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青山藍明&トトちゃん@「お嬢様といちごオレ」受賞|13ページ目 - 呟怖.ORG

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呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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#呟怖 午後2時。こちらへ向かいます、という電話がかかってきた。とうに電話線を切って、インテリアにしている赤電話から。聞き覚えあるような、ないような微妙な声で。時間にあわせて、外出することにした。夕方戻ってみると、赤電話だけなくなっていた。警察には言わなかった。

#呟怖 ポケットに天ぷらをつめこんで、店長に連れられてきた男の子。よく見ると、近所に住んでいるMくん。お母さんはいつも、出かけている。電話もつながらないと、店長が苦い顔。ふわふわ、ひらひら。Mくんの近くを、派手な煙が舞っている。誰も気づいていない。Mくんさえも。

#呟怖 屋台が連なる路地で、いいにおいに誘われ串焼きを買った。なんの肉?と訊くと笑ってごまかす。いやあ、いやあ。いやあ、いやあ。屋台の裏から、悲しげに泣く声。ああ、つぶしたてなんだそいつは旨いね。ぼくはかぶりついた。あの子の乳房と同じ味だった。もう一本もらおうか。

#呟怖 ママはいつも、うそつきだ。おともだちや、おきゃくさんがくるとき、ぼくをとじこめる。こどもはいないって、きこえているよ。ぼくはわざと、おおきなおとをだしたりする。あとでママに、たくさんおこられる。あるひ、ママはぼくをおいていった。でも、すぐみつけるよ。ぼくとべるもん。

#呟怖 血眼になって書き損じを探す目が、そこかしこからやってきます。もう耐えられないので、逃げることにしました。ですから探さないでください。書き置きは妻の涙でにじんでいた。楽しみが一つ減って、私はため息をついた。リビングに並ぶ妻の名を記した、記念品を壊しつつ。

#呟怖 路地から女がひょっこり、顔を出している。ほほえむ瞳は黒く大きく、美しい。見とれていると、ぐいんと青白い腕が伸びてきた。慌てて逃げる背中へ「もう少しだったのに」って声がした。ずいぶんとしわがれた声だった。友人に話すと、「あれは私の」と言いかけて黙ってしまった。誰だろう。

#呟怖 度重なる、陰惨ないじめ報道に悩んだ政府は苦肉の策として「児童履歴書法」を施行した。友人関係を口頭で交わしたあと、相互の了承を得て「履歴書」を提出するというものである。結果、友人を選ぶようになった親同士のあいだで、トラブルが発生した。代行まで出回り、政府は辟易している。

#呟怖 一日なら一万円、二日なら五千円。メッセンジャーでまわってきた内容に、私は首をかしげた。今日から勤めることになった会社だから、知り合いなんかいないし、なんだろう。気にしないでいると周囲がざわざわし始める。やばい、ばれたかな。優しそうな先輩が、眉間にしわを寄せている。

#呟怖
子供がしたことですから、大目に見てくださいよぉ。スマホをいじくりながら、派手な姿をした母親が言う。そいつの娘が、うちの犬を蹴ったのだ。幸い怪我はなかったけれど、飼い主としては黙っていられない。「こっち、見ろよ」怒りのこもる低い、男の声。犬が、母子をにらんでいる。

#呟怖 物置の柱に、落書きがしてあった。目をこらすと、なんだ、これは幼い頃の私が書いたもの。好きだった男の子や、アイドル歌手や、自分で作ったサイン。恥ずかしさ半分に、眺めていたら携帯が鳴った。母が出先で怪我したという。ふと、落書きのひとつに目が行く。ママ、バイバイ。

昼休み、弁当を食べようとしたらふたがあいていた。米の飯だけ、きれいに食べ尽くされていた。仕方なく売店へ行き、クリームパンとおにぎりを買った。教室に戻り袋を開けると、それにも食いちぎられた跡。袋ごと、ゴミ箱へ放り投げた。つんと饐えたにおいがした。弁当は、おかずだけ食べた。 #呟怖

#呟怖

猫が一点を見上げている。
そこで彼が括ったんだよ。
可愛がってくれてたね。

私はたくさん殴られたのに。

#呟怖
ね、どうしても出さなきゃいけないの?あたしのだいじなもの。ありえないじゃん、あたしはただ見てただけなのに。

あんたが飛び込むの。

道連れなんか、いやよ。

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