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基維ひなた|26ページ目 - 呟怖.ORG

呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

参加メンバーはこちら

呟怖.ORGと参加について

「心霊写真が撮れたかもしれない」
「うわ、この雲やばいっすね!顔っぽい」
「それはただの顔っぽい雲」
「あ、じゃあこの暗い家の窓に何かいるような!」
「何もいないよ」
「えー…写ってるのはフェンスと雲と左側に木、右側に家…っすよね?どのへんっすか?」
「やっぱり見えないか…」

#呟怖 https://twitter.com/nomunomutayuma/status/1223233298945593344 

昔は母の言い付けを破ってばかりだった。

「すぐに開けちゃだめよ」

今際の際に渡された封筒。
あの日の母と同じ歳になり、感傷に浸りつつ封を切った。

「痛っ」

指から滴る血が、中の紙に落ちる。

「なんで言う通りにするのよ…」

懐かしい母の声と、カタカタ骨を鳴らす音が聞こえた。

#呟怖 https://twitter.com/moon04cat/status/1222429496030052354 

友人が最近、熱心に絵を描いている。
背丈ほどのキャンバスに、大輪の花が咲き乱れる。
タイトルを聞くと、
「虫」
とだけ返ってきた。
細部までじっくり見ても、虫なんて付いていない。
今日も彼は白い絵の具だけを買ってくる。
すり鉢で丁寧に何かを潰して、白い絵の具と混ぜて描く。

#呟怖 https://twitter.com/MATTARINEKOkob1/status/1223268734434869248 

当たりのドーナツって知ってる?
そう、あのトラックの。
たまに当たりが入ってるんだ。
異物混入じゃなくて、でも一発で当たりとわかるんだって。
当たった人はドーナツ工場に就職できる。
給料もいいらしいよ。
断った人?聞いたことないなあ。
ところで小腹減ったし、ドーナツでも食べない?

#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1221941773481607168 

「そんなに花が好きなら花と結婚したら?」
とは言ったけど、こんな死に方を選ぶなんて。
涙を流す私に、彼は花の頭を振った。
手を引かれて温室へ。
土から生えた彼の首が、意外と快適だよ、と笑って、隣の花とキスをした。
彼も君のことが好きみたいだ。
首筋にそっと花びらが押し当てられた。
#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1221263376191410178 

#返怖
#呟怖

何か違う

足音がいつもと違う

コツぺたん…コツぺたん…コツぺたん…コツぺたん…

まるで片方しか靴を履いていないような

まるで左右の長さが違うような

二つのうち一つが減ったのではなく

二つが一つになったような

振り返っても誰も居ない

雨は好きだ。

傘の中は自分の世界。

緑と土埃の匂いが甘い。

しとしとと降る雨の日は、

人の声が一番心地よく聞こえる。

「早くこっちにおいでよ」

そう、こんな声すらも優しく響く。

まだそっちには行かないけどね。

横に立つ真っ赤な靴に微笑んだ。

#呟怖 https://twitter.com/moon04cat/status/1220594106587467776 

「こんなところで、どうしたの」
お隣のお姉さんが驚いた顔で僕を見た。
手には愛用の包丁。
お母さんがいない日はサンドイッチを作ってくれたっけ。
僕はただ、心配で。
何か重いものを引きずって廃墟に入っていくお姉さんが心配で。
…すごく眠い。
血に濡れた睫毛がゆっくりと下を向いた。
#呟怖 https://twitter.com/Hinata_Motthi/status/1219489307662016512 

「新聞、とってください」
引っ越しの時に聞いた噂。
深夜2時にやってくる勧誘。
対処法は、無視。
反応したら最後だと。
「試しに読むだけでも」
ポストにコトンと何かを入れた音。
立ち去るのを確認してから取り出す。
「とった。とった。とった。」
髪の束が手の中でケラケラと笑った。
#呟怖 https://twitter.com/tsubukowa/status/1218341672649543681 

アンテナに止まった二羽のカラス。
足元をつついたあと、交互に羽ばたき始めた。
徐々にアンテナがぐらつく。
ぎっこんばったんぎっこんばったん。
ああ、最近多発している、アンテナが折れて通行人が怪我をする事故は、あれが原因だったのか。
カラス達が同時にこちらを見た。
おいやめろ。
#呟怖 https://twitter.com/moon04cat/status/1217075115550134272 

「ちょっと、あんた。ここで待っててもバスは来ないよ」
と、前にいるおばさんが言った。
じゃあなぜ並んでいるのか。
おばさんはおかしそうに笑う。
並んでいる人達もおかしそうに笑う。
むっとして列から離れた。
直後、私が立っていた所にトラックが突っ込んだ。
残念、と列が爆笑した。
#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1216664469809426433 

『夜、○○マンションの吹き抜けを見下ろすと、すごい笑顔で女が登ってくる』
らしいが、期待外れだった。

…ん?

下の通路から誰かが顔を出している。
すぐに隠れてしまった。
また出てきた。
怪しまれているようだ。

…違う。
顔を出す度に一階ずつ上がってきている。
裂けそうな笑顔で。

#呟怖 https://twitter.com/Fuuko_fuugetudo/status/1216363086270984193 

偉人の脳にアクセスし、人生を追体験できる装置。
稀に偉人の能力が得られるという、我が社の看板だ。
「すごい医者の脳が入ったんでしょ?うちの子に一番に使わせて!」
隣の奥さんが言ってきたので、貸切にしてあげた。
高名な医者であり、シリアルキラーだった人物。
じっくり楽しんでね。
#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1216282386742173696 

死は旅立ち。
そんなイメージが湧くのは、
誰かの死に立ち会う度に、船の汽笛が聞こえるからだろう。
三途の川の渡り方も、昔とは変わったのだろうか。
ベッドの横に置いた椅子に腰かけて、窓の外を見る。
ピーーーと耳障りな機械音をかき消すように、

汽笛が。

あの人の、口から、出ていた。

#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1213757214466330624 

通りすがりの男に腕を掴まれ、手の甲にキスをされた。
男は悲鳴を上げながら逃げた。
呆然としたのも束の間、手の甲に激痛が走った。
いつのまにか、不気味な刺青があった。
食われているーーーそう直感した。
助けて!
通りすがりの女が視界に入った瞬間、刺青が満足げに目を細めた。

#呟怖 https://twitter.com/Hinata_Motthi/status/1215485912072609792 

#このお題で呟怖をください
#呟怖
初お題。
そして初手描きアニメーション( *´艸`)
『まなざし』 http://pic.twitter.com/foxFtMHIon

#返怖
#呟怖
「お人形、もらっていい?」

「布団しか入って無いよ」

「ダメ?」

「布団しか入って無いよ」

「おじさん、見てよ。入ってるよ」

「布団しか入って無いよ」

「…おじさん、髪の毛伸びた?」

「人形なんか入って無いよ」

「おじさん…綿が出てるよ」

「布団しか入って無いよ」

妖精の小瓶を手に入れた。
何も入っていないように見えるが、振ると、りん、と鈴のような音がする不思議な小瓶だ。
癒されるだろう?

得意気な友人に、私はひきつった笑みを返した。
何も入っていない?
見えないのか?
彼が小瓶を振る度に、壁に叩きつけられて、りん、と鳴いているあれが。
#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1210431107495165952 

子供の頃、父の書斎で文通をしていた。
古い革表紙の本に手紙を挟んでおくと、次の日には返事が挟まっている。
少し年上の子供っぽい筆跡。
日本語なのに読めなかった。
父なら読めるだろうと見せたら、血相を変えて燃やしてしまった。
あれから僕の書く文章はたまに、だにもなれいめよんだ。
#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1213938977587130368 

友人が透視能力に目覚めたらしい。
右手をかざして力むと、「星」とかいう手相の中心から、桃色の箱が放射状に飛び出た。
「名付けて1点透視!」
「透視能力はそういうのじゃない」
「でもすげえだろ、無から有を生み出せるんだ!」
得意気な奴の右腕は、急激に痩せこけ土気色になっていた。
#呟怖 https://twitter.com/No0_0128/status/1213508100398825472 

「次の信号を右折です」
「直進です」
「300m先、右折です」
「右折です」
さっきから、ナビが直進か右折しか言わない。
ぐるぐる、どこを向いているのかわからなくなってくる。
徐々に減っていく街灯。
潮の香りがする。
「案内を終了します」
声と同時に、視界が真っ暗になった。
#呟怖 https://twitter.com/moon04cat/status/1213807579781976064 

僕はうなじが好きだ。
女性のうなじを眺めるのが好きだ。
なんなら舐めるのも好きだ。
そしてうなじは、生きている女性の一部であるからこそ美しいんだ。
脈動、温度、時折ちらりと見えるのがいいんだ。
うなじだけ切り取ってもダメなんだ。
五人目くらいでやっと気付いた。
#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1213395728673820674 

幼い娘がカメラに興味を持った。
僕の真似をして、
「そこに立って、もうちょっと右、はいチーズ」
なんてやっている。
微笑ましいのだが、写真はどれも天井や壁や床がメインで、人が隅っこにいる。
「真ん中で写してよー」
と言うと口を尖らせた。
「だって、それじゃみんな入らないもん」
#呟怖 https://twitter.com/moon04cat/status/1212679592747524097 

#返怖
#呟怖

目玉。頬肉。舌。もも肉。モツ。脳味噌。
刺身。湯引き。ステーキ。煮込み。唐揚げ。スープ。
etc.…

部位と調理法があまりに豊富で、唸ってしまう。

「迷うなあ。何からいこうか?」

向かいの椅子に拘束され、壊れたように首を振る二人に、私は笑いかけた。

友達の部屋に遊びに行った。
「ベッドの下に何かいる気がするの」
「へえ、都市伝説みたい」
軽い気持ちで覗きこんだ私は、一気に2mほど後ずさった。
『オカアサン』それが鳴いた。
友達が弾けるように笑いだす。
「びっくりした?鏡だよー」
無邪気と無知は恐ろしい。
私はそっとお腹を擦った。
#呟怖 https://twitter.com/snh5238b/status/1211095146055385088 

ある村で面白い風習を教えてもらった。
果物を半分に切り、断面で占い師が吉凶を見る。
結果が良ければ皆で食べて喜びを分かち合い、悪ければ一人で食べて厄払い、というもの。
私もお願いした。
断面は綺麗な赤で、白い種が並んでいた。
占い師が泡を吹いて倒れた。
私はその村を出禁になった。
#呟怖 https://twitter.com/moon04cat/status/1211128589036343296 

酷く憎んでいる人がいた。
視界に入る度にその人のことを睨んでいた。
その人はある日仕事中に突然倒れ、帰らぬ人となった。
別に悲しいとも思わなかった。
火葬場ではちょっとした騒ぎになったらしい。
胸の辺りからおびただしい量の、棘状の骨が出てきたと。

最近、物忘れが多い気がする。
#呟怖 https://twitter.com/moon04cat/status/1211128506656014337 

砂浜で遊んでいたら、すぐ近くに小さな穴があった。
ピュッ、ピュッと水が噴き出している。
掘ってみたら人の顔が出てきた。
スコップが当たって痛かったのか、睨み付けて潜っていった。
おばあちゃんが言った。
「ありゃ、惜しいことしたねえ。あれ湯通しして辛子酢味噌で食べると旨いんよお」
#呟怖 https://twitter.com/moon04cat/status/1211128426175721482 

#呟怖
#返怖
彼は文字に呪いをかけた。
どこででも目にする普通の、たった一文字に。
目から入り、増殖する。
そして感染していない人間に広めだす。
「お、当選番号が載ってるぞ」
「昨日の新着動画がさー」
「この漫画まじオススメ」

一目でいい。
それこそ『ミミズが這ったような字』でも充分だ。

目が覚める。
暗い。何も見えない。
「太陽は既に消滅した。
今輝いているのは人工の太陽だ。
動かすには人のエネルギーが必要なんだ」
どこからか声が聞こえる。
「闇を恐れ、光を求める心。
それがアレの餌に一番良いんだ。
君の希望が潰えるまでよろしく頼む」
暗い。暗い。暗い。
#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1210998869946843136 

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