#呟怖 夜中に目が覚め、電気の紐を引っ張ろうと手を伸ばすと何かを掴んだ。ひどくひんやりとして柔らかい。不審に思い暗闇に目を凝らすと、自分が掴んでいたのは天井から伸びた真っ白な人間の腕であった。驚いて手を離すとそれはスルスルと天井に消えた。従兄弟が会社の独身寮にいた頃の話である。
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