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НIШIХАТА Осахiро|23ページ目 - 呟怖.ORG

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呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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缶入りクッキーって、缶におもちゃ仕舞ったりしたよね。お土産のクッキーをつまんで話をしていると、彼女の顔色が変わった。どこかへメールを送っている。睨まれる。
「私の実家から古いクッキー缶が出てきたら、絶対に開封しないで。カセットテープのラベルは絶対に読まないで」
はい。
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ずっと入院している伯父が暇潰しに描く水彩画は、定年までずっと勤めていた高校の美術準備室から見下ろした、町の風景が多い。実際に見に行っているわけではないだろうけど、町が寂れるにつれて絵からも人や車が少なくなって行くのが気になっている。今描いている作品には一人も描かれていない。
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兄のPCは、以前に送られてきたPINで開いた。デスクトップのフォルダには、各種サービスのログイン情報が列挙。用があるのは……あった、これだ、wav.が並んだクラウド。再生すると、病みかけていた頃の兄の声と、言い争う誰かの声。生々しいパワハラの記録。仇は取る、そっちで待っててくれ。
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似た子を見たという、わずかな手がかりを頼りに、夜が更けるまで探し歩く。宿泊道具を叺に詰め、人が出歩かなくなる時間に物陰で休む。そうして何年経っただろうか。道路はアスファルトで舗装され、建物は鉄筋になり、街灯は至るところを照らす。闇は無くなったが息子はまだ見つからない。
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どこにでもある0のひとつが隣の行にいた/に恋をした。0と/は結ばれぬ定め、プログラムを書く時は乗算やそれを含む関数の前に必ずチェックを入れるのだけど、その0はどうやってか入り込んでしまう。モンテカルロの雛形を100万まわす内へ都合6回の侵入を果たされ、私はそのモデルを諦めた。
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隣家から来た見事なカボチャを前に、僕と妻は重苦しく沈黙していた。
煮付けには鰹出汁を使うか使わないか。
僕の出身、使う地域と妻の使わない地域の間では、過去に12回の戦争が起きており、7回目などは6回目の戦争の停戦協定締結後5分で始まったほど根深い対立がある。
なんてものを。
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死者の訪問から一月半。村人はほとんどが連れ去られ、食糧は朽ち、水は腐った。隠れ場所が幸いして辛うじて死者達の目を逃れた少女も、飢餓の手を免れることはできなかった。
村に残った最後の食糧は、硬いカボチャ。
しかし、それを炊く薪どころか、割る力すら、幼い腕には残っていなかった。
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「ハロウィンはね、昔のケルト人のお祭りなんだ。ご先祖様の霊が子孫に会いに来るって信じられてたのさ」
「ご先祖様だったの」
少女は何やら考え込み、YouTubeで見た記憶を頼りに、カボチャに飾り付けを始めた。
「何を作ってるの?」
「馬! ケルト風で首の無い馬!」
「日本の動画を見たな……」
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女神は僕らの国の秘された歴史を語った。飢餓、疫病、先住の人ならぬ諸族との度重なる戦争。
「女神よ、僕らは罪も無き数多の種族を滅ぼして」
「いえ、彼らは滅びませんでした。混じっただけ」
「混じった?」
「私たちの二本の脚、二つの目、赤い血。全て別々の種族から受け継いだものです」
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3歳の息子がコロコロを面白がる。ぺりぺりする音や感触が気に入ったらしい。じゃあおそうじたのむよー、と放っておいて洗濯物を干し、戻ってみると、もうじき完成する2000ピースのジグソーがコロコロをかけられようとしていた。
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ワスレナグサは日本にも自生種があるが、昔は無名の花だった。勿忘草という名前自体、独語名Vergissmeinnicht のほぼ直訳である。色はこの通り、日本には数少ない軽やかな青なのに、明治時代までは和歌にさえ登場しない。急に有名になったのは、この名に何か魔力めいたものがあるのだろうか。
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その村は、元は落武者の隠れ里だったという伝承がある。いつ頃の話だかは知らないが、戦に敗れた武者の一族が隠れ住む山間へ、落武者狩りが現れる。もはや戦う気力を無くした一族は手易い獲物だった。流浪の民となっていた落武者狩り一党はそこを所領として与えられ、やっと落ち着いたという。
#呟怖 https://t.co/WSLUSBGHPK

#呟怖 #このお題で呟怖をください 用の画像ですが、著作権がちょっと気になっています。営利を目的とはしない利用の範疇だとは思いますが、可能ならクレジット明記があれば安心です。出題者各位におかれましては、ご高配いただければ幸いです。

某国上空に現れた謎の飛行物体群は、居合せた青年の生配信のおかげで、3時間後には世界中にその異様な姿と乱舞する様子が知れ渡った。
これを見て笑みを浮かべたものがいる。
「勝てる。配備を急げ」
翌日、乱舞する未確認勢力と対峙したのは、一糸乱れぬ格子状の編隊を組んだドローンであった。#呟怖 https://t.co/suX20lttY7

「お前の地元、美人多いて言うとったな」
「高校入ったすぐは卒アル持って来いって言われまくったし」
「昨日の晩に通ったけど、どこのバス停でもほんとに美人多いな」
「待て。バス停つったか」
「車から見るだけやしな」
「みんな同じ顔じゃなかったか?」
「……言われてみれば」
#呟怖 https://t.co/cc9VTQ9hC7

路上に転がっている夢をよく見る。人も車も通らない薄暗い大通り。空は赤黒い雲が低く流れ、巨大な建物の巨大な看板はどれ一つはっきりとは読めない。ペダルトーンの完全五度がずっと響き、私は目しか動かせない。何か喜ばしいものが近づいていることは知っているが、来る前に目が醒める。
#呟怖 https://t.co/pqhZy9o5UR

ピットで弾いていてダンサーの動きが判るのかって? もちろんさ、耳は360°聞こえるからね。慣れたら足音でいろいろわかる。でも、あの時は聞こえるのが嫌だったな。知ってるかな、昔のプリマ・ドンナのPさん。もうダメになった脚で踊る音は二度と聞きたくないよ。
#呟怖 https://t.co/7DMM0JoBoE

昭和二十年代は、全国で杉の造林が盛んに行われた。杉の若木は鹿の食害を受けやすく、造林地用の案山子が工夫されたのもこの時代である。軍隊経験者が銃を構えて狙いをつける姿を作り、迫真の出来になったのだが、数年で諦められた。戦地帰りの作業員が反射的に銃撃してしまうからであった。
#呟怖 https://t.co/InNZGcDd8j

@unp_ractice クッキーでできてる星があるんです前は地球と呼ばれてたけど
#返歌 #呟怖 #返怖

クッキーをたくさん焼いて待ってるよもうすぐ五個めの町が埋まるよ
#呟怖 https://t.co/7zfGvY5VvB

コーヒーに映る淀んだ僕の目の後ろに見える君じゃない人
#呟怖 https://t.co/7zfGvXOkE3

うちの村で無闇にノウゼンカズラが流行ったことがあった。テレビで紹介されたわけでもなく、造園屋さんが安売りしたわけでもない。全く原因不明だ。村中に艶やかな橙色の花が咲いた夏は、当地の農民の籠もる城が落城してちょうど四百年目だったが、植えた村人は誰一人それを知らなかった。
#呟怖 https://t.co/IIAdADQ46Q

尋ね人の貼り紙には、良くない筋の人が逃げた人を探しているものもある。情報提供の連絡先に警察署の電番が書いてあれば本物だ。
この貼り紙にはちゃんと地元警察署の番号があるのだけど、名前が塗りつぶされている。年格好や服装は半分くらい残ってて、顔は……何だこれは。
何を探せばいいの?
#呟怖 https://t.co/ROyFZDJ4qA

先週まで続いたひどい残暑も、ここ数日ですっかり和らいだ。日が沈むとともに、■■が街の空気から暑気をかじり取って回っている。
オルガンの不協和音のような声が轟く。出発の合図だ。季節の移ろいを追って、■■はまた旅に出る。
#呟怖
#むちゃぶり怪談 https://t.co/zPgkZlmSuL

・ベランダ
カーテンの下の隙間から白い足が音もなく歩くのが見える。ほほう、高層階なのに忍び込むやつがいるのか。カーテンを開ける。白い猫が驚いた顔をする。猫。ペット不可物件だぞ。悩んでいるうちに、猫は防火板をくぐって隣へ行った。最初に見たのは足袋履きの人の足だったと思ったが。
#呟怖 https://t.co/RpL9K2hffw

うちの村では、田んぼの案山子には顔は絶対に描いてはいけないことになっていたが、いつまでも迷信の時代でもあるまい、少しでも賑やかにしようじゃないかと顔を描いたのが4月頃。7月にはカラスも馴れたのか、案山子の肩や頭に止まってつついていた。
そして10月。カラスは人を襲っている。
#呟怖 https://t.co/InNZGcDd8j

「おばあさん、お迎えに来たよ」
「満月の晩とは気が利くね」
「まあね。もう一つご褒美があるんだ」
「おや。夜桜……何十年ぶりだろう」
「あの下でおじいさんも待ってるよ」
「ありがとうねえ」
#呟怖 https://t.co/DEtir4p16u

噓? じゃあ、いつも一緒にいる美人さんは誰だろう? 70cmのガイドバーをつけたチェーンソーを町中で持ち歩く人は珍しいから、取っ替え引っ替えってことは無いと思うけど……顔が思い出せないなあ。
#呟怖 https://t.co/hCwTtovEzp

2.映画館
4分の1円の、中心の方が石段の上のステージになっている半地下。照明は無い。廃墟みたいだけど、私はそこが映画館だと知っている。ドリンクコーナーでアイスココアを注文すると、顔がわからない店員さんが自分を覚えているか訊く。答えられない。宙に浮いて上演を待った。
#呟怖 https://t.co/POeZY4lN2n

5.花占い
花占いを作ったからやってみろと言われたが、まず画面に出てくる花の名前からわけがわからない。選びようが無いので適当にボタンを押すと、今度は目玉焼きの黄身が破れるとか家の鍵をかけたか心配になって2回戻るとか、地味にイヤな結果。
「おい、何なんだこれは」
「当たるんだぜ?」
#呟怖 https://t.co/POeZY4lN2n

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