通っていた幼稚園の裏手の短い石段を下った陽当りの悪い半地下に、図書室があった。
黴臭いその空間は狭かったが、本好きの私には無限に広く思えた。
あの日、刃物を持った男が侵入してくるまでは。
唯一取り壊されていない石段を降り、返せなかった本を置く。
あの日の血がついたままの手で。
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