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鬼童丸 常闇の語り部 暴食|26ページ目 - 呟怖.ORG

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呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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呟怖.ORGと参加について

微笑み 寒い

なんでこの状況で笑えるんだ?
君の笑顔を見て戦慄が走る

君は俺に殺されてる途中って言うのは分かるはずだ

動揺したのか俺の手が緩み君の口が開く

その口は
「これでずっと一緒にいられる…」
そう動いた気がした

それから寒気が止まらない
あの微笑みを見た時の様に

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今まで書いてきた #呟怖 をまとめた短編集『みみうち』の433話から448話まで17話を更新しました
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体育倉庫

掃除をしてると体育倉庫から扉を叩く音がした

誰かいるのか?と扉を開ける
その瞬間閉じ込められた

何時間泣いてただろう?
外で音がする
一心不乱に扉を叩く

扉を開けたのは知らない子達

「ここで閉じ込められて死んじゃった子いたよね…」
その子達は荷物も置いて逃げ帰った

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百円 写真 誕生日

おかあさんのたんじょうび
ひゃくえんだまもっていった
しゃしんやさん

きかいのぷりんとはおかあさんがやってるのみてるからわたしだってできるもん

だけどでてきたのはしらないおじさんとわらってるおかあさんのしゃしん

さぷらいずだからおとうさんにたすけてもらった

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小人と微笑む女

「ここにいる鬼はね
人を食べて命を永らえてるの」
そう微笑む女を美しいと思ってしまう

「だけどね
人を1人食べるのって結構大変らしいの

だから小人にして食べることにしたの
これなら太ることも無いし」

彼女の目が爛々と輝き角が生えその魅力的で真紅の口から涎が垂れる

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手摺

「ここの手摺は使わない方がいい」

入居する時に言われた言葉
普段は使わないし頭に無かった

だが夜中の帰りにエレベーターの点検で非常階段を使う時思い出した

「非常階段を〜」なら分かる
なんで手摺なんだ?

何の気なしに手摺に触れた瞬間
冷たい手に手摺に置いた手を掴まれた

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踊り場の鏡

西校舎の階段の踊り場にある姿見の鏡の噂

あの鏡をじっと見てると階段を駆け昇ってくる足音が聞こえる

その内足音は踊り場に辿り着く
だけど姿はない

そこで改めて姿見を見ると血塗れの女が自分の周りを走り周る

けどそこで慌てて逃げると階段を踏み外して大怪我をするらしい

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やっと来ることが出来た柳橋駅
一緒に来た同僚は俺を全力で引き止める

俺は振りほどき地下の改札を走り抜けた

やっと来れた柳橋駅
そこは暗く商店街の潰れた廃駅
入口のイルミネーションが煌々と付き興味を持った人を捉えその大きな口で捕え離さない

確かに一度入ったら二度と出られない迷宮

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地下鉄から一瞬見える柳橋駅

帰宅途中電車に揺られ一瞬だ見える幻想的な煌びやかな世界そこはまるで桃源郷

柳橋駅
そんな駅があることすら知らなかった
私が乗る列車は1回も止まることは無かった

いつかあの駅に降りてみたい

この時点でもう魅了されて逃げられなくなっていたんだろう
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公園

塾の帰り道

いつも通り掛かる人のいない公園
ポツンと遊具に一人で座る同級生

何かを考え込んでる雰囲気だったのでスルーして家に帰った

次の日あいつが自殺したことを知った
時間帯的に見ると俺が最後の目撃者だったかもしれない

あの時話しかけていたらなにか変わっていたのかな?

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少女と果樹園

夢の中
少女が俺をどこかへ誘う

背の低い木が生い茂る…
ここは果樹園?

一つの木を指差す少女
木には実が一つ

(採れってことかな?)

実を採って渡すと少女に渡すとニコッと笑ってくれた

そこで電話の音で起こされた

妻が流産したらしい

あの実はもしや?
確かめる術はない
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仕事も大詰め
後は不具合がないか
足りない物はないかのチェックだけ

とりあえず一息入れようと皆に缶コーヒーを配って小休止

カシュ
缶コーヒーを開けると飲み口の奥からこちらを睨む眼

周りを見渡すと皆、缶コーヒーを落としてる

最終確認は明日にまわしその日は直ぐにみんなで退社した

#呟怖

耳鳴り 初

ところ構わず始まる耳鳴りにいつも私は目を瞑る、冷や汗が止まらない

それは見えてはいけないモノが見えてしまうサイン

初めてその現象にあった時の光景を私は忘れない

事故や自殺、無念の死を迎えた人の死の瞬間の追体験をするのはもうゴメンだ

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痛むから湯治へ

湯治なんて年寄り臭い
なんて笑ってたけど来てみると湯に浸かってだいぶ痛みが和らいだしバカには出来ないな

無理に休み取ってきてよかった
だけど一つ気になることがある

この湯治場
夜中になると浴室から声がする
見に行っても誰もいない
掃除の人も来ない
何があった?

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心が痛む

ボロボロになった貴方の姿を見ていると心が痛んだ
私が守ってあげなきゃって素直に思えた

貴方の為ならなんでもしてあげた

そう、なんでも

どうしてここまでしてくれるのかって?

だって私がいなくなったらこれから生きていけないのは貴方でしょ?

モウ貴方ハ私カラ離ラレナイ…

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百鬼夜行(ぬらりひょん)

後頭部がデカくて「ぬらりひょん」が渾名の虐められてもヘラヘラ笑ってる奴がいた

でもそいつ
今は出世して政治家として街を牛耳っていじめてた同級生が関わる会社は全て潰され代わりに大手が入る

今は街の百鬼夜行の中から彼はヘラヘラ笑って俺らを睨み付けている

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腰が痛む

近所に通ると腰が痛くなると噂の道がある

そこは通り魔殺人が起きた場所

逃げ惑う人を後ろから襲い次々に刺して殺したらしい

犯人はその直後首を切り自殺

犯行動機は道連れを作りたかっただけ

噂ではその犯人が今でも成仏できずに後ろから襲っている
だから腰が痛くなるらしい

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手首が痛む

ゴトン
誰もいないマンションの廊下に響く音

痛い手首を庇い近くに身を隠す

…幸い誰にも気が付かれてはいないようだ

扉の狭い郵便受けに手を入れたんだから痛むのは当たり前と諦める

後はあいつの働きを待つだけ

あの部屋のドアが開いた

先の消えた腕を見つめる良くやったと

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膝が痛む

膝が痛い

昔、読んだ本では人間は頭が重いから飛び降りは一瞬で痛みを感じる暇はないって書いてあったのに…

ああ、膝が痛む

なんでこんなに膝の痛みが感じられるのだろう?

もう痛む身体なんて持ってないのに…

膝が痛い

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今まで書いてきた #呟怖 をまとめた『みちうち』の418話から431話まで14を更新しました
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小指が痛む

私が怪我をした訳でもないけれど
紅く濡れた小指が痛む

ほら、運命の相手とは小指に赤い糸が繋がっていると言うじゃない?

だからこれは運命の人をなくした痛みなのね

幾度となく味わってきた痛みに似た快感を求めてまた夜の街に狩りに出る

次の運命の人を探して
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懐が痛い

「こりゃ懐が痛いわい」
私の枕元に立ち祖父はそう笑ってた

じいちゃん
葬式は地味にしてくれって言ってたもんなぁ

通夜の会場で酔いつぶれて眠る弔問客を見てじいちゃんの人望の厚さと懐の広さに改めて感服し涙が出た

棺桶の中の祖父の顔はさっきより笑顔だった

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風呂上がり 切

お風呂上がり髪を乾かしていて湯沸かし器を切ってないことに気が着いた

慌てて切ると風呂場から聞こえる驚いた声

あっお父さん入ってたんだ

あれ?私、今月から上京して一人暮らし…

その日から怖くて友達の家を渡り歩いて家に帰ってない

#呟怖 https://t.co/AvGZEq6v0V

飽きたら私で遊びましょ

なんで?

目の前の彼女に私の声は届かない
彼女の声はいつも私に届いていたのに

彼女がむんずと私をつかみ持ち上げる
「あなた飽きたんでしょ?
だから私が遊んであげる
私になったあなたでね」

私になった人形と人形になった私の終わりのない遊びが始まる

#呟怖 https://t.co/03MQVJs9yE

赤い闇

彼女が作ってくれる
昔ながらのナポリタン
何度聞いても材料は教えてくれない

美味しいのだが…
皿に残った油とケチャップがいつ見ても暗闇から苦しみ蠢き血を流しながらこちらに出てこようとする人の顔に見えて仕方ない

僕は何を食べさせられているのか?
気のせいなら良いのだが…

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鍵付きの手帳

友達の部屋で見つけた鍵付きの手帳

少し触ったら鍵が外れた
中は
「××の線路で絡まれた、うざい」
「今日は○○に三人憑いてた」
など書かれてた

見てない事にしようと手帳を閉じると肩に手が置かれた

笑いながらこっちを見てる友人の肩に頭の潰れた人が何人も取り憑いていた

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忘れ物保管室

駅の忘れ物保管室に忘れ物の鞄が届いた

いつもの手続きをしていると鳴り出す鞄の中のスマホ

びっくりして出るのを躊躇っていると電話が切れた

さてまずはスマホのロックを解除しなくちゃ
そして名前と住所と誕生日を免許証で確認して…

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春を探して

「春を探しに行ってくる」
そう書き残して母は出ていった

父と僕は妹の春が死んでから始まった母の病気にウンザリしていたしいつかこうなるとは思っていた

だから僕はあの日、父の顔の引っかき傷を知らん振りをした

毎晩、母は玄関前で僕と父を呼ぶけれど返事も招き入れもしない

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目を覚ますと目の前が白だった

一瞬、何が起こってるのかわからなかったが何かの音で思考が戻った

白の視界の中から老婆の気持ち悪い笑顔が浮かび上がるように現れ気を失った

朝に目が覚めると枕元に白髪が何本も落ちている

あの白は老婆の白髪に包まれてた景色だったのか…

#呟怖 https://t.co/wVi8nqFghk



借りてきたDVD
再生してみるとタイトル「can be seen」は流れるがずっと黒一色

デッキの時間は進んでる
時折聞こえる海外ドラマの笑い声
だけど画面はずっと黒だけ

消そうとした時気がついた
画面が瞬きしている?

こっちが観るDVDじゃなくて
こっちが見られるDVDだった事に気が付いた

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