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パンダ番長|9ページ目 - 呟怖.ORG

呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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呟怖.ORGと参加について

死者を想いながら一条戻橋を百遍往来すると社と縁ができる。
風のない夜に呪蝋燭を灯し、立ち上る煙の中に貴方を確認した。
これで閉じ込めた――大陸では鬼と呼ぶ死者を、この社に。
貴方の家族はこれから先、貴方の居ない墓を位牌を無駄に拝み続けるの。
私だけがここで貴方を喚んであげるから。
#呟怖 https://t.co/9fzcyqgcPb

「今度はオスを捕まえたのかい?」
「いや、実は全部胴体でね。腕に見えるのは胸ビレだ。種としてはウツボに近い」
「細胞を調べたのか?」
「いや、二匹捕まえたから片方は食っちまった。唐揚げならまだ残ってる」
そういう友人の首元にはいつの間にか鰓ができていた。
#呟怖
https://t.co/AfhmXDTFVf

「ついカッとなって」
女は赤い目を腫らして泣いている。
「で、チジョーの何がもつれたんですって?」
「閃光に眩んだ彼が誤って地上の次元周波をもつれさせたんです」
その言い訳は、足下に転がるバールのようなものと一体化した男の死因や目の前の銀色の球体や赤眼の男女同様に意味不明だ。
#呟怖 https://t.co/WyEtlRhHhn

落ち穂拾いのように幾つかの思い出をつまみ上げては奥歯の奥で噛み締める。
この頃にはもう幸せな思い出は本当に数えるほど……さて。
わずかな躊躇いを越えて最後の橋へと向かう。私の人生の冬の向こうへ、安らぎの地へと赴くために。
粋な庭園型の走馬灯に感謝しつつ、その橋へと踏み出した。
#呟怖

心地よい公園。昼下がり。子どもたちのはしゃぐ声。紅葉の大樹の陰で、うとうとする。

まどろみの中で誰かに呼ばれた気がした。

薄目を開けると子どもたちの気配。私の足下に伸びる子洩れ日。
葉脈のように血管を残して赤く透けた子たちの。
#呟怖 https://t.co/5d3Vas4yoV

落ち穂拾いのように幾つかの思い出をつまみ上げては奥歯の奥で噛み締める。
この頃にはもう幸せな思い出は本当に数えるほど……さて。
わすな躊躇いを越えて、最後の橋へと向かう。私の人生の冬の向こうへ、安らぎの地へと赴くために。
粋な庭園型の走馬灯に感謝しつつ、その橋へと踏み出した。
#呟怖 https://t.co/I5LNG345yf

薄暗い部屋の中、開けた扉から差し込む光がバスタブとその中の少女とを照らす。
「すぐに真っ黒になりやがる」
「虚ろな目だな。愛嬌がない」
「本当の目じゃないからな」
人魚姫と聞いていたのに。
「墨の中に隠れて見えないが足はあと八本ある。肩と手に見えるのはエンペラだ」
人……烏賊姫?
#呟怖 https://t.co/cs2EFggu9Z

意図的な過ちではないです。
ただ生徒たちを応援したかっただけで。だから卒業アルバムに一言を求められたときクラーク博士の言葉を書いたのです。しかも全文を。
『少年よ、大死を抱け。この老いた私のように』
違う!
私は確かに『志』と書いたはずなのだ!
彼らの死とは全く関係ないっ!
#呟怖 https://t.co/PuJH54idJX

お前さん、あの山道を通りなさるんかね。
お気をつけよ。
あの山道は異界に通じているのだから。
光景がやけに滑らかになってきたら要注意だ。そこで引き返せば助かるが、それでもなお進むとやがて信じられない光景に出遭うと……何?
イロとは何だ?
そこから来ただって?
またまた冗談を……。
#呟怖 https://t.co/XlnoUTD2Mh

違和感に気付いたのは帰宅して、何気なく撮った写真を眺めてから。
普通、太陽は西に沈むから残照は西に明るさを留める。しかし私が写真を撮った場所からこの鉄塔が眺められるのは北の方角なのだ。
実際、過去に撮った写真とは光のグラデーション方向が違う。

私は本当に帰宅しているのか?
#呟怖 https://t.co/3bGo2ntXUu

さざんかさざんか咲いた道、で有名な歌。そう『さざんか』ではなく『たき火』。実はこの歌に山茶花が採用された発端は地獄にある。
焦熱地獄の中に愛熱地獄があり、不倫カップルが落とされるという。そこに咲く山茶花には火の印象が付きまとう。
山茶花の花言葉が「永遠の愛」とは皮肉なものだ。
#呟怖 https://t.co/M2Uxkvdn9Y

客先に『直接肉眼で見ないで下さい』と書かれたエリアがある。
「なんですかね、アレ。見ちゃいけないって警告を視覚的に告げるってどうなんでしょう?」とお客様に軽く振ったところ、「こうするんですよ」と額の目を開いた。
え?
「一種の踏み絵でしてね」
私は突然、肩を押さえつけられた。
#呟怖 https://t.co/vAqAVQuTMm

『貴方をお届け』という名の香水は過去の記憶を呼び覚ます。
私が5歳の時に亡くなったらしい母の記憶を取り戻したくてNo.5を入手した。

嗅いですぐ――私は思い出す。母が殺された状況を。
早速復讐を果たした私を見つめる犯人の子の表情がかつての自分に重なった――そうだ。あの時もこの香りを。
#呟怖 https://t.co/9BDyb8Cfnu

普段は通らない薄暗い狭い路地でダンボール箱を見つけた。
仔犬が入っていたが貪る音と共に仔犬は消えた。
僕はそいつにミミックと名付けて飼うことにした。

ミミックは好き嫌いなく何でも食べ、どんどん育った。
やがて大きな葛籠になり、雀たちが迎えに来て、竹やぶへ連れ帰ってしまった。
#呟怖 https://t.co/AczHKYYYBF

ふと気付いた。
舞台の中央で立ち尽くす不機嫌な表情の子が、スマホの撮影画面に映るのみの存在だと。
その直後、他の子たちも次々と踊るのをやめてしまう。
保育士が慌てて舞台へ出てきたが、その子は見えてない様子……保育士におぶさった?

後日、その保育士が産休を取ると知らされた。
#呟怖 https://t.co/rQDGQPfk62

かつてペンギンは辺垠と書き、墓地の外れに住む墓守一族を指す言葉だった。
だが明治の神仏分離により村唯一の神社と寺が分けられたとき、辺垠の家は途絶えた。
村に次々と起きた災いは大正の世にペンギンの木像が造られるまで続いた。
毎年、辺垠家最後の一人の命日にはペンギン像を花で飾る。
#呟怖 https://t.co/CIWuqLNI0O

「空へ至る道」と呼ばれる廃道がある。
崩れてまともに歩けないところもあるその道の先へ、今日もカップルが入り込んでいった。スリルを楽しみにでも来たのだろうか。
しばらくして空に飛行機雲――が一本。
ああ、空へ至れたのは一人だけか。案の定、男が一人で泣きながら戻ってきた。
#呟怖 https://t.co/XZzmLJBb8I

弟が急に机に突っ伏した。その指先近くにゆで卵が一つ屹立し震えている――いや、喋っている?
「いれかわった」
そう聞こえた。ゆで卵から。
そういや弟は額でゆで卵を割る派。
「またまたぁ」
ふざけてんのかと弟の肩を引いて起こすと、弟の額の罅から皮膚がポロポロと落ち、白身がのぞいた。
#呟怖 https://t.co/lX9h7NMFrd

ある朝、目を覚ますと自分の部屋のドアに『立ち止まり禁止区域』という貼り紙があった。
一人暮らしなのに。
近づいてよく見ようとしたらブザー音がだんだん大きく鳴り始め、慌ててドアから離れた。何度繰り返しても鳴る。

今は毎日、騒音と立ち止まりたい欲と戦いながら日々を過ごしている。
#呟怖 https://t.co/cdV4woEiPb

最近、天使たちの間で流行っている遊びがある。自分の「天使の輪」をネオンカラーに染めて街のネオンに一文字足すんだよ。
輪を外した天使はみな顔を隠し、人間のフリをして夜を愉しむ。
そのタイミングで死ぬと輪だけ残ってさ、だからこの街のネオンは最高にカオスでイカしているのさ。
#呟怖 https://t.co/SVwTSKfWV7

「なあ、お前さぁ、姉色ってどんな色だと思う?」
「アネ色?」
「なんかさ、オススメの色を判定してくれるサイトがあってさ、そこに五色の色が表示されててその一つが姉色って書いてあったんだけどさ、どんな色か調べて戻ってきたら消えてたんだ。俺の姉貴も」
「え? お前一人っ子じゃ?」
#呟怖 https://t.co/u3IUkq5ofa

その夕方に、妙な太陽?に出遭った。
普通、沈むのってアナログじゃん。じわじわゆっくり。
でもその太陽、デジタルだった。
手前の幾つもの電線と電線の間を一段ずつ移動すんの。瞬間移動みたいに、しかも毎回ひしゃげて隙間に収まって。
沈んだら夜になったんだけど本当に太陽だったんかな?
#呟怖 https://t.co/yhSKGQ0Df2

人々が果物籠と化したのは例の隕石以降だったから、その一見果物に見える蟲たちが隕石に乗って飛来したというのが当初の認識だった。
ただ、この少年――今や医療を志す者なら誰もが知る通称フルーツ・ボーイの尊い協力により現在はそれが蟲の仕業ではないことは周知の事実である。
#呟怖 https://t.co/luGOerXJdN

最初は霊が見えるようになったのだと思った。体のアウトラインっぽい線だけが暗闇に白く仄かに浮き上がるソレが霊だと。
でも今は違うと感じている。ソレが事故現場で手をかざしていると、そこで死んだ人の姿が白く現れるから。
あちこちの死者を起こし生者に憑かせるソレの目的は何なのだろう。
#呟怖 https://t.co/wg72NImJXW

よく話してくれたね。
つらかったよね。
でももう大丈夫。ここの住所で糸辣韮の鉢植えをもらいさえすれば。
私は食卓に置いたわ。
帰宅した夫は案の定、花を鉢から引き抜いたの。そしたら茎の中から白い糸が抜けて出てね、瞬きする間に夫の手を伝って耳の中に……以来、夫のDVはなくなったのよ。
#呟怖 https://t.co/N6gNvBgYN4

心中事件が起きた。唯一の生き残りだった末娘が退院後、その隣家で死亡した。隣家一家の一人娘以外と一緒に。
一人娘は失踪しており、見つかったときにはもう死亡していた。さらに隣家の夫婦と共に。
うちの隣でもあるその夫婦には子供がいなかったが、最近寝ていると何かがお腹を内側から蹴る。
#呟怖 https://t.co/3wNPWfi7mL

「ちゃんとついてきてる?」
「うん」
尋ねるたびに弟は少しだけ後ろから答える。だけど公園から一歩でも出た途端に返事が消える。
このやりとりを幾度繰り返しただろうか。

僕の弟はあの夏の日からずっとここで立ち止まる。
僕が弟のために突き落とした子たちは僕に憑きまとい続けるってのに。
#呟怖 https://t.co/kK8KAGohEC

百物語をしていたらロウソクがわらわらと乗り込んできた。
チビたやつ、かなり溶けたやつ、お誕生日ケーキについてたやつ、綺麗だからもったいなくて使えないうちに引っ越しであっさり捨てられたアロマキャンドル等々。
「九十九と聞いて」
確かに九十九は付喪と同じ響きですが……。
#呟怖
#呟怖耳袋

真夜中にハッピーバースデートゥーユーが聞こえて目が覚めた。
暗闇の中、ロフトへの階段の途中にロウソクの火が一瞬揺らめき消えた。
また別の日は風呂場で、別の日はベランダ。玄関の時もあった。ロウソクの本数は毎回変わる。

気になって調べたら、過去の住人の死に場所と経過年数だった。
#呟怖

食べているものをよくこぼす友人がいた。
直せよと注意したら「気をつける」と言いながらも、またこぼす。
そのとき彼の背後から白い手がスッと出て、こぼした食べかすを拾って引っ込んだ。

後日、彼が指先を怪我しているのを見た。
「ごめん直せない」と彼は悲しそうに言った。
#呟怖
#呟怖耳袋

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