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月浦影ノ介|20ページ目 - 呟怖.ORG

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呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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呟怖.ORGと参加について

#呟怖 退屈な午後の授業。窓際の席から外を眺めると、校庭の片隅に誰かが立っていた。こちらに向かって大きく手を振る夏の制服。顔はよく見えない。チャイムに気を逸らされ、再び視線を向けると既にその姿はなかった。近くの雑木林から数年前に失踪した生徒の遺体が見付かったのは、その翌日の事だ。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1117853374190215170 

#呟怖 夜中、コンビニの駐車場に車を停めた。ふと隣に停まったタクシーに視線を向けると、後部座席に座った男がこちらを見ている。顔中が血に染まって真っ赤だ。やがて運転手が戻ってきてタクシーに乗り込み発進した。後部座席の男に気付いた様子はない。タクシーの表示灯は明らかに空車であった。

#呟怖 最近、幼馴染みの女の子が頻繁に夢に現れる。彼女は十歳で事故死した。大人になったら結婚する約束だった。互いの左手の小指に赤い糸を巻いて。このままでは命を取られると思い、小指を自分で切断した。最後に夢に現れた彼女はひどく恨めしそうで、その左手の小指には切れた赤い糸が揺れていた。

#呟怖 満月の夜、お嬢様は街へお出掛けになります。私は時計台の下で待つよう命ぜられます。お戻りになられたお嬢様は少し獣の匂いがいたします。血の涙の意味は分かりません。その頃、街では満月の夜に現れる殺人鬼の噂で持ち切りでしたが、ただの執事である私に正体など分かる筈がございません。 https://twitter.com/magma_maniac/status/1114707952370241537 

#呟怖 彩り豊かに花薫る。山は春の賑わいである。ハイキングから帰る途中、四人の家族連れとすれ違った。両親と二人の子供。和やかに挨拶して通り過ぎる。その家族が遭難したと知ったのは夕方のことだ。捜索の結果、家族は遺体で見付かった。四人で仲良く、満開の桜の樹に首を吊っていたという。

#呟怖 #返怖 その店に通い出して暫くした頃、昔馴染みに再会した。気が向くと時々来るのだと言う。マスターや常連客が思い思いに怪談を披露する。聞いているだけで楽しい。やがて彼が席を立ち、また来ると言って扉の前で姿を消した。怪談好きが集まるBAR「亡者の丘」
訪れるのは生者だけとは限らない。

#呟怖 叔父の話。昔は外灯もなく夜は真っ暗だった。仕事帰りに川沿いの道を歩いていると対岸に何か灯るものがある。立ち止まって目を凝らす。二つの青い火がぼんやりゆらゆら絡み合うように揺れている。なんだか薄気味悪くなって立ち去った。若い男女の心中遺体がその辺りで見付かったのは翌日の事だ。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1113274964403060736 

#呟怖 この沼じゃ人がよく死ぬ。死体は上がらねえ。代わりに魚がたくさん獲れる。村の暮らしはそれで成り立ってる。人死が出た夜は沼がぼんやり光るんだ。それは無数の夜光蟲で、空に向かってわぁっと一斉に翔び立って。あれはきっと死んだ者の魂なんだろうなぁ。

爺さまはそう話す度に遠い目をする。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1113642557638995968 

#呟怖 娘がね、妊娠したんですよ。まだ未婚なのに相手は誰だと怒ったら荷物を纏めて出て行きました。そろそろ臨月を迎えるだろうって頃にようやく居場所を突き止めたんですが…。死んでたんですよ。アパートの部屋で一人。しかも腹を内側から食い破られて。娘は一体何を孕んじまったんでしょうねぇ…? https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1112834202695696384 

#呟怖 幽霊などいない。階段を降りてくる足音はただの家鳴りだし、毎晩の金縛りは疲れているせい。のしかかる髪の長い女は単なる幻だ。僕には幽霊なんて見えない。そんなものが存在するはずがない。自分に必死で言い聞かせる真夜中、ふいに耳元で「嘘つき…」と囁く声がした。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1112553794309521408 

#呟怖 春が巡る度、この宿の「桜の間」に泊まる。四方の襖に描かれた満開の桜。これを描いたのは私の祖父であった。完成から間もなく老樹が倒れるように死んだ。行灯に照らされた花盛りの向こう、ぼんやりと現れる人影はどこか祖父に似て懐しい。人影の前に供えた盃に、今年も春が来たよと酒を注いだ。 https://twitter.com/kurohacci/status/1111439357552922630 

#呟怖 羅城門を歩けば棄て子を攫うなど容易だ。食べ物を与えれば仔犬のように付いてくる。都の外れ、桜の樹の下。市女笠を被った鬼が待つ。我が子を失い悶死した女の成れの果て。哀れな我が妹よ。子供を喰い尽くすと鬼はさめざめと泣く。終わらない地獄。月明かりに桜が舞い散って今宵も見事である。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1110960036757438464 

#呟怖 彼女と関係を持ったのは過ちでした、とB君は語った。二人の関係がバレて彼女の恋人だったAが自殺しました。以来、彼女とは会ってないし消息も知りません。でも先日こんな写真が送られて来て。そう言ってB君は一枚の写真を見せた。彼女の遺影の横に「僕たち結婚しました」の文字が書かれていた。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1110666159395758081 

#呟怖 ゆらりゆらりと狐火揺れる。稲荷の杜の花咲く小径。誘うように行ったり来たり。ついて行ったら帰れんじゃろな。蒼い炎がとても綺麗で。日暮れの空に烏が啼いた。さようならと遠くで啼いた。父さま母さま悲しむじゃろな。弟いまごろ泣いとるじゃろな。お遣い帰りの幼き娘。お狐様に魅入られた。

#呟怖 毎晩、夢の中で人を撃つ。相手の顔は見えない。ただ影に向かって引き金を引く。不思議と意識は明瞭である。それにしても俺は誰を撃っているのか。訝しく思うが別に罪悪感はない。これは予告された運命だという確信だけがある。朝になるたび銃を手に取る。今日がその日でないことを祈りながら。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1106718504651096064 

#呟怖 誰かが捨てた石像の首。ある日、台を置き首を据えた。次に花を供えた。この首に祈ると願いが叶うと噂を流した。徐々に拝む人が現れた。やがてTVが取材に来た。それを観て全国から人が訪れるようになった。そして社が作られ神様として祀られた。石像の首はただ黙ってそれを見ているだけだった。 https://twitter.com/Nekozou_kuro/status/1109606654801117184 

#呟怖 雨が降ってきた。晴天である。こんな街中で狐の嫁入りでもあるまい。路地裏で黄色い雨合羽を着た子供が佇んでいた。ふいに喪服の老女が現れ、私に黒い傘を差し出す。雨合羽の子供がこちらを見ている。その容貌は死者の色だ。異界へ誘う通り雨。この傘を受け取ったなら、きっと最後に違いない。 https://twitter.com/noberuko/status/1109108278863101952 

#呟怖 幼馴染みからラインがあった。帰省したついでに廃校になった母校の小学校を訪れているという。「校舎の前でAに会ったぞ」「Aって誰?」「同級生だろ。忘れたか?」卒業アルバムを確かめたがそんな同級生はいない。お前、誰に会ってるんだ?と送ったが返信はなかった。以来、彼は行方不明である。 https://twitter.com/iBuKi_O428/status/1109447597918347264 

#呟怖 角を曲がると見知らぬ町であった。古びた灰色のビルが建ち並び、鉄塔の上で巨大な怪鳥が啼く。ここが何処か見当も付かない。ふと道端のお地蔵さまが目に入った。元の世界に戻してくれと手を合わせる。再び顔を上げると見慣れた町の景色。あれは白昼のまぼろしか。学生時代の不思議な体験である。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1109042830125629440 

#呟怖 ドアは外から鍵が掛けられていた。いくら取っ手を回してもビクともしない。僕は閉じ込められたのだ。開けろ開けろ開けろ開けろ開けろ開けろ開けろ。激しくドアを叩くと外から誰かの震える声がした。「お願いだからもう止めて」ふとドアに御札が貼ってあるのに気付く。「あなたはもう死んだのよ」

#呟怖 知人の話。帰宅するとアパートの隣室を覗く男がいる。声を掛けるとすぐ立ち去った。隣室に住む女性にその事を伝えると、彼女は男の人相を詳しく訊ね、それは離婚した夫ですと言った。しかしその夫は半年前に既に死んでいた。死んでも付き纏うなんて…と彼女は唇を噛み、それからすぐ引っ越した。

#呟怖 その坂道の途中に大きな木があって、枝に巻き付いたロープがぷらぷら揺れていたの。なんでロープなんかと思ったけれど、揺れ方が不自然なんでじっと見ていたら、ロープの下に人の身体がだんだん見えて来て。あゝここで首を吊ったんだなぁって。今も揺れてるよ。ぷらぷらぷらぷら。風もないのに。

#呟怖 さくら さくら 野山も里も 見渡す限り 死屍累々の花盛り

#呟怖 独り暮らしをしていた頃の事。隣室に住む男性が仲間内のトラブルで部屋から拉致され殺された。その様子を私は自分の部屋で震えながら聞いていた。警察には通報しなかった。関わり合いになるのが怖かったのだ。それ以来、夜中になると誰もいない隣室から命乞いの声が聞こえる。私はただ耳を塞ぐ。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1107568351478345728 

#呟怖 財布を拾った。十万円ほど入っている。札束を取り出し財布を捨てた。赤いお守りが中に見えたが知ったことか。金は遊びで全て遣い切った。良い気分で通りを歩く。と、いきなり車に轢き逃げされた。意識はあったので救急車を呼ぶため、懐の携帯に手を伸ばす。出て来たのはあの赤いお守りだった。

#呟怖 友人が死んだ。頭を半分、何者かに喰われて。変なドラッグにハマっていたという。その頃から様子がおかしくなり、怪物が視えると言い始めた。薬物の幻覚作用だと思われるが、果たしてそれは本当に幻覚だったのか。不可視の境界線の向う側。この世界には視えなくて良いものがあるのかも知れない。

#呟怖 赤信号を無視して急いで走った。大事な受験日。遅刻する訳にはいかない。走る途中、ふと違和感に気付く。自分の足音が聞こえないのだ。身体が異様に軽い。振り返ると横断歩道の真ん中にバンパーの凹んだ車と、その前に横たわる見覚えのある学生服姿。それが自分だと気付くまでしばらく掛かった。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1106081859283238913 

#呟怖 夜明け前。新聞配達中、ある家の前に小学生くらいの男の子が立っていた。僕らのこと新聞に載ってる?と尋ねて来る。何の事か分からず首を傾げると、男の子は無言で家の中に入って行った。その家で一家心中が発覚したのは昼頃だ。死亡推定時刻は深夜。死者の中には小学生の男の子も含まれていた。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1105385609856598017 

#呟怖 飛び込みの客が来た。いきなり部屋を追い出されたそうだ。「祈祷師なんか連れて来たんスよ」横暴だと憤慨する彼に、私はとある廃ビルを紹介する。最近は事故物件が人気らしく、入居者と部屋住み幽霊との間でトラブルが問題化していた。世は春の引っ越しシーズン。幽霊不動産は今日も忙しい。 https://twitter.com/kurohacci/status/1104513729914331136 

#呟怖 人を斬りたいと思った。やっと手に入れた稀代の名刀。その斬れ味を試したい。辻斬りに及ぼうと夜陰に獲物を探すが、寸でのところで怖気づく。斬りたい。斬ってみたい。池の面に映る満月が浅ましき己の貌を照らす。思わず抜刀し刃を首筋に当てた。音もなく命を断つ斬れ味は確かに名刀であった。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1103128093588258818 

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