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鬼童丸 常闇の語り部 暴食|28ページ目 - 呟怖.ORG

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呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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呟怖.ORGと参加について

人が多い すれ違い

「お会計、2時間5人のご利用で〇〇円になります」

「えっ?俺、3人で来たんだけど?」

「えっ?先程お飲み物お持ちした時5人分ご用意して一人分ずつ置かせていただきましたけど?」

「他の部屋と見違えてない?」

「いえ、本日のご利用はお客さん達一組だけですが?」

#呟怖

万年筆

朝起きると知らない万年費が転がっていた
前の住人の忘れ物なのか?

事故物件で安く入居したのだから少しぐらいの不具合なら覚悟は出来ている

だが万年筆を拾おうとした時に気がついた床に書かれた歪んだ「にげて」の文字

俺は何も持たずに飛び出した

#呟怖 https://t.co/BEwn2WtoNB

山奥への農場にさくらんぼ狩りにやって来た僕達5人

着いて早々ビニールハウスで君が取りだしたトマホーク
手間のかかる笑いを用意したな…

「いつも人を小馬鹿にして…」

紅く染まるビニールハウスで血の滴るトマホーク片手に微笑む君を美しいと思ったのは恋心だけのせいだけではないだろう

#呟怖 https://t.co/wqHwgMLf9i

ダリア 瓶牛乳 ジッポ

風呂上がり瓶牛乳を開けジッポでタバコに火をつける

火照った体にエアコンの風が気持ちいい
机に飾ったダリアが風に揺れている

そういえばいつ瓶牛乳なんて買ったっけ?
タバコはいつもは百円ライターだしダリアを買ってきた記憶なんてない

誰かこの部屋にいる…?

#呟怖 https://t.co/wqHwgMtDKI

眠れずに幾時間が経ち
何度寝返りを打ったのか分からない

眠れない時の癖で布団の中、冷たい場所を足で探す
ヒヤリとしたシーツの感触が気持ちいい

さて次の場所…
その時、布団の中の足がひんやりとした手に掴まれた

「えっ!?」

耳元で
「探していたんでしょ?」
冷たい女の声がした

#呟怖

親 ロマンス

両親の遺品整理をしているとみつけた古い日記

私とは歳の離れた姉と兄の成長記録が書いてあり楽しく読んでいた最後のページ

ロマンスグレーの父と母
よく祖父母と勘違いされた
でも勘違いではなかった

「ただいまー、後始末任せてごめんね」
「悪い悪い」

実の親が帰ってきた

#呟怖 https://t.co/149DM3IGJY

疲れてる時やボーッとしてる時に視界に突如現れる光る虫

通称「飛蚊症」
って言うけど
本当は疲れていたりボーッとしてるとあの世の周波数とあってしまって本来だと見えないはずのオーブ(霊魂)を見えている時
そんな時はあちら側の霊にも見られているから取り憑かれ易くもなるらしい

#呟怖

足の紋様

足の爪を切ろうと足を見た時に気がついた痣
こんな所ぶつけたっけ?

しかし少しずつ大きく紋様を描き出した痣に怖くなり病院へ行った
しかし悪い所はない

切羽詰まってで尋ねた霊能者が言うにはこの紋様は昔の罪人の証のタトゥー

俺の魂は生まれ変わっても罪を贖い切れないらしい

#呟怖 https://t.co/YlDYskfaBV

気配 数日後

新卒で働いて数日
私一人の早朝のオフィスに何かの気配

先輩が言うには怪談じみた事は起きた事が無いらしい

数日後
また気配がする

恐る恐る倉庫を探ると寝起きの先輩達がいた
ホッと胸をなで下ろす

すると肩をポンと叩かれ
「もうすぐお前もこうなるよ」
って耳元で呟いた

#呟怖 https://t.co/3ngohHKUTN

鉢植え

病院に根を張る=入院が長引くからお見舞いには向かない

じゃあ母に供えるのはそれが良いと揃えた仏壇の鉢植え

長く私を苦しめ続けた母
ずっと地獄の底に根を張って苦しみ続ければ良い

だが
母の執念は私の心の相当深くまで根が張っている

この鉢植えたちはその象徴なのかもしれない
#呟怖 https://t.co/XK5H6T2vrT

黒 涙

彼女が流した黒い涙

彼女は
「アイシャドウが溶けただけ」
って言ってたが…

俺は見てしまった
彼女の黒目が溶けて流れ落ちるのを

彼女は何者なのだろうか?

#呟怖 https://t.co/mqXQRwntOX

土筆 咳 匂い

定食屋で出てきた
「土筆のお浸し」

春を感じると共に思い出す父の好物

無理を言って包んでもらっていたお浸し
一人暮らしで仏壇も無いのに

苦笑いで帰ると懐かしい父の匂いと聞き覚えのある父の咳の音

食卓には2つのコップと土筆のお浸し
普段はあまり飲まないビールを開けた
#呟怖 https://t.co/H0D9vOqazK

今まで書いてきた #呟怖 をまとめた短編集『みみうち』の367話から382話までの16話を更新しました
https://t.co/6ok87X4kXl
少しでも読んでもらえると今後の励みになります
よろしくお願いしますm(*_ _)m

段ボール 不良品 失くす

無くしたはずの指輪が不良品を入れた段ボールから出てきた

捨てる前に中を確認しておいて良かった

まだ幸せだった頃のあなたとの思い出が見つかってよかった

良い物も見つかったし早くこのあなたの死体を不良品の入った段ボールにしまって捨てに行かなきゃ

#呟怖 https://t.co/uuSvdFGYhE

塞ぐ

目を塞ぐ
これ以上酷い光景を見ないで済むように

耳を塞ぐ
これ以上悲惨な音を聴かないで済むように

口を塞ぐ
これ以上凄惨な悲鳴が飛び出さないで済むように

出口を塞ぐ
これ以上哀れな子羊を出さないために

これは救済
これ以上世の中の醜さに触れないで済むように

#呟怖 https://t.co/qsViu2u6b9

机に積まれた雑巾
切り刻まれた体操服
奪い取られ黒板に書かれた相合傘の下に張り出された名札とそれを見て泣いている相合傘の下に名を書かれた女子

全ていじめで自殺した生徒にクラス全員でやっていたことの再現

みんなの頭には
ただ一言
「許さない」
と書かれた遺書が浮かんでいるだろう

#呟怖 https://t.co/5aKNEUFEKm

愛 缶切り

どこにでもある栓抜き、コルク抜き、プルタブ起こしの付いた缶切りを手に笑う女

為す術動けない男に向かって

栓抜きで指をおり
コルク抜きで舌を引抜き
プルタブ起こしで目をえぐり
缶切りで耳を削ぐ

道具などなんでも良い
「これが私の愛なの…」
女は血に染った顔で笑いかける

#呟怖 https://t.co/LHcH6WhCGu



夏に光に群がる虫の様に人が集まる

無理もない
突然の停電で明かりが無いのだ
少しでも安心を得るためにみんな必死なのだろう

光の下に着きほっとしたのも束の間
全身を覆う浮遊感

子供の声が頭に響く

「これで夏の自由研究は人間採集が出来る」

異形の化け物が見せる笑顔に背筋が凍る

#呟怖 https://t.co/W8aZoyaCHg

うどん 熊 紙袋

今日はうどんを手打ちしたのでその食材を買うために出かけてた

家に帰ると熊がいた
今は台所を漁ってる
きっと餌を求めて家に入ってきたのだろう

今は紙袋を漁ってるうちに逃げなくちゃ…

振り向くともう1匹の熊
台所の熊より一回り大きい

最後に聴こえたのは耳を劈く咆哮

#呟怖 https://t.co/7OJfhkTdYd

親指を隠せ

霊柩車を見たら親指を隠せってよく言われなかった?
あれは魂の出入口が親指だから

だけどね結婚式や狐の嫁入りを見ても親指を隠さないとダメなの
幸せも親指から出入りするからね

ほらサムズアップってあるじゃない?
あれは相手の健闘を祈って幸せを分け与え受け取ってるのよ

#呟怖 https://t.co/2v37aig45Z

ある若者が大学生になる時に部屋を借りたんだ

金が無いから部屋は古く隙間風が酷い

その内その若者は隙間風が人の唸り声に聞こえると言い始めた

そこからは早かった
五月には気が触れて死んじまってな
それからその部屋では出るって噂

ほら、今も風なんて吹いてないの隙間風の音が聴こえる

#呟怖 https://t.co/BC8YUNOasD

波に遊ぶ

波打ち際で戯れる君が言った
「波が引く時が好きなの」

波に遊ぶ姿が絵になるな…

だが今、僕の生命維持装置の前で微笑む君を見てそんなことを思う余裕もない

「波が引く時が好きなの」
その言葉と一緒に抜かれるコンセント

心拍計の波が引く

#呟怖 https://t.co/8uOAt7bxbA

まほろば たゆたう 独り言ちる

世界に無数にたゆたう魂は探してる

その魂が気に入ればまほろばになりうる
それが天国でも地獄でも街の片隅でも学校でも寂れた廃墟でも…

それを荒らしに行くんだ
無礼な奴は痛い目に遭っても当然といえば当然のこと

独り言ちたこの言葉も魂達は聞いている

#呟怖 https://t.co/X3AVLkKttB

一番星

「一番星みつけた」

子供が嬉しそうにそう指を指しているのは、俺

俺が星?
なぜだか分からず子供に聞いてみた

「どうして俺が一番星なの?」

「一番最初に星になるから!」

その時急ブレーキ音と一瞬の浮遊感
スローになる時間
横転するバス

もうその子はどこにもいない

#呟怖 https://t.co/C9EyumQnN8

公衆電話 ブラウン管 牛乳瓶

公衆電話からの着信を表示するスマホ

飛んでくる灰皿や牛乳瓶
怒鳴る散らす赤ら顔の父
砂嵐のブラウン管
蘇る昔の記憶

完治しない瘡蓋を剥がし続けてる気分

このまま血を全部流しあの父との繋がりを切り捨てられたら楽なのに

死んでからも父は私を苦しませる
#呟怖 https://t.co/xXCPOOATYq

夜桜

散歩の途中で通り過ぎた公園にあった夜桜

こんな綺麗な桜近くにあったんだ

周りも花見客で溢れてる

だが家族にその話をしたところ変な顔をされた

曰くそこに公演なんて無いし今年は自治体で花見禁止令が出ている

よく考えたらあの花見客
あんなに人がいたのに一切音がしなかった

#呟怖 https://t.co/xCd4W0GyxC

春 砂 くしゃみ

今年は例年より花粉の量が多いらしくくしゃみが止まらない

空が黄色く見えるのはきっと気の所為でもないし黄砂のせいばかりでも無さそうだ

「アチゥ-」

誰もいない筈の部屋で聴こえる独特なくしゃみ

黄砂が運んで来たのは砂だけではなく
花粉の被害に生死は関係ないらしい

#呟怖 https://t.co/LXZD3yAnsI

#呟怖
#返怖

怪談話をすると寄ってくるという

だがこんなに堂々と楽しんでいるとは

怪談を覗くものは怪談に覗かれている

ちょっとトイレに行ってる間に部屋を怪談に乗っ取られた

ドアの隙間から覗くことしかできない https://t.co/MLKncsG8TK

強風 コンクリート 犬

夜、うちの犬を散歩に連れていった時の事

犬がしきりに気にするコンクリート壁があった

その時はマーキングの場所を迷っているもんだと思ってた

だが強風が吹いた途端その壁が揺れたかと思うと笑い声を残して消えてしまった

あれはきっとぬりかべだったに違いない

#呟怖 https://t.co/LlHjEwo5Lg

水辺の椅子

もう貴方が帰ってきても貴方に走り寄る事も出来ない

水に濡れた足が待ちすぎてふやけてしまったから…

彼岸と此岸の境目と言われる水辺に置いた椅子に深く腰かけ
ただじっと
来るかも分からないあなたを待つ

#呟怖 https://t.co/f80Z3oPdCB

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