた犯人の鳴き声を、そう言や暫く聞いてない。
「だってあれが居るから」
と、傍らの母が煙突を指差した。
あれ?と疑問符を浮かべつつ見ていると、空を舞う幾つかの影を煙突が一瞬で吸い込んだ。#呟怖 https://t.co/7LumEsJ6ne

お隣りから豆を頂いた。“ささげ豆”と云うらしい。
教えて貰った通りに調理し早速食べてみる。
ホクホクでとても美味しい。嚙む度に甘みが広がる。口の中から聞こえる絶叫が更に風味を引き立てる。
食べる事は命を頂く事。
命を“捧げ”てくれる豆か。
箸先で恐怖に震え悲鳴を上げる可愛い豆。#呟怖 https://t.co/CpTVbiadkk

新たな火葬場の建設に近隣住民は反対した。死の気配に匂い。気掛かりは多々あるが一番はやはり煙突からの煙り。業者が「煙りは絶対に出ない」と再三再四説き伏せ火葬場は結局竣工した。確かに煙りは無かった。が替わりに焼かれる亡者の呻き声が煙突から響き近隣住民の鼓膜を四六時中震わせる。#呟怖 https://t.co/7LumEsJ6ne

クシャミをしたら居間に貴方のカーディガンが。風邪を引いて横になると枕元に風邪薬と水が。空腹でお腹が鳴ると台所に出来立てのお粥が。
有り難うと仏壇に好物の桃を供えるけれど桃は消えないし食べられた形跡も無くて。
貰ってばかりで私からは何も贈れない。
濡れた頬に指の感触を覚えた。#呟怖 https://t.co/PvSCP5qX19

「あーれー」小さな声に辺りを見回すと頭上から蜘蛛が降って来た。両掌で受け止める。
「有り難う御座います。助かりました。この御恩は必ず」
翌朝目が覚めると寝室が黒い絨毯に覆われていた。見るとそれは蜘蛛の子の大群。小さな声。「昨日助けて頂いた蜘蛛です。親子で御手伝いに参りました」#呟怖 https://t.co/GR2tGkQ7Pp

ホームに並ぶ疲れたサラリーマン、眠そうな学生、子ども連れの母親、スマホに夢中の若者。彼等の足元、ホーム下の空間にはまるで水面の様に彼等が上下逆さになり映っている。しかし何故かそこに映らない人が居て、注意深く観察していると、その人は必ず次に来た電車に飛び込みバラバラになる。#呟怖 https://t.co/sJUXPCQCrG

私の両親は一人だ。右から視ると父に左から視ると母に視える。
両親はとても仲睦まじい。一つの身体を何の問題も無く共有する。
父が私を叱れば母が宥め母が私を叱れば父が宥める。
「私はどこから来たの?」
幼い日の疑問に返された
「古木の虚からだよ」
と云う答えは恐らく真実だ。#呟怖 https://t.co/5ubO9ZbBo8

画面の中で恍惚と蛇を咥える女。所謂アダルトビデオの類いだろうかと見入っているとカメラが動き女の肢体が--映らなかった。幾匹もの蛇が頭だけの女を愛おしく撫でる。
「“無い”方が興奮する、唆ると云う客が多くて」
高架下の埃臭いレンタルビデオ店の闇の中で頭の無い店主が嗤う。#呟怖 https://t.co/aDbO0vKhtA

「線に沿ってお切り下さい」
葬儀屋に言われ棺桶に横たわる祖母の腹部に引かれた線をメスでなぞる。
じわりと血が滲んだ刹那赤い裂け目から蛹の羽化の如く幼女が生えた。
「おめでとう御座います。人間界です」
祖父の時には何かが出て行く気配のみで後には燻んだ腸が覗くばかりであったのに。#呟怖 https://t.co/VH1lstDOlE

「こいつらは放って置けば勝手に増えるからな。楽で良い。しかも見掛けに依らず結構美味いから最高だ」
「揚げる煮る蒸す焼く茹でる……どんな調理方法とも相性良し。しかも美味い出汁まで取れるんですよねこいつら」
螯を揺らしてザリガニ達が笑う。
生け簀の人間達を眺めながら。#呟怖 https://t.co/zKkgfrKard

「ここの池、変わってるんだよ」
友人の声。
「何が?」
ドンッと背を押され水に落ちた。
何かがウヨウヨと水面に集まって来る。
それの群れは私を取り囲みバシャバシャと水音を立て鋭い物で皮膚や肉を抉り取って行く。
「人を食うんだ」
赤く染まる水。肉が削げて崩れる身体。笑う友人。#呟怖 https://t.co/bfCO4YQ8bo

ある人は夫に。
ある人は妻に。
ある人は友人に。
ある人は通り魔に
ある子は親に。
このメリーゴーラウンドに乗った客が次々と背中から刺され殺された。
悪い噂が立ち遊園地は閉園に。
ここの責任者も後に自殺したと云う。
落下の衝撃で背骨が飛び出し身体を刺し貫かれている様だったと。#呟怖 https://t.co/gA2xIcE8mq

木々の枝葉が風に音を立てる中、そこに佇む石碑の文字を読もうと顔を近付けじっと見詰め

バタンと大きな音がして、驚いて隣りの弟の部屋を開けると、弟はスマホを手に泡を吹いて倒れていた。
そしてその儘帰らぬ人となった。
弟のスマホに表示されていたのは、書きかけの呟怖とこの写真だった。#呟怖 https://t.co/v0Q8yJyTLg

ポストに届いた『見世物小屋』からの案内状。
このご時世に?と訝りながら足を運ぶとあったのは古臭い入り口。
人気は無いが中に入る。
するとそこは舞台上だった。
取り囲む観客は異形達。人間らしい形の物は一つも無い。
ここは見世物小屋。見世物にされる小屋。
出入り口は、消え失せていた。#呟怖 https://t.co/bzKyrQfdvH

昔々浦島は助けた亀に連れられて--。
竜宮城で酒も料理もよりどりみどりな上に乙姫様に手取り足取り踊りを教えて貰い……そう手取り足取り。
後日浦島太郎は四肢の無い土左衛門として浜に打ち上げられていましたとさ。
亀を探しに行った子が行方不明になる事態が多発し、物語りは姿を変えた。#呟怖

その信号機は街の真ん中に立っている。昼は交通整理を、午前零時には未来予告をする。
青ならその日は平穏無事。
黄ならその日街で誰か死ぬ。
今迄赤が点いた事は無いと云う。
ある夜、終に赤が点いた。
人々が騒ぐ中、緊急速報で近くの山が噴火の報せ。
嗚呼そうか。
“赤”は街の終わりの報せ。#呟怖 https://t.co/cd8xKFU6FT

間近で見た月は、驚く程詰まらない塊りだった。
こんな荒涼とした場所に、枝、皮衣、子安貝、珠、鉢を持って来て一体どうするつもりだったんだろう彼女は。
宇宙服の中、意識と酸素濃度はどんどん薄くなって行く。
彼女は、どこにも居ない。
目は霞んで、もう見えない。
救助は、永遠に来ない。#呟怖 https://t.co/XbMS8TYNEL

きしめんを啜っていると、小さな声が聞こえて来た。
「……太郎どーん……」
え?これ、細切りの一反木め……。#呟怖 https://t.co/eP3aYQsiYH

「ワンルームなのにどうしてトイレが二つあるんですか?」
「トイレが使用中になっていて使えないと云う苦情が頻繁に来まして。二つにしてから苦情は来ていませんので、ご安心下さい」#呟怖 https://t.co/P8ufBooEM9

目が覚めた。昔の夢を見ていたのだ。
あの後息子は無事に帰り「お父さん、迎えに来たよ」と手にした叺に私を詰め込んだ。
私は叺背負いを教えた『悪い大人』だから。
息子に背負われもうどれくらい経つだろう。
羊水に浮かぶ胎児の様に丸くなり、私はまた『悪い大人』だった頃の夢を見る。#返怖 #呟怖 https://t.co/U7FR5SBTNO

「火に当たっても宜しいですか」
山でキャンプ中に消炭色の幽霊に遭遇した。私は首肯し火を勧める。
山で行方不明になった者は腐り分解され土に還る。それを養分とした木々を薪にして燃える火に彼等は惹かれ集うのか--。
「有り難う御座いました」
幽霊は告げると風に舞う灰の如く消え去った。#呟怖 https://t.co/OMWNnze6tP

「これを手にすると何故かおかしくなる者が出るのです。ある者は開けてしまったと自ら命を絶ち、ある者は開けてしまう前にと自らの指を切り落とし」
「中には何が?呪い?幽霊?」
「開けてみましたが何も。空です。ただ“絶対に開けてはならない”と云う文言が添えられているだけで」#呟怖 https://t.co/8ovrwsrcAN

私達は貧しいけれど幸せな恋人達。
「結婚しよう。指輪は用意してあるんだ。幾つか見繕ってみたんだよ。開けてみて」
小さな箱を渡された。
開けると中には幾つもの指輪が。
切り取られた薬指ごと。
「指切りジャックの正体は貴方ね!」
私は気に入った指輪をした薬指を摘まみ上げて微笑んだ。#呟怖 https://t.co/NqOLcJc0eT

手にした小瓶の蓋を開けると中には小さな布団があった。何だ?と訝しく見詰めていると布団から出て来た小さな私と目が合い……。
で目が覚めた。妙な夢だが夢とは妙な物だ。時間を確認しようと時計の方を向いたら巨大な私と目が合った。
身体が固まる。そして悟る。
--ここは小瓶の中だ。#呟怖 https://t.co/8ovrwsrcAN

「福笑いって、酸で溶かされた皇后様の顔を女官の顔のパーツを使って復元しようとしたのが始まりらしいよ。歴史書に書いてあった。嘘だけどね」
その話しは嘘だが、私の目の前に居るのっぺらぼうが剃刀を手に、今にも私の顔の凹凸を全て削ぎ落とそうとしているのは紛れも無い真実だ。#呟怖

枕元に女の幽霊が立った。なんとコロコロの生き霊だと云う。
「貴方が毎日毎日使うから私はボロボロ」
彼女の皮膚は全身剝がれ赤く爛れて痛々しい。さめざめと泣くので可哀相になり慰めてやった。
しかし私は今日も部屋中にコロコロを掛ける。便利だから。そして彼女の皮膚をべりべりと剝がす。#呟怖 https://t.co/9AD7YYVqOK

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