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パンダ番長|17ページ目 - 呟怖.ORG

呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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呟怖.ORGと参加について

散歩中、植え込みの陰にピンク色の可愛らしい花を見つけた。
撮影しようとスマホを近付けると、猫の鳴き声。
よく見ると花の奥に猫が倒れている。
引っ張り出してあげようと手を差し伸べると咬まれた……猫にではなく花に。
「痛っ」
「痛っ」「痛っ」「痛っ」
花が口々に私の声真似をする。
#呟怖 https://t.co/e5ebxAU8qi

その店のバイトは誰であれ新人は「一年目」と呼ばれる。
二年目は「二年目」、三年目は「三年目」、その次はなく四年目を迎える前に必ずクビになる。
あるときバイトを通じて付き合い始めたカップルが店で互いの名を呼んだ。
その後彼らは自分たちの名を呼ぶ空耳に一日中悩まされ、店を辞めた。
#呟怖 https://t.co/Sb6cfatnsT

タクシー業界では客を取ってはいけない道というのがある。特にあそこで白い服で髪の長い女は。
行き先は告げず道なりに進むよう頼み、途中で消え、後部座席には謎の液体……お決まりパターンだが実際に被害も出ている。

「今回も克服できなかったわ車酔い……また吐いちゃった」

#呟怖 #ダサ子さん https://t.co/ifcOLL3GtF

#呟怖
「本当にいいんだね?」
肯く彼女のシャツのボタンを一つずつ外す。その間に彼女は三編みをほどく。紅潮した頬を歪ませる笑みはもはや清純派の委員長ではない。
最後に眼鏡を外すと彼女の甘い声が僕に耳元で踊った……その声は僕に全身の鳥肌と僕自身とを立たせた。
彼女の

蝉に血を吸われた人の話はよく聞く。
ならば蝉に人を樹だと錯覚させることができれば面白いかもと研究を始めた。
体に止まった蝉を追い払わないよう筋肉を弛緩させる成分も含んだ香水……を目指していたはずなのに、なぜ今、私の脚はシロアリに喰われているのか。
痛みは感じないのが幸いだ。
#呟怖

上空より射す光に導かれ昇る一列の腸を見た

#縛怖 #呟怖 https://t.co/nz53VaISaY

幼い頃からよく冷蔵庫を開けては叱られた。
気がつくと開けちゃうの癖になってんだよね。

あるとき、いつものように冷蔵庫を開けてみたら……人と目が合った。
母さんがそいつを素早く中に引きずり込んで皆で喰った。
独りじゃなかったら危険なのは私たちの方なんだからねとまた叱られた。
#呟怖 https://t.co/RXwBKEm2j0

学校で『裸の王様ゲーム』が禁止になった。
王様役の子が「見える」と言い出したモノを周囲の子たちが見えるフリをする、ノリで遊ぶ他愛もないゲーム。
だがある日、王様役の子が、見えないナニカに吸われるように消えた事件が起きた。
あとにはその子の服だけが残った。
#呟怖 https://t.co/PsNvamGxEf

「パパ、むしさん」
チョウチョ好きの娘がブランコを指差す……が、蝶は見当たらない。
どこだろうとブランコに近寄ったときだった。
風もないのにブランコが動いた……いや蠢いた。
よく見ればロープにも支柱にも座板の代わりの布地にも無数の節足。
巨大な尺取虫が繋がって擬態していたのだ。
#呟怖 https://t.co/3fpMncih6M

帰宅するといつものように勝手にテレビが点く。
いつものように井戸が映り、いつものように髪の長い女が……今日は赤い服?
しかも井戸から上半身しか出てこない。
「す、裾を短くし過ぎちゃって」
テレビの前に置いたサンタ帽を取りに来るとき、けっこうなミニなのが見えた。眼福。
#呟怖 #ダサ子さん https://t.co/ifcOLL3GtF

暗く長い廊下。
左側には一定間隔で貼り紙付きの扉、その向かいの右側にはベンチ。
終わりが見えない廊下はなぜか引き返すことができない。
すぐ横の扉には『腕がもげた方、お待ちください』と……向こうのベンチには酷い火傷の人。
最初の方の突き指とか生爪剥いだとかで待っておけば良かった。
#呟怖 https://t.co/uH7LV0gYxf

なぜ嘆き怒り哀しむのです?
「私」は周囲も私自身も決して傷つけてはいませんし、むしろ感謝までされています。
最初に望んだのは私でしょう?
「私」は私のために頑張りましたよ?
それに一日おきに身体を返していますでしょう?
「私」よりも私を上手く扱えないなどと言われましても……。
#呟怖 https://t.co/zSHzUsQ6Bv

あの村の奴なら祭囃子を聞いて身が竦むのも無理はない。
四年に一度の夜祭りには黄泉瀬に亡者が群がり並ぶ。
逝方(ゆかた)装束に身を包んだ罪人が岸に立たされ、夜明けまで耐えれば赦される……まぁ建前だよね。
罪を犯していなければ引きずり込まれはしないのに、絶対に生き残らないんだから。
#呟怖 https://t.co/DT3CELpchQ

工場誘致の話が出て、神樹の森と呼ばれるその丘が古墳かどうか調査されることになった。

調査員が数名死んでから、村の年寄りが口を開いた。
かつてここを侵略して治めた豪族が先住民を人柱にして砦を建てたこと。豪族が滅んだ後に人柱の数だけ植樹したこと。今では心中の森と呼ばれること。
#呟怖 https://t.co/tAEUEcBXqQ

最後の手段でおまじないを試してみた。

その夜、窓の向こうにカエルがはりついていた。
大切に捕まえて箱に入れた。

次の夜、窓の向こうにカタツムリがはりついていた。
大切に捕まえて同じ箱に入れた。

明日の夜、窓の向こうに犬のしっぽがはりついてくれるなら、大切な息子は戻ってくる。

#呟怖 https://t.co/k8igEFnxQ2

@Mad8068 「ワシのひいじいさんのそのまたひいじいさんから聞いた話じゃ。生贄に捧げる者は、生贄にすることで龍神様のご機嫌がよろしゅうなると心から信じる者でないと意味がないであろうなぁとヤツラに言ったそうな。言葉の枷じゃな。それ以来、ヤツラは外から生贄を取れなくなったそうじゃよ」
#返怖 #呟怖

その鱗雲には妙な生々しさを感じた。
風の具合なのか、鱗雲を纏った空一面が一個の存在として蠢いているようにも見える。
やがて傾いた陽が鱗雲を赤く染め……いや、焼いている?
焦げた鱗が一枚、また一枚と剥がれて消える。
鱗の消えた空は夜だというのに痛々しい肉色で脈動していた。
#呟怖 https://t.co/Ol0HR3312l

@AtsushiOgita 千一人目を登録したときだった。
【おめでとう。登録が千を越えました】
【特典、登録者の一人を殺処分します】
【登録が九百九十九に減りました】
マジか?!
どんどん登録者を増やす。

しかし最初に登録した999人がなかなか死なない……気がついたら人類は俺とそいつらだけだった。
#呟怖 #返怖

いやいや猫の駅長とかとは全然違うから。
ヤマさんは刑事として立派に働いてんだよ!
フリマアプリを見せるとね、不機嫌そうにタブレット端末を叩くのさ。それでお気に入り、いやお気に触り登録された商品を調べると100パー盗品なの!

初日に猫パンチ食らった彼の心も既に盗まれてるっぽい。
#呟怖 https://t.co/k3stvOGk7o

丑の刻参りが本来は丑の年丑の月丑の日丑の刻参りだってのは知る人ぞ知るだけど、逢魔が時にも同様に逢魔が日ってのがあってね。
夏至の日の日没後、時刻でいうと午後6時66分。逢魔が日の逢魔が時。地獄へ通じる井戸が逆流する。
井戸の場所?
知らない方がいい。ロクなことにならないから。
#呟怖 https://t.co/hWNYpEjn12

「足りないなぁ」
ディレクターの一言で件の男が呼ばれた。
男は何もない空中へ刃が波形の短剣で何度か斬りつける。
「真夜中に羊を殺したら霊は眠れなくなるんデス」
確かにその後は最恐心霊スポットの名に相応しかった。

だがその夜から悪夢ばかり続く。
男が斬ったのは羊ではなく獏だった。
#呟怖 https://t.co/VkdABw5Fv2

動く歩道を逆走して戻る人々を大量に見た。
目を凝らすと、歩道終了地点に這いつくばる白い服の人影が見える。
何事かと動かない通路から回り込んでみると、髪の長い女性がその髪が巻き込まれないように必死に這ったまま動く歩道を後退っていた。
気持ちは分かるが、立ちなよ。
#呟怖 #ダサ子さん https://t.co/ifcOLL3GtF

街を見下ろせる高台の公園にあるそのブランコは、月の明るい夜に揺らすと、月が作る影にブランコ以外のものが見えるという。
亡くした我が子に会えると評判になり、今宵も誰かが揺らす。

でも私は知っている。
本当の子供が来なかったとき、親が来てくれない子たちが代わりに座っていることを。
#呟怖 https://t.co/89VHt3U7Qi

夕焼けが燃えるように濃い夜は宵闇機関車が走る。

陽の光から逃れ夜の闇に隠したい想いを幾つも焚べて走る汽車には、自ら死を選んだ者が乗る。
汽車の吐く煙に触れた人は、彼らに夢で遭うという。

一度は死を覚悟した私が人生をやり直そうと思えたのは、見知らぬ誰かの無念を夢で観たから。
#呟怖 https://t.co/S03Fr7z1WT

アフリカのとある部族には死んだ仲間を食すことでその者の優れた力を受け継ぐ文化がある。足の早い者なら足を、槍が上手な者なら腕を、賢い者なら脳を。
調理死も同じ考え方だ。優れた功績を挙げると調理死免許を賜り、死ぬと食される。
かくて優れていない者ばかりが残り人肉食は禁忌となった。
#呟怖 https://t.co/xMTtmucubA

私?
ここに囚われているの。
数多の異形に囲まれて。
いつか現れる王子様を夢見ながら。
貴方?
貴方は王子様にほど遠い。
苦しい?
それは毒のせい。
王子様失格だけど苦悶の表情は素敵。
漆喰で塗り固めて新しい魔除けにするわ……私の中に潜むモンスターを追い払いたいの。
力を貸して、ね。
#呟怖 https://t.co/pXsigQOPya

「何て書いてありました?」
「現代の言葉だと……君死んでるよ。気づいてないの? って」
それを告げた途端、ガイドの若者は死んだ。
死体を担いで村へと戻り事情を説明する……御神体に刻まれた古代語の内容を告げると村人たちも次々と死ぬ。
私の心臓も止まる。
そういや昨晩、宿屋の娘と。
#呟怖 https://t.co/zfnacPHBRp

「ルームメイトが寂しがるんだよ」
無断欠勤した同僚に電話をかけたがそれしか言わない。
社宅、それも独身寮で?
彼の部屋を訪問してみたが不在で、そのまま失踪扱いになった。

二ヶ月後、不法投棄された車のトランクから同僚が発見された。彼が抱き締めていた死体は死後一年が経過していた。
#呟怖 https://t.co/drHULg9g11

この時期、帰宅したら手洗い、うがい、コタツをつける。
そしてシャワー、着替え、今日のカップ麺を選んでから電気ポットに水を汲みテレビと共に電源オン。俺はコタツイン。
するとまず井戸が映り白い薄着の女が這い出しテレビから出てきてコタツイン……猫だと思うことにしている。
#呟怖 #ダサ子さん https://t.co/ifcOLL3GtF

娘は幼い頃、必ず人に尻尾をつけて描いた。尻尾の先には大きな四角。
何かと問えば「かばん」と答える。人より大きな鞄もあった。
中身を尋ねると「ママのはもっとほめて、だよ」と言われドキッとした。当時の私は承認欲求の塊だったから。

孫娘も同様に鞄を描く。私の鞄はあの頃より小さい。
#呟怖 https://t.co/O5KJeuRh7I

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