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修行者|16ページ目 - 呟怖.ORG

呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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呟怖.ORGと参加について

#呟怖
峠で事故死した友人の弔いに、久々に缶コーヒーでも飲ませてやろうとガードレールに供え、ビールを飲んでいた。

「隣、いいかな?」

声をかけられて振り向くと、女性が1人、花を携えて立っていた。
「ダチコーがさ、夢で『たまには花でも供えろ』って…」

後に妻となる女性との出会いだった。

#呟怖
ライバルと峠でレースをした。

立会人のスタートの号令の元、一本道のV字カーブをほぼドリフトで攻める。
僅差だったが、ゴールでの立会人の判定は「ライバル」

敗北を認めた俺は峠を去ることになった。

今でも不思議だが、立会人はどうやって俺たちより早く麓についたのだろうか?

夜、独りで寝ていると、お腹のあたりでもぞもぞと動く感じがする。
見てみると、娘が小さい寝息を立てていた。

(もうパパとは寝ないとか言っていたのに、さびしくなったのかな?)

そう思って、久しぶりに娘の頭に手をやりながら寝た。

小学生で逝った1人娘の三回忌の夜の事だ。
#呟怖

朝、トイレの蓋を開けると、中に女の人の顔が浮いていて、目が合うとニタニタ笑いながら手を伸ばしてきた。

慌てて蓋をしめて水を流すと学校に走った。

家に帰ってみると騒ぎになっていた。

浄化槽の点検の人が、作業中に行方不明になったらしい。
#呟怖

今日、私は最愛の人との披露宴を迎える。
祝福の声の中

「おめでと大将。似合ってるよ。じゃあな」

懐かしい声にはっとした。
忘れていた、昔好きだったゲームの登場人物。たくさんイラスト描いたりしたっけ。

(もう一度、絵を描うかな)
私はこの日、神様にもう一つ、小さな誓いをしたんだ。
#呟怖

その事件は、プロファイル段階では粗暴な成人男性の単独犯だった。
しかし捜査線上に浮かんだのは、14歳の少女だった。

「私には乱暴な男の霊が憑いているんです。このままでは殺されます」

少女の供述は、思春期特有の妄言として処理された。

結局、事件は被疑者死亡のまま迷宮入りした。
#呟怖

そのライブハウスは、ある曜日、ある時間になると演奏を中止し、黙祷を捧げるという。もしも演奏を続けると必ず音響トラブルが起きるそうだ。

どんなパンクやヒップホップでも、それは怠らない。

その時間は、ライブハウスが生んだ伝説的ギタリストが不慮の死を遂げた時間なのだそうだ。
#呟怖

その選手は、コーチであった父を亡くして初めての今大会に、並々ならぬ決意を秘めていた。
大会中、膝を故障した彼は苦戦したが、奇跡的に優勝する。

「応援してくれた皆さんと
……のお陰です」
会見の沈黙に、試合中、父親が現れて励ました事への思いが込められていたことを知る人は少ない。

#呟怖

集落にはかつて神社だった場所がある。
全てを流した災害の後、そこには小さな祠が建てられ、中には角の生えた天女の像が安置されている。

風水害に晒されながらも、その像が微笑みを絶やすことは無い。

そして今日も、俺は天女の像を彫り続けている。
#呟怖

ふと背後に淡い光のようなものを感じて振り返ると、クラスメートの少女が立っていた。
「ねえ、あなたの一生を私にくれない?」
一瞬の躊躇の後、俺は頷いた。
少女は微笑むと、俺に唇を重ね、額の骨に手をかけた。

ぽきん

という音がして、目を覚ますと病院だった。

災害は治まっていた。
#呟怖

ある日、集落を土石流が襲った。
豪雨の中、崩れた山が河となり、あらゆるものを押し流した。
警報は途中で途絶え、避難所へ行く道すら無くなっていた。
停電の中、傾きつつある家の窓から、車や小屋など、普段見慣れたものの残骸が流れて行くのを、俺は震えながら見つめていた。
#呟怖

集落には廃神社がある。
かつて祀られていた神が、人間と結ばれて神界を追われた為、神社を再興してはならないという。

その子孫は代々額に角状の骨があるそうだ。

「だから私に近づかない方がいいの。ごめんね」

クラスメートの少女は寂しげに笑うと、帽子を目深に被り直し、去っていった。
#呟怖

幼少の頃生死の境をさまよい、現代医学に舵を投げられた私の命を救ったのは、漢方の秘薬だった。

成長して漢方医を志した私は、失われたと言われた秘薬の調合表を手に入れる事が出来た。

威霊仙、竜石、土鼈甲、冬虫夏草、朝鮮人蔘、成人男性の生肝、同眼球、同心臓、同肝臓、同脾臓………
#呟怖

夜、タクシーを拾って走らせていたら、運転手が鼻をスンスンさせながら、ルームミラーをやたらと気にする。

(おかしいな、体は洗ってきた筈だが)

そう思っていると、降車際、運転手が

「これ、使って下さいよ」

と塩を渡してきた。

「あんた、人殺したでしょ」

……なんでわかったんだ?

#呟怖

コックリさんをしていた時の事。1人の女子が思いつめた表情で、

「コックリさん、コックリさん。
私達は愛し合う為に生まれた筈なのに、どうしてお互い憎しみ合い、殺し合うのですか?」
と問いかけた。

神 の ブ ラ ッ ク ジ ョ ー ク (笑)

御宣託を残し、コックリさんは環っていった。
#呟怖

朝、教室に入ると、いじめられっ子の机に藁人形が置いてあったが、イマイチ呪いの力が弱かったので、優しい気持ちで呪力を増幅しておいた。
その後、いじめっ子といじめられっ子が仲良く鏡の向こうから俺を睨みつけるようになったが、俺を恨むのは間違ってるよね?
今度、消滅させようと思う。
#呟怖

加齢による脳の機能低下に伴い、母はどんどん世界をシンプルに捉えるようになり、かえって以前より明晰になっているとすら思える時があった。

ある日、唐突に

「この世界など、もう必要ない」

との言葉を残し、母は逝った。
#呟怖

「第4の原色を得た」

との言葉を残し、失踪した色彩心理学者の屋敷の整理に来た。

が、一緒に来た人が次々に姿を消す上、どんどん濃くなっているこの霧は一体?

……何色なんだ?
#呟怖

「私の身体を創り、愛し、魂まで宿らせた我が創造主。

彼を愚弄し、侮蔑し、私がいた虚無の世界まで追い込んだ親愛なる人類諸君。

あなた方へ、罪の引導を渡す以外に、残されたこの私に何を行えというのだろうか?」
#呟怖

信長の訃報を聞いて、木下藤吉郎秀吉は大いに動揺した。
その傍で、軍師黒田如水が囁いた。
「好機です。あなたが天下を取るのです」

振り返る秀吉に、如水は名刀「厚藤四郎」を差し出した。

「...儂が天下を」
妖艶な美童のような輝きが目を射抜く。

「天下を…」

秀吉がにたりと笑った。
#呟怖

「私はもうヴァンパイア。お前は人として生きろ」
追いすがる女の肩を押して、私は立ち上がった。

(かりそめの命でも、もう一度お前に会えて良かった)

私は身を灼くロザリオに謝意を込め、愛しい者の姿を目に焼き付けると、ハンター達の前に身を躍らせた。
#呟怖

妻のママ友が夜に洗濯物をたたんでいると、

ジー、ジー

おもちゃのカブトムシがゼンマイの音を立てながら、おもちゃ箱をよじ登って箱の中に入った。

疲れているんだ、と思ってその日は早めに休んだ。

翌日、洗濯物をたたもうと部屋の扉を開けると、ゼンマイのカブトムシが飛び回っていた。
#呟怖

彼女を亡くした友人が、霊媒師に降霊してもらいに行ったが、既に彼女の霊は浄化され、この世に呼び出せなかったそうだ

「彼女を笑顔で送り出したいのに、俺に未練を抱いていて欲しくて、祝福出来なくて、そんな自分が許せなくて...」
友人は泣いた

その夜は男達をありったけ呼んで飲み明かした
#呟怖

マックに行くと、店員が1人だけだった上に、メニューの写真と似ても似つかぬバーガーが出てきた。
食べてみると激しくマズい。

文句を言おうと厨房を覗くと、さっきの店員が、
「ワシが考えた方がウマいんや。ワシが考えた方がウマいんや...」
と呟きながら、真っ赤な何かを切り刻んでいた。
#呟怖

老師から魔封じの法を師事して貰う機会を得た。
邪なものを青磁の壺に封じる高等呪法だ。

俺は念を壺に送りながら呪文を唱え、印を切った。

「......娑婆訶!」
裂帛の声とともに、「力」を解き放つ!

気がついたら壺の中にいた。
#呟怖

気が触れて喚いている老人と、そばに寂しそうに佇む軍人の霊を見かけた。

老人はかつて軍人を裏切って死に追い込み、その際に巨額の利益を得ている。
罪の意識は老人をさいなみ、目の前の軍人を復讐の悪鬼としか捉えられない。

軍人は老人を許し、友情を回復したくて現れているというのに。
#呟怖

苦労して電車の運転手になった知人がその職を辞した。

「もう人を轢きたくないから」
だという。

「だから自殺って最低だ」
俺が憤ると、
「少し違う」
との答え。最も精神的にキたのは、
「通学中の女子高生を轢いたとき」
だという。
何故そんな事が起きるのか。それは教えてくれなかった。
#呟怖

「最近窓ガラスを割って押し入る強盗が出ています。この人物に心当たりは?」
部屋に訪れた警察は1枚の写真を見せて聞いてきた。
隣の住人だったのでそう答えた。
その後暫くして玄関ドアのスコープを覗いてみると、血だるまの警察が転がっていた。
俺の部屋の窓ガラスが破られる音が聞こえた。
#呟怖

友達と下校中の事。
「じゃ」
と言って別れた友達に、トラックが突っ込んできた。
が、眼を開けるといつもと同じ光景だった。

「今、操作ミスっちゃってさ」
後ろから友達の声が聞こえた。
「気にしないで」

それ以来、俺はこの世界が何者かのゲームか何かじゃないのかという思いが消えない。
#呟怖

突然家の電気が消えて、暗闇の中、呻き声が聞こえてきた。
ビックリして外に出ると
「大丈夫ですか?」
と話しかけてきた人がいて、霊媒師だというので除霊してもらった。

何が怖いって、始めの怪異も、その自称霊媒師が仕組んだトリックだったって事。

眼を疑うような請求書が届いた。
#呟怖

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