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月浦影ノ介|18ページ目 - 呟怖.ORG

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呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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呟怖.ORGと参加について

#呟怖 運命の赤い糸はまだ小指に絡んで、まるで戒めのように私の心を呪縛する。引っ張られる。引きずられて行く。暗い暗い夜の向こう。黄泉平坂で待っている、あの人の元へ。 https://twitter.com/sachuta_0u0/status/1151870710546960384 

#月が綺麗ですねを1番ホラーに書いた人が優勝
月が綺麗ですね、と貴女は言った。旧い屋敷の縁側で、月の出る夜にだけそっと現れ、ただそれだけを呟いて消えてしまう。今宵は雲が月を隠してしまった。そんな日は何故か寂しくて、私は月のない夜空を眺めてこう呟くのだ。ええ、月が綺麗ですね。 #呟怖

#呟怖 足下の水溜りが灰色の空を映していた。魔女の呪いを受け、この森に閉じ込められてどれぐらい経つのか。もはや人だった頃の記憶すら定かではない。手足には苔が生え、背中からは枝葉が伸び始めている。いずれはこの森の一部となるのだろう。出口を求めて彷徨う緑の地獄。未だ死の救いは訪れない。 https://twitter.com/sorapoky/status/1150248076386291712 

#呟怖 窓の外を見ると自宅前をサングラスを掛けた高齢の女性が通り過ぎるところだった。ふと十年以上前に死んだ目の不自由な親戚の女性に似ていると気づいた途端、玄関の呼び鈴が鳴った。それは何度も何度も執拗に鳴り続け、やがてふいに止まった。恐る恐る玄関を開けてみたがそこには誰もいなかった。

#呟怖 森に放置された配管を見付けた。所々浮き出した染みが顔のよう。ふいに内側からコツンと音がした。何かを伝えるようにコツン、コツン…。外側からコツンと叩いてみる。すると錆び付いた蓋がゆっくりと回り出して。僕は慌てて逃げ出した。蓋が開く音。視界の端に映った影は明らかに人の形だった。 https://twitter.com/Cm4I4/status/1144298771628429312 

#呟怖 仔狐に手を引かれ鳥居を潜った。小雨に濡れる紫陽花が美しい。姫様がお待ちです、と仔狐は死んだ恋人の名を口にする。そういえば今日は七夕であった。さながら織姫と彦星か。またお前に逢えるなら、現世への未練など捨てて構わないと思った。彼岸へと辿る黄昏の小径。ただ雨の音を聞いていた。 https://twitter.com/8kou_hirano/status/1147356192840138752 

#呟怖 どこから現れたのか知らないが、巨大な化物に出逢った。西方浄土に向けて旅をしているのだと彼は言った。通る道を選べよ、皆が迷惑するじゃないか。苦言を呈すると、申し訳なさそうに頭を掻く。やがて戦闘機が飛んで来て彼を撃ち、身体は四散して街に銀色の雨が降った。彼に悪気はなかったのに。 https://twitter.com/okabanamitsuoni/status/1147134750571692032 

#呟怖 とある女子大生の話。雨の日の帰り道。赤い傘を差した人物がずっと後を付けてくる。相手の顔は傘に隠れて見えない。痴漢だろうか。「いい加減にして!」と怒鳴ると傘が落ちそこには誰もいなかった。驚いて一目散に逃げ出した。降りしきる雨の中を赤い傘が嘲笑うようにコロコロと転がって行った。

#呟怖 鬼の首を埋めたは良いけど身体はどこに行ったと思う? 実は毎晩、首を求めてこの辺りをうろつき回っているのさ。でも結界が張ってあるから肝心の首には辿り着けない。だから深夜、ここを訪れると首のない鬼が追い掛けて来るそうだよ。首寄こせ、首寄こせ…ってね。 https://twitter.com/usagamisousuke/status/1144903057177636867 

#呟怖 数年前、このシャッターの向こうで行方不明の女の子が発見された。部屋に閉じ込められ毎日食事を与えられていたが、不思議なのは誘拐犯の男は女の子が保護される数ヶ月前に、別の部屋で病死していた事だ。共犯はいない。じゃあその間、女の子に食事を与えていたのは一体誰だったんだろうね…? https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1126109948973215744 

#呟怖 カメラマンの知人に一枚の写真を見せて貰った。思わず吹き出し「ライオンってこうやって昼寝するんですか。可愛いですね」と笑うと「そう思うだろ?喰われてるんだよ」と彼は言った。事実、このライオンは跡形もなく樹に呑まれたという。冗談かと思ったが知人は真剣だ。アフリカの奥地だそうだ。 https://twitter.com/couchiyan/status/1144384065606258688 

#呟怖 三途の川の向こうにも地図はいる。これで先に逝った夫と暮らせますと老婆は言った。せいぜい迷わねぇようにな。地図を渡すと老婆は三文銭を見せた。いらねぇよ、そいつは舟の渡し賃だ。なに、これも俺の功徳になるのさ。頭を下げ立ち去る老婆を、あの世でも達者でなと見送った。水無月の雨の宵。

#呟怖 子供が行方不明になり村の消防団が出動した。雪の夜。捜索は難航しそろそろ中断しようという頃、戻って来た一人の団員の背中に子供がしがみついている。どこで見付けたと訊くとその団員は震えだし、子供はいつの間にか消えた。実はその団員が子供を殺し埋めていたのだった。地元で以前聞いた話。 https://twitter.com/efZtuJJp2mUKcTa/status/1144551143399251970 

#呟怖 伯母が十歳の頃、一人で留守番していると村役場のAと名乗る男が訪ねて来た。お父さんが事故に遭ったから一緒に来てくれと言う。不審を感じて玄関を開けず、やがて男は立ち去った。父親が帰って来て役場に問い合わせたが、Aという職員は実在したものの数年前に死んでいた。男の正体は分からない。 https://twitter.com/couchiyan/status/1143594436003106816 

#呟怖 夜中に目が覚め、電気の紐を引っ張ろうと手を伸ばすと何かを掴んだ。ひどくひんやりとして柔らかい。不審に思い暗闇に目を凝らすと、自分が掴んでいたのは天井から伸びた真っ白な人間の腕であった。驚いて手を離すとそれはスルスルと天井に消えた。従兄弟が会社の独身寮にいた頃の話である。

#呟怖 一番小さいのは幼い頃に死んだ弟の影。実体はないが影だけが成長して行く。いつも僕の後ろを付いて来る。友達は皆怖がって僕から離れた。ある日、弟の影を置き去りにして走った。死者のお守りはもう嫌だった。振り返ると弟の影が寂しそうに佇んでいる。そして何処かへ去って二度と戻らなかった。 https://twitter.com/moon04cat/status/1139768324617691136 

#呟怖 夫が死ぬ前、ぼんやり海を見とる事があってね。どうしたのって訊くと別にどうもせんって。海で見付かったのはそのニ日後。警察は自殺だ言うけど私はそう思わん。あれは呼ばれたんよ。昔じいちゃんが言うとった。海では時々「向う側」に呼ばれてしまうモンがおるけん。お前も気ィ付けろって…。 https://twitter.com/couchiyan/status/1138977511776198664 

#呟怖 懐かしい光景にふと既視感を覚える。派手なネオン、酒と煙草の匂いと喧騒、スナックの女たち。俺はこんな町で育った。父の顔を知らず、母と二人。ある日、母は男と共に姿を消した。路地の暗がりに立つ母の面影は、死者の記憶に違いなかった。こんな異国で独りぼっちで死んだのか、と涙が溢れた。 https://twitter.com/Take_irakusa/status/1142062417804795904 

#呟怖 階段を一つ下りる度に思い出す。難病の娘を救おうとして現代医療の限界に絶望し、禁断の行為に手を染めた。闇ルートで買った子供の心臓を取り出し悪魔に捧げる儀式。忘れていたのに。俺の過去を暴くなと叫ぶと、刑事に背中を突き飛ばされた。扉が開かれ、封印した過去が悪魔の哄笑と共に蘇った。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1141177059441434624 

#呟怖 友人の裏の顔は人形医だ。先日、傷みの激しい人形を持って行ったらこう言われた。
「お袋さん今まで病気一つしたことないだろう。全部この人形が引き受けてくれている」
それは母の嫁入り道具の花嫁人形だった。
「大事にしてやれよ」

その人形は今も、我が家の床の間に大切に飾られている。 https://twitter.com/txF9xDLPCDsARyK/status/1141552395882602496 

#呟怖 「波間に白いモノが浮いたり沈んだりしているだろう。浮魂(フダマ)といって、海で死んだ者の無念が寄り集まった化物さ」と父が言う。
人を水の中に引き込むの?と問うと「ただ浮いてるだけだ。運悪く触れると溺れるけどな」
海を訪れる度に思い出す。あれから僕は海で泳いだ事は一度もない。 https://twitter.com/moon04cat/status/1141205682906996736 

#呟怖 この前の事故、目玉だけ見付からないんだってよ。探しに行こうぜと、Aの発案で仲間数人と死亡事故の現場へ向かった。皆で探したが見付からず、夕暮れ迫りもう帰ろうと自転車に跨がるとAが悲鳴を上げる。彼の自転車の籠に誰が入れたか目玉がゴロリと一つ。警察沙汰になった。小学五年の夏の話。

#呟怖 隣の空き家の庭が丈高い雑草に覆われている。一家は夜逃げし管理する者がいない。ふと茂みの中に幼子の姿。いつだったか隣家の末娘が行方不明になった事件があった。庭に埋められたという噂はたぶん本当だろう。風に揺れる茂みの奥で黒髪なびかせ、幼子は今日も来るはずのない迎えを待っている。

#呟怖 隣人が死んだ。独身で病気がちだった。数日後の深夜、玄関を叩くものがいる。どなたですかと問うと、私の猫を知りませんかと隣人の声がした。亡くなる数日前、いなくなったと騒いでいた。知らないと答えた。雨が静かに降っていた。隣人は今もときおり訪れる。猫はまだ見つからないらしい。

#呟怖 爽やかな朝。起きて妻と子供にキスをする。皆で神に感謝の祈りを捧げ朝食を共にした。新聞の暗いニュースが少し悲しい。人々が互いを思いやれたら社会はもっと良くなるのに。家族の為にも私は良き市民でありたい。そろそろ出勤の時間だ。勤め先は収容所。今日は囚人達をガス室に送る日だった。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1137638244038742017 

#呟怖 妙齢の婦人に相傘を頼まれ断る理由はない。そこの屋敷町まで。幼子が待っております。日暮れ雨。着物の裾は濡れそぼる。仔細を問いもせず泥濘の道を共に歩いた。やがて傍らの気配がついと消える。塀の向こうから幼子の泣く声。そういやこの家は先日、葬式を出したばかりだったな、と思った。

#呟怖 腐乱したピエロなんて初めて見た。僕が口を滑らせると彼は笑った。廃墟となった遊園地。いつしか現世に居場所を持たない者らの吹き溜まりになった。外が騒がしい。たぶん心霊スポット巡りの若者達だろう。さてお客様だ。歓迎しようぜ新入り。ピエロが僕の肩をポンと叩く。僕は斧を構え直した。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1136774791900192768 

#呟怖 歌が聴こえる、と友人が言った。海上を渡る風の中に、亡くした誰かを悼むような微かな歌声。私は耳を澄ませたが、ただ風の音がするばかり。気のせいだろうと言ったが、いや確かに聴こえると友人は海を見つめた。彼がその海で溺死体となって発見されたのは、それから二日後の事であった。 https://twitter.com/8kou_hirano/status/1134102185539538944 

#呟怖 夏の宵。丑三つ。ふと目を覚ますと破れ障子の向こうが不思議に明るい。そのぼんやりした輝きの奥に奇妙な影がゆらゆらと蠢いている。何事かと破れ目からそっと覗くと…。あれはこの世ならぬ光景でございました。そしてそれを見てしまったが為に私は盲いたのでございます、と按摩は静かに語った。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1135438576634568704 

#呟怖

見ゆれば懐かしき面。先に逝きし者の姿あり。かつて境界を侵せし者、死穢を撒き散らしたり。爾来、此方より潜ること固く禁ぜられたり。
薄明の黄昏に此岸と彼岸の境にて僅かな邂逅が赦されるばかり也。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1134792246627188737 

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