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パンダ番長|13ページ目 - 呟怖.ORG

呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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呟怖.ORGと参加について

その店を訪れる者は決して口を開かない。出されるメニューは全ておまかせ。

「どうして俺をここに連れてきてくれたのかわかったよ。長年の疑問が解けた。海亀のスープと同じ味だった」

店の名前は『ひかりごけ』。
店主の首の後ろに光の輪が見えない人は、食べずに店を出た方がいい。
#呟怖 https://t.co/7KGzKr1dH9

四人目の夫を喪った。哀しみの涙ももう枯れた。母が試した限りでは愛人でも大丈夫らしいけど、私はそこまでドライにはなれない。
家に捕まっている私のために犠牲になってくれるのだから、せめて契約くらいしてあげたいじゃない。
でも本音を言えば、早く娘を産んで育てて、私も解放されたい。
#呟怖 https://t.co/CfOb5DfIR2

狭き門を見事合格とか凡百の自慢話が列を成す宴席を下戸だからと退出した。
先輩のへつらいを猿真似する人生は私には無理だ。
見上げた空は東から暮れ青き闇に点る星々を繋げて……真逆?
「濡れてる」
気付けば河の中。瞬いたら救急車の中。
奇異なことにあの親切な声は去春に身罷りし父の声。
#呟怖 https://t.co/z7fcHu9jgK

普通の自販機はお金入れて商品を貰うじゃん。あれは逆なんだ。
銀行口座を入力して商品を選んでボタンを押すと、口座にお金が振り込まれる。
オススメは腎臓ボタン。間違って二回押すなよ。隣の心臓もうっかり押すなよ。キャトルミューティレーションか尻子玉かってみたいに一瞬で抜かれるぜ。
#呟怖 https://t.co/fYUd6ADdcC

彼は毎日職場から出た直後、あそこで立ち止まり携帯を開く。ルーティーン化した行動が茶渋みたいに空間にこびりつく。古い建物だからね。
あっちの彼女のは退社後よく忘れ物に気付いて走って戻るとこ。
どちらも実体はないから互いにすり抜ける。いつか恋でも始まらないかな――ああこれは独り言。
#呟怖 https://t.co/6ZRkpYt4wn

そのキャンプ場は夜中に女性が消える。でも翌朝にはちゃんと戻ってきて、その間の記憶はない。
PV欲しさに私はそこに一泊した。
でもなぜか生配信は途中で止まってたし、記憶はないし。
それで終われば笑い話だったんだけどね、それから一月程経ったある日のこと。私はウサギを四羽も産んだ。
#呟怖 https://t.co/LJz5012VXf

若くして村長を継いだ十三代目は、彼なりの情熱で私財を投入し、小さいながらも温泉を掘り当てた。
蔵の文献から見つけた古い村名を使用し石碑を建てた直後、彼は事故で死亡し、石碑も壊された。
彼は知らなかったのだ。忘帰という名の地が、帰る場所のない者が集められた流刑地であったことを。
#呟怖 https://t.co/KkfwfLSRGu

とある工場の向かいの緑地にはポツンと一つだけブランコがある。
どこにも入り口がない壁に囲まれた工場と緑地は所有者も不明。
付近の工場に勤める者は近寄らない。
あるとき罰ゲームでこのブランコに乗ろうとした者が居た。全て鉄製のオブジェでピクリとも動かなかったと言う。
#呟怖 https://t.co/lGfXhe14G7

於菊虫(オキクムシ)。
井戸の中で皿を数える、いわゆる皿屋敷のお菊さん、その怨念が虫となったもの。
もしも枯れ木に大きな皿の形の羽根を持つ蝶が居たら、それは於菊虫の成虫だ。捕らえられたなら良いことがあると云う。
ただその際、皿の様な羽根を少しでも傷付けたなら命を落とすらしいが。
#呟怖 https://t.co/wu4EQDss5Q

@tsulalakilikili #呟怖 も、誤字脱字があるときに限ってやけに早く反応をいただいたり……|_・) まあ、他所様のを読んだ時に誤字脱字見つけても元の言葉がわかる場合は「ナカーマ」とか思って気にせずイイネしたりってのは自分もあるなー、そういえば。

樹漏れ陽と風が時折あの子を描く。影のあの子は笑ってくれる。
それがただただ嬉しくて私はそこに立ち尽くす。
凪いでも影は動いてる。ここを掘ってとざわめいて。
言われた通りに掘り返し、途端にあの子が消え失せる。
喪う哀しみもう何度噛みしめたかもわからない。
あの子の影がまた見える。
#呟怖 https://t.co/APMwiMXTMS

相談者から採血された血はすぐさま別室へ。やがて看護士のインカムに結果が届く。
性格とオススメ職業を告げられた相談者の表情が明るくなる。
「ありがとうございます。挑戦してみます!」

血の味に性格とか職業が出るよねと何気ない雑談から始めた占いだったが、今やハロワとして大盛況だ。
#呟怖 https://t.co/gwxwYd4Wwh

町で一番有名な死体と言ったら芙宮上人だ。江戸時代の名高い僧侶で民のため即身仏となられ、現在はまだお山の土の中。
200年経ったら掘り返して欲しいと、その言葉通り二百年目の今年……掘れども掘れども芙宮上人は見つからず。
代わりに見つかった幾つもの死体が多くの未解決事件を解決した。
#呟怖 https://t.co/PtRM6gbmZQ

公園を散歩中、小高い場所の小さな庵から視線を感じた。
庵に至る階段を登ろうとして、階段に何か書いてあることに気付く。
「ぶちとちんぞくはここにおいて」
「ここでくつをねいで」
「ここでふくをねいで」
ひらがなが微妙。
試しに小石を放ると、庵から可愛い猫の手が出かけて引っ込んだ。
#呟怖 https://t.co/zyYdkNDrXN

暗く長い廊下。
左側には一定間隔で貼り紙付き扉、その向かい、右側にはベンチ。
終わりが見えない廊下はなぜか引き返すことができない。
すぐ横の扉には『腕がもげた方、お待ちください』。
一つ先のベンチに座った人は途端に全身火傷。
最初の方の突き指とか生爪剥いだとかで待てば良かった。
#呟怖

校舎裏での度々の焚き火が問題になった。付近の住民のクレームが来るまで校内の誰もが気付かないことも。
僕は偶然その焚き火の現場を目撃した。
「なんで焚き火?」
夏が近いのに。
「焚き出し。このへん誰もご先祖様にお線香お供えしないの。視てて可哀想で」
だから僕もつられて来たのか。
#呟怖

火の玉を見たことがある?
僕はある。しかもたった今。
目の前に現れた火の玉から黒い紐のようなものが垂れ下がり、火の玉の直径が小さくなるにつれてその黒い紐に粘り気のある白いものがまとわりついて……慌ててスマホで撮影したときにはほら、もうこんなロウソクみたいなものだけが残って。
#呟怖 https://t.co/JnWFfCZwU8

@O8g31QtzkF3eTFT @tubu33fukuro その蓄音機はとある貿易商が若く美しい妻のために用意したものだった。仕事で海外へ行く彼は家で待つ妻への愛の言葉をレコードに吹き込んだ。
しかし予定より早く帰り妻の不貞を発見した彼は、ノロケのレコードを全て妻に挿し、それ以来この蓄音機はノロイの言葉しか吐かなくなったとか。#呟怖 #返怖

@matatabinbin48 「じゃあ、俺から」
友人は語り出す……その背後に、友人の声ではない声が幾つも重なる。それぞれ違う話をしているようだ。
「どうやら、俺には8人憑いてるらしくてさ。しかも全員、怖い話好きなんだ。さあ、9話終えたぞ」
友人が吹き消すより早く、八本のロウソクがフッと消えた。
#呟怖 #返怖

まず玉ねぎ(隠語)をみじん切りにし炒め(隠語)る。
次にひき肉(隠語)に塩(隠語)を加え粘りがでるまでよく混ぜ、パン粉(隠語)、玉子(隠語)、先述の「玉ねぎ」を加え、叩きながら空気を抜き、楕円形にまとめる。最期に真ん中を窪ませたら、鉄板の上でよく焼きます。
「ハンバーグ(隠語)」の方法。
#呟怖

花は植物の生殖器だと言った人がいる。皆、生殖器の美しさを褒めそやしているのだよ。人を花に例えるのは滑稽な話だな。ところでこの花を見せたいだなんて君は言外に何を伝えたいんだい?
彼が興奮するのも無理はない。
植物で言う花弁である私は、連れてきた餌の判断力を失わせる匂いを出す。
#呟怖 https://t.co/xsflXsSXPh

@molmol299 @tubu33fukuro でもやっぱりラスクは作った。
作ったからにはと一つ口に放り込む……歯応えがいい……じゅわっと肉みのある味が口の中に広がる……これ塩もう少し入れたら美味しいかも……でも歯応えがいい……クセになる……結局全部食べてしまった。
「ねぇあなた、ちょっと味耳していい?」
#呟怖 #呟怖耳袋 #返怖

幼い頃は遠くの音を聞くことができた。
布団に入り片耳を塞ぐと次第に近づいてくる。兄の深夜ラジオも、両親の秘め事も、隣の家の会話まで。
あるとき、どこまで聞こえるか試してみた。好きなあの子の家へ。
「気持ち悪い蝸牛!」
何かが潰れる音がして以来、片耳はずっと聞こえない。
#呟怖 #呟怖耳袋

@YASHIRO82983861 @tubu33fukuro しかし帰宅したときにはもう娘の手には何もなく、あれだけ流暢に喋っていた侍の話も「よくおぼえてない」とのこと。おや、誰か来たようだ。
ドアを開けると耳のミイラが二人立っていた。
「昨日、助けていただいた耳です」
お礼にとミミガーをもらったが、食えるかぁ!
#呟怖 #返怖 #呟怖耳袋

チューリップだと戴いた球根を育てたら耳が咲いた。
いや恐らくは花なのだろうが、カールして重なり合う肉色の花弁はどうにも耳にしか見えない。お気に入りの曲をBGMにした。

やがて花は枯れ、歪んだプラムのような唇型の実が生った。
実はあの曲を歌い出す……歌詞は念仏だったが。

#呟怖 #呟怖耳袋

盃貰いたてン頃、現場の人足集めやらされてな。
兄貴に「バナナ買うてけ」言われて、日雇いどもにおやつで配るンか思たら違うンよ。
危険な現場でなァ。すぐ死によるンよ。
ほいだら兄貴がそいつらン顔にバナナ挿して「バナナは死体に入らない」って真顔で言うンよ。
以来バナナは食えねぇンよ。
#呟怖 https://t.co/AxfL7cftvv

安く美容整形できると評判のクリニック。その院長が逮捕されたが、証拠不十分としてすぐに釈放された。
民事訴訟も起きた。原告らの訴え内容は「涙袋を作る手術を受けたら霊が見えるようになった」。だが誰も立証できず原告側が敗訴した。

院長曰く「私が手術したのは耳袋」らしい。

#呟怖 #呟怖耳袋

福耳を指摘されるのが嫌い。
確かにクジもビンゴも懸賞もよく当たる。
でもね、運が良いわけじゃない。何か当たる度に悍ましい夢を見る。

「うつくしいあじ、で、みみ」

音だけのその悪夢から目覚めると、必ず耳が濡れている。

あとうちの一族は死後、焼く前に必ず耳が失われる。

#呟怖 #呟怖耳袋

「ねぇパパ、なんで夕飯がバイキングなの? 朝じゃなく?」
「ハハハッ、実はそれが今回の特別ハント・ツアーの一番の売りでね」
「ライオン狩りじゃなく?」
「午前は準備運動さ」

ライオンのステーキをランチで食べた後、銃を斧に持ち替え兜を被る。午後はヒャッハーして狩った人を夕食に。
#呟怖 https://t.co/HM2ZsbKAuT

右手に急に重みを感じる。ああ、手が止まっていたか。
マウスから離した手を裏返し、宙空を指で掻くとゴロゴロと音が聞こえる。
アイディアがうまく形にならないときは休憩しろ――そう言いたいんだろ?
僕が煮詰まると撫でろと首を乗せてきた君。
今も見守ってくれている君。
いつもありがとな。
#呟怖 https://t.co/Z97ncSM5lt

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