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星泉|8ページ目 - 呟怖.ORG

呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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呟怖.ORGと参加について

#呟怖
御伽噺に出てきそうな城に見たてたホテルのネオン看板に、翼が生えた覆面の少女が二人座っていた。眼下の有象無象を指差し、話している。二人は無垢で自惚れていた。悪い大人に騙されて死んだ。漸く何処へでも飛んでいける翼を得たのに。自分達を地獄に落した悪魔を探して、まだ天国へ逝けない。 https://t.co/WBSrqHH68C

#呟怖
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#呟怖
息がこもる暗闇にいた男の目に光が差し込んだ。盛夏の森の中、男は少年姿で佇んでいた。目前を蝶が飛んでいく。蝉時雨が降る階段を登った。蝶を捕まえ、毟る。直後、1メートル四方の穴に吸い込まれた。我に戻り、身も世もなく暴れた。直線に張った蜘蛛の糸のようなロープが括る首をへし折った。

#呟怖
男はヒーローに憧れた。後輩が、人間関係のトラブルで嘆いている事を知った男は助けてやろうと思いついた。悪者を負かし、弱者に感謝される妄想。男は“敵”を糾弾した。「余計なことを…」後輩は泣いた。助けてあげた“はず”の弱者の首を絞める結果になった。部屋で揺れる宙ぶらりんの足。

#呟怖
いつも独りの男に声をかけた。専ら話すのは私。幸せな話をする。その人以外がいかに恵まれ、愛されてるか。男の反応を見て微笑む。
もうすぐ破裂しそう。誰を攻撃するのかしら。人間は簡単に悪魔に心を巣食われて、地獄を生む。果実は破裂すると周囲に種を蒔く。刺激的で最悪な楽園は築かれる。 https://t.co/ShnttXMunD

#呟怖
空嘔に苦しむ妹の背を撫でると、口から赤黒い石がこぼれ落ちた。妹は大泣きして、石を抱き締め、赦しを叫んだ。病で臥せる彼女の部屋に飾られた石は、亀裂から乳白色の水を流した。酸っぱい臭いが漂う部屋で妹は安らかに死に始めた。生まれ出づることが叶わなかった子への子守唄を口にして。 https://t.co/gTDWSnfaPT

#呟怖
姉が死んだ。轢かれて弾けた体は線路に散らばった。葬式で初対面の親戚に姉はどんな人だったか、訊かれた。姉は嫌な女だった。「善人でした」本音を言った。“善人とは、悪人が現実に行っていることを夢に見て満足している”。プラトンは正しかった。両手が痺れる。断罪した感覚を思い出したから。 https://t.co/Gn6OK4dcEj

#呟怖
夜中に街の螺旋階段が回っていた。近づいて、思わず「えらいこっちゃ…」と呟いた。扇風機の前で言うとロボットのような声になる同じ現象が起きた。ふざけて「我々は宇宙人だ」等、色々言って遊んだ。後日、深夜に回る螺旋階段があの日の私の言葉を何度も再生し、街に宇宙人陰謀説が爆誕した。 https://t.co/oF96FfnQL6

#呟怖
昔から、何かとまとわりつく弟が嫌いだった。ある日を境に弟が2階に引き籠った。階段の上から、よく僕を見ていた。近づけば、拒絶された。

「当時の状況を詳しく話してください」
訪問してきた警官に強盗に入られた日の話を訊かれた。唖然は焦躁に変わる。僕は狂ったように2階へ駆け上がった。 https://t.co/WFyXrcCtGn

#呟怖
彼はよく海で過ごした。「ごめん」彼は私を遺して海に沈んだ。私は何度も海に潜った。遺体は見つからなかった。浜辺で拾った巻貝を耳に当てると、彼の声が聴こえた。『幸せだよ』貴方は海を愛していた。私よりも、ずっと。住まいの山あいの里で時折、潮騒の幻聴がする。さようならを告げたのに。

#呟怖
貧しい女は三十歳で死ぬ予定だったが、死神が命の火を消すのを止めた。「十年後、豊かな人になっていれば、火を消さない」と死神は約束した。
女は豊かな生活を手に入れるべく、目障りな他者を蹴落とし、苦しめた。十年後、蓄えた財産を死神に見せた。死神は女の火を消した。

#呟怖
本当に幽霊が出るオバケ屋敷に連れてこられたが、怖くて入場口で嫌がった。彼氏がキレた。「幽霊なんて怖くねぇよ!」「お客様」彼氏は屈強な店員に担がれ、中へ連行された。30分後。途中退出用扉を突き破り、地面に突っ伏して泣く彼氏の背に店員が札を貼った。以来、彼氏は幽霊を馬鹿にしない。

#呟怖
女の子は森で熊さんと出会いました。熊さんは『森は危ない、お逃げなさい』と言いました。引き返した女の子が落としたイヤリングを届けに、熊さんは後を追いかけました。走る女の子を見て、熊さんは獲物を追い詰める悦びを思い出し、襲いかかりました。飛び散った血は赤い花のようでした。 https://t.co/aSy4Pre0UR

#呟怖
連絡先を交換した先輩のアイコン画像は、顔が塗り潰された女性の写真だった。
「自信がないの」
数日後、兄のアルバムにあの女性の顔が塗り潰されていない写真を見つけた。女性の顔は少し先輩と似ていない。
「彼女は3年前に亡くなったよ。柏木さんと仲が良かったな」
柏木さんは、先輩の名字。 https://t.co/XXp9wcM5A3

#呟怖
「こいつは自分より下だ」
“弱い人”を見つけて、レッテルを貼りつける。これで不安定な心が落ち着く。優越感は精神安定剤だ。
夕方、一緒に歩く仲間達の影は伸びているのに、僕だけ小さい。それが僕の価値を表しているようで悔しかった。わざと彼らの影を踏む度に、僕の影は小さくなっていった。 https://t.co/NRIauBPqVs

#呟怖
温かな両親の元に生まれ、優しい友達と巡り合い、大切な人と結ばれた。子供を授かり、順風満帆。

幸せだ。幸せだ…。
涙が出るほど、幸せだ…。

浜辺で拾った瓶詰めの手紙は読み終えると泡のように消えた。私が見ていた夢も消えてしまった。

あれが現実だったら、私は死を選ばなかった。 https://t.co/IN3OEZKgwZ

#呟怖
昔、黒猫を飼っていた。出掛ける時、決まって玄関で送ってくれた。「またね、クロ」抱っこすると頬擦りをされた。仲良しだったクロは、何の前触れもいなくなった。
歳月が経ち、私は医者に末期癌を宣告された。余命、僅か。近頃、玄関の棚の上にクロが見える。また、頬擦りをしてくれるかい。 https://t.co/z9FtpwXfuk

#呟怖
十二件の猟奇事件の犯人は《作死家》と渾名された。火災で子供を喪った刑事が苦難の末に《作死家》を捕らえた話を世間は賞賛した。3年後、刑事は燃え盛る炎に身を投じて亡くなった。彼の死を聴いた《作死家》は滂沱の涙を流して拍手喝采し、自殺した。これらは現代の英雄譚として語られている。 https://t.co/Vkt4X8nzWB

#呟怖
机の中にぎっしり紙が詰まっている。「消えろ」「出ていけ」「地獄に堕ちろ」誹謗中傷の言葉の数々。こちらを冷たく射る十八の瞳、恨みの九の瞳、怯えの六の瞳。クラスメイトの視線を独り占めして、昇天しそう。でも、まだ。『目には目を』同程度の罰を与え終わるまで、死んでも死にきれない。 https://t.co/zPBtkP1god

#呟怖
僕の家では「正」を名前につけてはいけない。先祖に極悪人がいたんだ。先祖は人生で4回とても悪い行いをした。代官があと1回悪いことをした場合、死体を燃やした上で町中で引きずり回すと言った。先祖は最後の1回を前に死んだけど、代官との約束は血が絶えるまで、ずうっと続いているのさ。

#呟怖
「どちらかの穴を埋めろ」
二つの穴があった。一つは母国語の絶叫が聞こえる。二つ目は異国語の絶叫が聞こえた。
二つ目の穴に土を入れた。悲鳴が溢れた。何かを乞う、願う、求める声。言葉の意味が分からなければ、罪悪感が少ない。そうだ。穴の中身は人ではない、別の生物だ。罪悪感が消えた。 https://t.co/gOw1DOxbkU

#呟怖
“烏、なぜ啼くの…”
夕方のサイレンが響き、脳内で歌が谺する。
「烏はなんて啼いてるの?」
訊ねた娘に囁く。母から継いだ歌。聴き終えた娘は虚ろな目で口ずさむ。
「他の子にも教えて。皆でマホロビに行ってご覧」
噂は伝って広がり、子らの歌は黄昏に沈む。
―青き御魂、真なる滅びへ導かん。 https://t.co/6mhXLXaqiu

#呟怖
私はハロワの吸血鬼専門の相談員。よく同族の悩みを聴いている。
「人間の上司が4世紀も年下の癖に生意気」「にんにく畑で働かされるパワハラ受けてます」「残業終わりがいつも朝。日光で帰れないの」
悩みを聴き過ぎて真理を会得しそうだ。教会は無理だから、仏門に入ろう。出家先を探し中だ。 https://t.co/EMRLGondYE

#このお題で呟怖をください
#呟怖

お題「バケツリレー」

画像は、ぱくたそ様より拝借。感謝。(※写真はイメージです) https://t.co/GOlH3N2Rb3

#呟怖
見てごらん。空に綺麗な花火が上がっている。今頃、町の人々は“表”で祭りを楽しんでいるよ。私はこの町と人々が好きだから、想像するだけで嬉しいんだ。
そろそろだよ、祭り一番人気の大きな花火が上がるのは。君の命で、町はまた1年継続される。ありがとう。…次は“表”に生まれますように。 https://t.co/OkVKa3GauL

#呟怖
水族館の全フロアに柱状の水槽がある。生物はおらず、三角が書かれた撮影禁止の場所。
夜は光る海月がいると噂だった。
「海で昔、大勢が亡くなってね。海月ではなく、人魂で、三角は天国の在処を示しているよ。…だから、残念だ」
写真に映る水槽には苦悶に歪む人々の顔。
「留まってしまった」 https://t.co/2KAYmGK7c6

#呟怖
より良い環境を作ろうと、コミュニティに属する人達のために相談室を作った。誰でも気軽に相談できるので、愚痴をなんでも聞く駆け込み寺になった。相談室は機能しなくなって、廃止した。数日後に一人が悩みを苦に自殺した。大多数が相談室を廃止したせいだと怒り、相談室を作った者を迫害した。 https://t.co/nOl8UFBqZ7

#呟怖
息子が恋愛できないのは先生のせいです。どうして女の子を紹介しないんですか?周りが恋愛を楽しんでるのに、あの子だけ孤独なのは不憫です。助けなさい、教師でしょ。
先生、結婚されてますね。離婚してください。生徒への愛がない教師が、家庭で愛を育めませんよ。ふざけるんじゃありません! https://t.co/5BFEj37o8f

#呟怖
「家に野良猫が入ってきたから、捕まえて追い出して頂戴」
姑に命令され、ソファの下で威嚇する猫とにらめっこ。猫の鼻の下の大きな黒子みたいな斑があの人に似ている。
「…お義父さん?」
猫は哀しげに鳴いた。
『もう自由にさせておくれ』
猫は軽やかに窓から逃げた。
その姿が羨ましかった。 https://t.co/c9cKsKyAGj

#呟怖
息子を川に連れてきた。淵で女の子がこちらを見ている。みっちゃん。僕の初恋。結婚の約束をしていたが、川遊び中に亡くなった。ごめん。キミ以外の女性と結婚したよ。代わりに息子をあげる。抵抗する息子を淵に落とした。「お父さん、助けて!」溺れる息子に女の子がじゃれつき、淵に沈んだ。 https://t.co/t3ALSWbTwY

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