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由(よし)|14ページ目 - 呟怖.ORG

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呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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新進気鋭のクリエイターが手掛けたプロジェクションマッピングは大反響を呼んだ。観客達の目に飛び込んで来たのは暴力を振るわれる女性と子どもーークリエイターの妻子であった。暴力を振るっているのは他でもない夫である。映像を掏り替えた方法は謎だがクリエイターは今、被告と呼ばれている。#呟怖 https://t.co/o47WJFBcEC

牛乳瓶の底の様な所謂瓶底眼鏡をしていた女子がそれを揶揄われ続けた事を苦に自ら命を絶ったのは私が学生の頃の話しだが彼女はテレビがブラウン管から液晶に変わっても「許さない」と云うノイズを入れ続け毎晩公衆電話からスマホに恨み言の留守電を曽てのクラスメイト全員に入れる事を忘れない。#呟怖 https://t.co/QsmhvUT3w2

“まほろば”と云う名のクラブで出会った僕達はやっと客と店員から彼氏彼女の間柄になれた。でも同棲を始めて直ぐに分かった。僕達は一緒にはなれないと。「僕達にとっての“まほろば”はあの店だけだったんだね」水を溜めた湯船に君の顔を押し付けつつ、たゆたう長い黒髪を眺めながら僕は独り言つ。#呟怖 https://t.co/zXc387Va7t

ある学校で一学年全員が行方不明になりそれと同じ数のモノリスが校庭に突如現れると云う怪事件が起きた。モノリスから消えた生徒達の遺伝子が出た為これが彼等の変わり果てた姿だと世間は認めざるを得なかったが“実験成功”と記された文書が極秘裏に教育委員会に提出された事実を知る者は少ない。#呟怖 https://t.co/3fVTZrqc6v

冷え切った夫婦の食卓に会話は無くテレビだけが賑やかだ。「うわっ」と俺は声を上げおかずに入っていた椎茸を摘まみ上げた。「椎茸入れるなって言ってるだろ。なめくじみたいで嫌いなんだよ」。椅子から立ち上がり妻は言う「だから入れたのよ」。翌朝から、食事は丼一杯のなめくじのみになった。#呟怖 https://t.co/GDlg213xNo

「子どもって本当に不注意だから気を付けろよ」「分かってる」。私の兄は八歳の時交通事故で亡くなった。一番星を探していて車に気付かなかったのだ。「伯父さんの忠告だ」「うん。伝えとくね」。すると兄はーー八歳の儘の兄の霊は姿を消す。墓前で妊娠の報告を終え夕空を仰ぐと、輝く一番星が。#呟怖 https://t.co/YQAgQFUi90

春を待たずに愛猫が逝ってしまった。所謂“ペットロス”と云うヤツだろうか。最近何もやる気がしない。餌皿も猫砂もアイツが大好きだった鼠の玩具も手付かずの儘だ。アイツの居なくなった部屋は独りでは寒過ぎて思わずくしゃみをする。
「にゃぁーん」
……そうか。未だここに居てくれてるんだな。#呟怖 https://t.co/Cusl2AB4Ja

石言葉が“潔白”であると云う理由から曽てトパーズは裁判に用いられていた。トパーズの粉を飲ませ無実なら潔白の象徴の白い衣を纏った姿に被告が変身すると信じられていたのだ。しかしそんな奇跡が起こる筈も無く裁判になったが最後たとえ潔白でも自白するまで拷問され罪人にさせられたのである。#呟怖 https://t.co/RAojlIqqX3

推敲を重ね誤字脱字が無いか確認し良し締切に間に合うぞと安堵した途端画面にエラー表示が。そしてデータ消滅と云う悲劇に見舞われ不貞寝した翌朝。ポストに昨夜消えた文章データが恐らく一字一句違わず書き写してある原稿用紙の束が入っていた。そして末尾には「いつも見てます」と走り書きが。#呟怖 https://t.co/cg6kVZXTGB

地獄の人手不足解消の為新たな地獄が生まれた。亡者は申請書の本当の山に囲まれ印鑑を握る。申請書にはこれから堕地獄する者の生前の所業が記され相応しい地獄が宛てがわれていれば押印するのだが間違った裁量をすると書類が延々と増え続ける。税金に関する悪行を働いた者への最新の地獄らしい。#呟怖 https://t.co/3tzFfzDAVK

黄色い長靴を愛用していた子がある日灰色の長靴で不思議だなと思った翌日その子は交通事故で亡くなったと聞いた。その後も急に灰色を身に着けた子が必ず交通事故に遭うので見掛ける度に警告し感謝されていたが「塾に遅刻する!」と灰色の髪を振り乱す子を黙って見送ったのはその子が嫌いだから。#呟怖 https://t.co/cGu8xhEXTY

雨宿りをしていると突如けたたましい鈴の音に襲われ音の方を見ると傘に鈴を目一杯付けたワンピースの女の子が居た。思わず眉を顰める私を見た彼女は「ご免なさい。私こうしないと轢かれちゃうんです」と済まなさそうに呟く。その時やっとワンピースを染める赤が花柄ではなく血液だと気が付いた。#呟怖 https://t.co/rVrD83HVLX

晴天に降る雨。赤い和傘の群れ。白無垢の花嫁。余りにも綺麗なその列に僕は思わず加わった。しかし狐の嫁入り行列だと気付き慌てて引き返す。家に逃げ帰った途端知らない老夫婦に抱き締められたがそれが年老いた両親だと直ぐに気付いた。僕が姿を消した数分の間にどれだけ時間が流れたのだろう。#呟怖 https://t.co/QvBPUGEu7a

真夜中。電車の通過前に踏み切りが普段とは違う警告音を鳴らすと遮断機がゆっくりと開かれる。深夜の踏み切りに集う人々には影が無い。彼等は退避せず逆に線路にどんどん近付き終に轟音を立て通過する電車と打つかり攫われて行った。“成仏電車”と呼ばれているそれは一年に一度死者を迎えに来る。#呟怖 https://t.co/hZ5jfRHlkB

「その地下道は戦時中駅として使われててね。今は廃駅だけど行ってみたら?」と戦跡好きの僕に教えてくれた教授は同時に「お供えに大福餅を持って行きなさい」とも言った。ここは戦後戦災孤児達の溜まり場であり命を落とした子も多いと聞く。大福餅をお供えすると直ぐに持ち去られ消えて行った。#呟怖 https://t.co/D9HeTK2so3

あの黒い家に近付いては駄目だとここで生まれた人間は必ず教えられる。この村は“不都合”を凡てあそこに“仕舞って”来た。村民と折り合いが悪かった移住者のAや酔う度に怒鳴り散らし周囲に迷惑を掛けたBに盗癖が抜けなかった前科者のC。そう云った人々はあの家に仕舞われある日突然姿を消すのだ。#呟怖 https://t.co/QZc3pEEBlF

桜の木の下に替わり今度は“花水木の下には金貨が埋まっている”と云う新たな噂が広まった。お蔭で街中の花水木の土が掘り起こされたがある木の根元から女性の遺体が見付かった。人々は皆「彼女から噂を聞いた」と言う。噂が広まったのは約一週間前。しかし彼女の遺体は死後一カ月は経過していた。#呟怖 https://t.co/L39fH9OBIw

隣人が何者かに命を奪われた。防犯カメラに眼鏡の男が映っており警察は情報提供を求めるポスターに“眼鏡の男”とのワードを入れ捜査に当たっているが犯人は未だ捕まらず謎は深まるばかり。私は隣人を手に掛けた直後眼鏡を捨てコンタクトレンズにしたのだが意外とバレないのだなぁと感心している。#呟怖 https://t.co/rKsWnReUOv

幼稚園で家族の絵を描きましょうと云う事になったのだが一人の子が不可思議な絵を描いた。黒い人影が三つ。頭は人間とは思えない形で角の様な物が三本生えている。背景は赤黒く塗られ不穏な雰囲気が漂い(若しや虐待では?)と心配になったのだが当の本人は「皆大好き!」と満面の笑みなのである。#呟怖 https://t.co/fvKJAQMjfn

“出る”と有名な廃屋へ赴き撮影を終え帰宅。さぁ編集だと動画を再生すると「どうして僕はこんなところへ」と言った覚えの無い台詞とテロップが入っていた。怖くなったが先が気になり見続けると廃屋で僕が亡霊達に惨たらしく八つ裂きにされている。動画の中で断末魔の叫びを上げる僕と目が合った。#呟怖 https://t.co/U9XXTWZzJX

飼い犬に嚙まれたある男は怒りの余りその犬を壁に塗り込んだ。以来その家と一族には犬が憑いた。「で、俺がその末裔なんだよ」と友人は首筋にある嚙み跡の様な痣を見せてくれた。家は建て替えたが未だにコンクリートの壁に犬の足跡が出来たり強風の日には隙間風が犬の唸り声で吹き抜けるそうだ。#呟怖 https://t.co/mObAaKe1qz

幼い我が子を亡くし悲嘆に暮れる妻を夫は慰めたかった。毎年その子の誕生日には生きていれば恐らくそのくらいに成長したであろう大きさの白骨体を持ち帰って二人と一体でパーティーをする。それが夫婦の習慣になった。今年でもう何年目だろうか。老夫婦と成人の白骨体は幸せそうに誕生日を祝う。#呟怖 https://t.co/JzSzVBVUem

雨の日は彼等が良く“見える”。テニスコートで楽しむ彼等が。宙空の雨粒が不自然に動いたり途切れたり濡れたコートに足跡や波紋が現れたら邪魔してはいけない。立入禁止だ。でも好奇心に負けて邪魔に入った奴が居てね。そう。彼が両目を持って行かれた理由はそれだ。彼等は“丸い物”に飢えている。#呟怖 https://t.co/MQaeIDsFv6

この街で霊柩車を見た日は気を付けて。傘を差した方が良い。鉄塔が雨を降らすから。コンビニの駐車場も水浸しになるから滑らない様に注意して。店内の商品が濡れていてもそれはコンビニ側の怠慢ではないから腹を立てたら駄目だよ。どうしてそんな事が起こるのかって?この街は人の死を悼むのさ。#呟怖 https://t.co/hxmgzVBMsF

海外旅行で曽ての王族の城を改装したホテルに泊まった。革命で処刑されたこの国の最後の王の霊が今でも彷徨って居り心霊写真も撮れると云うオマケ付きだ。「断頭台で処刑されたんだっけ?」「毒薬じゃなかった?」。答えは直ぐに出た。苦痛に歪んだ首だけの霊ばかり写っている。成る程、両方か。#呟怖 https://t.co/UyuZBHaHFY

使われていない44番の下駄箱に死んで欲しい人の名前を書いた紙を入れておくと……そんな学校の7不思議の1つを藁にも縋る思いで信じ苛めっ子の名前を書いて入れた。その日の夜12時。2階の自分の部屋の窓がコンコンと外側から叩かれ恐る恐る開けるとドローンが苛めっ子の生首を下げて飛んでいた。#呟怖 https://t.co/ICAiLsuKRl

喪服に身を包んだ参列者達は皆一様に暗い顔をしている。当然だ。葬儀なのだから。最後に故人が好きだった白い花を手向ける。堅く閉じられた棺の上に小さな花畑が出来上がった。ただ棺から漏れる「助けてくれ!助けてくれ!」と云うくぐもった声には誰も耳を貸さない。そして、棺は埋められた。#呟怖 https://t.co/1ekBbqgl16

嘘発見器ならぬ“嘘発見種”という妙な種を手に入れ説明書きの通りに疑わしい人物……私の場合は浮気を疑う夫の食事にその種を交ぜて食べさせた。翌朝「行って来る」と玄関に立った夫の右目は内側から突き破られそこには可愛らしい赤い花が咲いていたがこの花が“嘘を吐いている証拠”であるらしい。#呟怖 https://t.co/nHw8ofjwW9

薬缶に蛇口から水を注ぐ時零れない様に注意するけど薬缶その物は良く見ないでしょ?毎日見ている物の小さな変化には気付けない。だから私は薬缶と把手が繫がる部分に毎日塩を塗った。そして今日把手が取れて沸騰したお湯が妹に大火傷を負わせたの。良い気味。これは罰よ。家族皆で私を苛めた罰。#呟怖 https://t.co/JknqggR74M

良く見る夢に知らない古民家が必ず出る。曽ての祖父母の家か?と両親に尋ねるが“違う”と言われた。ある日警察から電話が。山奥の古民家から乳児の白骨体が見付かりDNA鑑定の結果私と同じ物が出たと。後々知ったのだが一卵性双生児はDNAが同じであり、また母は父の知らぬ場所で私を産んだそうだ。#呟怖 https://t.co/3Kkj6EJ82k

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