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空と踊る男|14ページ目 - 呟怖.ORG

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呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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呟怖.ORGと参加について

通っていた幼稚園の裏手の短い石段を下った陽当りの悪い半地下に、図書室があった。
黴臭いその空間は狭かったが、本好きの私には無限に広く思えた。

あの日、刃物を持った男が侵入してくるまでは。

唯一取り壊されていない石段を降り、返せなかった本を置く。
あの日の血がついたままの手で。
#呟怖 https://t.co/4KY3Y5ggL3

殺人鬼に追われる少女は古い洋館へ逃げ込んだ。一番奥の部屋に入り鍵を掛ける。息をついた途端、宙に浮かぶ女が見え、それが床に仰向けに着地し、立てた手足を蜘蛛のように動かし這い寄って来た。廊下からは足音。どうする……

25年後。

臨月の彼女の腹部を、中空から伸びた手が優しく撫でた。
#呟怖 https://t.co/Rt2GyOQ9SC

末の第八王子は身体が弱く見た目も醜かった。それが幸いし、宮廷内の血で血を洗う権力闘争には巻き込まれなかった。彼はただ待ち続けた。王亡き後、殺し合いの果てに七人の兄たちが全滅すると、第八王子は玉座に就いた。玉座から見える全てに嫌悪感しか覚えなかった。一切の破壊。新王は頷いた。
#呟怖 https://t.co/MPIncuB0EP

索子で二面子と雀頭は確保できた。後は面子候補としてどの牌を残すか。八九萬の辺張か、それとも横のくっつきを期待して③筒子か。迷った末、断么九もつけたくて俺は九萬を捨てた。次巡、自摸ってきたのが七萬。ミスだ。固定された両脚の左の小指に激痛が走る。夜明けまでに何本指を失うだろう。
#呟怖 https://t.co/MysCz66m5D

第3回 #空踊怪談賞 開催6日目にして既に30作品が集まっております! ありがとうございます。受付期間は今月いっぱいとこれまでで最も長いので、まだまだ投稿お待ちしております!
#呟怖 https://t.co/QYMW59Okbn

私の住む海沿いの町では最近〈浮遊する獣〉に関する奇妙な噂が流れている。どんな獣がどう浮遊しているのかは知らない。

海辺を散歩していたら、波打ち際に亡き父が浮いていた。

「し、鹿……」

スマホを取り出すと、父は消えた。

〈浮遊する獣〉の噂は終息した。この町には鹿などいない。
#呟怖 https://t.co/Xp3N3TTzSu

@ken4_igarashi #呟怖 ハッシュタグで投稿していない作品でしたら未発表でなくても大丈夫です。
ただし、呟怖ガイドラインに則り、ハッシュタグ含めて140字以内のもののみ選考対象となります。

第2回 #空踊怪談賞 最優秀賞【ソラオドール】受賞作品

ビターさん
( @yabuko_inthebox )

#呟怖 https://t.co/twdPtXiL28

第1回 #空踊怪談賞 最優秀賞【ソラオドール】受賞作品

右肩ヒサシさん
( @hidarikata )

#呟怖 https://t.co/xgIjpIHVFY

ふぅ、ずっと温めていたお題をやっと放出できました。さぁてこの無茶ぶりにも程があるお題でどんな呟怖作品が来るのか……そして第3回ソラオドールは誰の手に!? たくさんの投稿お待ちしております!!
#空踊怪談賞
#呟怖

お題「これは怪談ではない」

選考基準は以下二点。

・このお題を昇華させつつ、如何に怪談として成立しているか
・文章への気遣い

お一人何作品でも投稿可能ですが、選出は原則として一人1作品となります。
特定の個人・団体等への誹謗中傷を含む作品は選考対象外となります。
#空踊怪談賞
#呟怖

#このお題で呟怖をください

お題「これは怪談ではない」

第3回 #空踊怪談賞 のお題です。最優秀作【ソラオドール】は僕の「固定されたツイート」に最低でも30日間掲載致します。
その他、各賞の選定もあり。
FF外の方も対象。
締切は1月末日24時。
#呟怖 ハッシュタグ必須。引用RTでお願いします。

この寒空の下、道端で車のタイヤを磨いている人を見た。でも妙だ。一磨きするたびに車体からぎゅぎゃっ、ぎゅぎゃっ、と踏まれた猫みたいな音がする。何だろうあれは。

家の玄関の前で痛む鳩尾を押さえる。今夜は夫に何回ここを拳で突かれるだろう。息を吐くと、ぎゅぎゃっ、と穢い声が洩れた。
#呟怖

悪魔はずっと待っていたんだ。二人の他愛のない会話にいつのまにか齟齬が生じ、燻った苛立ちがやがて互いの自尊心を損ない、愚弄されたという怨嗟の念が消えない傷痕となり、それが爛れ、憎悪の膿を垂れ流し、復讐の腐臭を放ち出す瞬間を。悪魔は、辛抱強く待ち続けていた。二人が殺し合うのを。
#呟怖 https://t.co/3AiEzfuMZi

それは大人たちにしか見えない。〈歪んだ子供〉の噂は急速に広まった。ふと見るとそこに〈歪んだ子供〉がいる。どこかどう歪んでいるのか説明できない。ただその歪みに見た者全ての血が凍る。

歪んでいるのではなく空間が折り畳まれているのだと、これは宣戦布告なのだと、教えるつもりはない。
#呟怖

〈コニーアイランドジェリーフィッシュ〉って海に浮いてる使用済コンドームの隠語だけど、コニー、アイランド、ジェリー、フィッシュで四つの人格の名前でさ、こうやって、セックス、してる、最中に、だけ、人格が、入れ替わる、しかも、ひとつは、クラゲ……どう、クラゲと、ヤッてる、気分は、
#呟怖 https://t.co/u7QhRcYT54

参ったね。台風で停電と漏水とは。広間に集まって一緒に寝るなんて、この寄宿舎では初めて。たまにはこういうのもいいかな。修学旅行みたい。こんな夜は怖い話とか楽しそう。でも何より怖い話は……あたしたち全員、生理が止まってること。ねえ、あの日以来、何が起きてるの? あれは誰なの? 
#呟怖

いつ変わってしまったのか。その瞳も、肌も、声も、笑い方も、仕草も、フェイクファーコートを纏う身体のラインも、どこか違う。かつてのあなたと。心の中で想い続けたあなたと。そばにいるのに、遠い。届かない。灰色の世界。

二度と見なくて済むよう、ゆっくり力を込めるよ。掌に包み込んで。
#呟怖 https://t.co/Uxp6QuIpte

寄木細工のからくり箱を弄り回していたら、家の形になった。さらに寄木を組み替えて家の中を覗くと、窓の外に街が見えた。さらに組み替えると、街の向こうに渚が見えた。さらに組み替えると、渚に高い高い波が立った。波は押し寄せ、街を呑み込み、掌から溢れて、もう、行かなきゃ、続きは明日。
#呟怖 https://t.co/CXgmdEyGdW

若い頃に暮らした街へよく出かける。懐かしい風景を歩きながら、当時の恋人のことを想う。ノスタルジーの呪縛。あの日に帰りたい。家に帰って泣くとスッキリする。そしてふと、恋人など最初からいなかったのではないかと訝る。でもそんなのどうでもいい。甘いまぐわいの記憶で今日も自慰。自慰。
#呟怖

密集した枝葉が覆う急峻な獣道を登り切ると不意に緑の幕が開け、平たい場所に出た。
苔生した四角や丸型の切石。墓地だ。
墓石の背後から針山の如く突き出した卒塔婆の群れ。等間隔に傾斜し扇状を成す卒塔婆の群れ。どれも尖端が錐のように鋭利だ。

じきにこの身を貫く。それだけを理解した。 
#呟怖

小夜ちゃん、お菓子あげる。本家の離れで暮らしていた独身の叔母は、私が本家を訪れるとそう言って離れに引っ張り込み、私の頭皮を嗅いだり、首筋や背中をさすったりした。

菓子は庭の池に捨てた。

今、離れには誰もいない。
今、本家には誰もいない。
今、大量の菓子だけが、池に浮いている。
#呟怖

俺の心の中に三つの電話がある。

一つ目からは小4の時の担任教師、高科智樹の声が聴こえる。
「死んだ魚の目で見るな」

二つ目からは高2の時の同級生、児嶋由奈の声が聴こえる。
「キモい目で見るな」

三つ目からは誰だか思い出せない中年男の声が聴こえる。
「もう何も見るな、終わらせろ」
#呟怖 https://t.co/KoBHsvmB2i

「どこだ……この赤い部屋は」
「だから、ディック・ロラントは死んだんだよ」
「ディック・ロラント?」
「〈マリエンバート・ホテルにて、白塗りの男が指差す〉」
「あんた一体……」
「ここは〈遁走髄膜〉さ」
「誰だ……」
「夕暮れにインターホンが鳴って、全て思い出して、また忘れるよ」
#呟怖 https://t.co/3AiEzfuMZi

二十歳のイヴ。5人の彼女がいた俺は、性夜のローテーションをどうするかで悩んでいた。彼女A→D→B→E→Fの順に回るのが最も効率がいい。これで行こう。
でも、何か変だ。

怖いんだよ。あれからずっと。Christmasから失われた文字が。まとわりつくFが。
#ありもしないクリスマスの思い出を語れ
#呟怖

心の奥底に降りてゆき埋めた記憶を辿る。12歳のある日の午後、部屋で性器を布団に擦りつけていた。射精の瞬間、突然母親が扉を開けた。「何してるの」聞いたことのない怖い声。羞恥に震えながら自分の手を見ると、精液ではなく血で濡れていた。だが痛みはなかった。あれは何の血だったのだろう。
#呟怖

真夏。電気が止められ、茹で上がりそうな部屋の中。仕事も貯金もない。もう死ぬしかない。
ヤケクソで祈った。
もし神がいるのなら、今すぐ冬にしてくれ!
もちろん何も起きない。

降り積もる雪の向こう、前を歩く女。あれはたぶん救済。
でも永遠に追いつけない。

これが、神のディスタンス。
#呟怖 https://t.co/WwmUJ7jqM1

森の奥の小屋で暮らしていたラダの元に、空から男が落ちてきた。ラダは男を介抱し、温かい食事を与えた。快復した男はラダを七回犯し、四肢を切断し、治療を施し、姿を消した。ラダは這って小屋の外へ出た。闇夜に降り注ぐ月光の中、手足のないラダが踊る。踊る。男がそれを見る。月の上から。
#呟怖

その映画に登場する男たちは皆とても優しい。心が繊細すぎて日常の些事にすら怯えてしまう主人公の若い女を、男たちは優しく慰め、励まし、手助けする。でも男たちに優しくされるたび、彼女の瞼が微かに引き攣る。優しさに完全包囲された彼女の瞼の痙攣が止まらなくなるカットで、映画は終わる。
#呟怖

『舌を切り取られた女たち、輪になって』。書店でふと目にした外国の小説の題名。子供の頃、口からどくどくと血を流している女たちが薄暗い道端で輪になっているのを見た。皆が一斉に恍惚とした眼を私に向けた。叫ぼうとした。「こんな本燃やして」でも、私の、舌が、頁と頁の間に、張りついて、
#呟怖

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