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基維ひなた|25ページ目 - 呟怖.ORG

呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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呟怖.ORGと参加について

ハンカチ
スマホ
けしょう品

お姉ちゃんのバッグは、きれいなものでいっぱい。
でも、さわったらおこられるの。
昨日も、お人形さんかわいいね、って言ったらすごくおこって、
かみの毛を切られた。

今日のお姉ちゃんはごきげん。
もうすぐ妹ができるよって、
お人形さんに言っている。

#呟怖 https://twitter.com/ChrisRabbit11/status/1240786182755123200 

#返怖
#呟怖

ね?と声がした方に視線をやる。

「そ、そうですね…」

どっちを向いて会話するのが正解なのか。
とりあえず振り向いて、浮かんでいる目に頷き返した。

老人は続ける。

「壁に耳あり、障子に目あり。冷蔵庫のプリン、早く食べた方が良いですよ」

私は今度こそ悲鳴を上げて逃げた。

#返怖
#呟怖

首を絞めてくる霊は、
首回りを覆う布に宿りやすい。

だから私はタートルネックを着る。
チョーカーを身につける。
マフラーを巻く。

あの感触は、他では味わえないからね。

夏は透け感のあるストールやスカーフにすると、
喉が手の形にへこむのが見えるの。

彼女が歩けば誰もが振り返る。
挑発的なノースリーブ。
アッシュブラウンのショートヘア。
とろけて落ちそうな紅い唇。
長い睫毛に春の新色を乗せて。

「見て見て!目尻にラインストーン乗せてみたんだけどかわいくない?」

彼女は今日も肩に化粧を施す。
人面疽も心なしか嬉しそうだ。

#呟怖 https://twitter.com/moon04cat/status/1239400049185964032 

朝一番に登校したら、もう先生がいた。
黒板いっぱいに変な式を書いている。
答えは全部N。
先生は泣いてて、足元に水溜まりができてた。
臭い。
他の先生が来て、真っ青な顔で私を帰らせた。

昨日の放課後、黒板でこっくりさんをして、
「お帰りください」
をしなかったのが悪かったのかな。

#呟怖 https://twitter.com/V9yOTm6j4gaRDa7/status/1237632120484319235 

いつの間にか奇妙な果物を持っていた。
一口かじった跡がある。
その上からかじる。
うまい。
いつの間にか奇妙な果物を持っていた。
二口かじった跡がある。
その上からかじる。
うまい。

友人が変死体で発見された。
無傷の頭部に脳味噌はほとんど無く、
なぜか胃袋に詰まっていたそうだ。

#呟怖 https://twitter.com/No0_0128/status/1237694571976388610 

私は口笛が吹けない。
でも、吸うことはできる。
吸ってもそれなりに音は出る。
問題は、あまり長く吸い続けられないこと。
それから、たまに余計なものも吸ってしまうこと。
さっきも口笛を吸ってたんだけど、えっと何の話だったかしらぁ?
口笛ぇ?
もちろん吹けるわよぉ!
聞くぅ?

#呟怖 https://twitter.com/moon04cat/status/1236834852298579969 

「紙を42回折ったら月に届くんだって」
あの子は笑っていた。
「紙より厚いものなら、もっと遠くへ行けるかなあ?」

あの子はいなくなった。
リビングの床には二つの赤黒い塊。
ぐしゃぐしゃに折り畳まれたあの子の両親だった。

あの子は行けただろうか。
望んでいた、遠くへ。

#呟怖 https://twitter.com/tsubukowa/status/1235934437910532098 

この神社に入ってはいけない。
幼い頃からきつく言われていた。
色を失った祖母の右目が怖くて、
言いつけを守り続けた。

でも、鳥居の陰に猫がいたから。
一年前にいなくなった猫がいたから。
つい一歩踏み出してしまった。

「遅かったね!次は左目だよ」

背中で嬉しそうな子供の声がした。

#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1236011395461697536 

#返怖
#呟怖

女は男が憎かった。
苦しめてやりたかった。

だから、愛する人間を殺すように暗示をかけた。
最初に男が殺したのは女だった。

殺しても殺しても、男は愛された。
男は苦しんだが、女は悔しかった。

最期の瞬間、
女は男の頭を優しく抱いた。

自分と同じ死に様になるように。

#返怖
#呟怖

お父さん、
呪いの手順を無意識に踏んでたんだね。

お父さん、
呪いを受ける相手はもういないのに。

お父さん、
呪いは成立しないと自分に返ってくるって、知らなかったんだね。

お父さん、

私は今日も川原で、蒲鉾板に打ち付けられた肉片に話しかける。

学校の裏門の、大きな木。
根っこが惚れ薬になるんだって。

でも私をいじめてたあの子も、よく噛みついてきたあの犬も、私のこと好きにならないんだ。
歩かなくなっただけ。

皮を?中身を?汁だけを?
干す?煎じる?炭にする?
思いきり薄めてみる?

たくさん実験しなくっちゃ。

#呟怖 https://twitter.com/moon04cat/status/1233245249150959616 

#返怖
#呟怖

もういいや。
私は本来の姿に戻った。
8本の脚は自在に踊り、枷も檻もすり抜けて彼の胸に飛び込み、押し倒す。

貴方が愛しているのは貴方。
だから、
愛する人の死を見せてあげる。
魂を引き裂いてあげる。

吸盤で彼の瞼が降りないよう押さえつけ、
見せつけるように中心の口を開いた。

妻が特売の肉を買ってきた。
赤身と脂身のバランスが良い。
真ん中の目玉も澄んで…目玉?

「これ、目が」
「何にする?すき焼き、カレー、肉じゃが…」
「目玉が、動いて」
「新鮮なんだね」
「いやでもこれ、にんげ」
「…こんな機会、滅多にないよ?」

俺はゴクリと唾を飲み込んだ。

#呟怖 https://twitter.com/yosituguo/status/1035733209865043968 

昔、母の田舎で神隠しにあった。
らしいが、よく覚えていない。
ただ、誰かに手を引かれて山を歩いた記憶だけ。

祖母は血相を変えて、
「その話は二度とするな」
と言った。
だから最後に「手」が言ったことは話していない。

「必ず迎えに行くからね」

腕には今もミミズ腫れが残っている。

#呟怖 https://twitter.com/MATTARINEKOkob1/status/1230806507823845376 

「古新聞ってあるじゃん。
古いんだか新しいんだかね。
そこで、作ってみました。
新古聞!」

男は紙の束を押し付けて電車を降りていった。

新しい紙とインクの匂い。
日付は十年前の…私の誕生日。

私の服装、発した言葉、食事、フォークで刺した回数、体を洗う順番…全てが載っていた。

#呟怖 https://twitter.com/moon04cat/status/1230746253761208321 

#返怖
#呟怖

筋を通さず逃げ出した奴はもれなく、穴の空いたレンコンさんになる。

「ヒロくんの目って、綺麗な緑色だよね」
「クォーターだからね」
何気ない会話をしながら、朝食に添えられた紅白の椿を口にする。
「絶対おいしいから!」
と自信満々だったが、確かにうまい。
彼女の目は少し特殊で、普段はモノクロの光景だが、『おいしいもの』だけは色付いて見えるらしい。
#呟怖 https://twitter.com/moon04cat/status/1228894712540516354 

ここの子達はいい子ばかり。
私にもすぐ懐いてくれた。
休養中の先生が復帰したらお別れか。
少し寂しいな。
楽しそうに絵を描く園児達を眺めていて、気付いた。
皆が皆、額に傷のある人を描いている。
「誰を描いたの?」
近くにいる子に聞くと、全員が声を揃えて
「お父さん!」
と答えた。

#呟怖 https://twitter.com/No0_0128/status/1227217064999305216 

最寄り駅のコインロッカーには、
「みどりちゃん」
という怪談がある。
三年前に捨てられた赤ちゃんが、
今も母親を待っているそうだ。

自分が皆と違うから捨てられたと思ったのだろうか。

みどりちゃんのいるロッカーを開けてしまうと、
みどりちゃんと同じになる。
緑色のカビだらけに。

#呟怖 https://twitter.com/moon04cat/status/1228174064604237829 

#返怖
#呟怖

月曜の朝礼で、
担任が亡くなったと知らされた。

土曜日の午後、
出先にも関わらず方々に電話をかけ、
訳のわからない質問をして、
日没頃に突然ばたりと倒れて帰らぬ人になったという。

何か引っ掛かるものがあったが、
友人の一言で全て吹っ飛んだ。

「ぽっくりさんだったか…」

あの日、夢を見たの。
澄んだ泉。
色鮮やかな水草に映える青空。
眠るあなたの息が、白い水中花を揺らしていたの。
私、もう一度あの夢が見たくて。
水草と花は丁寧に乾燥させて、綺麗な絵の具を用意して、型に樹脂を流し込んで。
全てを完璧に配置したの。
あとはあなたを沈めるだけなの。

#呟怖 https://twitter.com/MATTARINEKOkob1/status/1226086471745953792 

風船が飛んでいる。
私の顔と同じ高さを保ったまま、ゆらゆらと漂っている。
捕まえようと手を伸ばすと、
風船はくるりと一回転し、目と歯を剥いて私を睨み付けた。
そして何かを叫ぶように口を開いた瞬間、弾けた。

この踏切は事故が多い。
頭が見つからないことも多い。

#呟怖 https://twitter.com/marinegumi/status/1226804089196933120 

植物に良い言葉をかけ続けると、元気に育つと聞いた。
ひとつの鉢だけ毎日褒めていたら、段違いに成長が早く、美しい花を咲かせた。
本当に効くんだなあ。

夜中にふと目が覚めた。
髪飾りのように花を戴いたサボテンが、

私だけを見て
私だけを見て
私だけを見て

と、僕に話しかけていた。

#呟怖 https://twitter.com/ahomaja/status/1225046025779286026 

僕の彼女は裁縫が得意だ。
ほつれを直す時、ぬいぐるみを作る時、写真をデコる時。
全て赤い糸で縫う。
これがまた悪目立ちせず、おしゃれに見えるから大したもんだ。
「赤が一番効果があるの」
彼女はにっこりと笑った。
何に?とは、聞かないでおこう。

元カレのようにはなりたくない。

#呟怖 https://twitter.com/moon04cat/status/1225764961407733766 

目玉焼きが食べたくなった。
フライパンでベーコンを焼き、卵を割る。
左上に落ちたそれは、眼球だった。
右側にもうひとつ割ってみる。
鼻だ。
真ん中には唇。
一番下に眼球。
福笑いは失敗だ。

「あはハハハはははははヒはヒュはははげはゲハハははははは」

私は笑いが止まらなくなった。

#呟怖 https://twitter.com/ChrisRabbit11/status/1225537834376998912 

「帰れないの」
少女は暗い波を見つめてくすんくすんと泣いていた。
その表情は日傘に隠れて見えない。
「遊んじゃいけないとこで遊んだの。お母さんに怒られるの。帰れないの」
大丈夫だよ、と顔を覗きこんだ。
少女の顔はフジツボに覆われ、目の辺りからイソギンチャクが涙のように溢れた。

#呟怖 https://twitter.com/dancewithsky/status/1224610960167489537 

擬態って知ってる?
天敵の苦手なものに姿を似せて身を守ったり、
花のふりをして獲物を捕らえたり。
敵の女王に成り代わって卵を産む女王アリもいるんだって。

「僕は女王じゃないよ」
と返すと、彼女は花のように笑った。

だからあなたが好きよ。
甘い口づけの中で、舌がちくりと痺れた。

#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1224768538214195200 

本が見える。
一人に一冊、歳と共に大きくなる、記憶が綴じられた本。
子供の、日毎厚みを増す本は微笑ましく。
老人の、重厚で虫食いだらけの本は寂しい。

今話題の物知り芸人の本は異常だ。
ページは不揃い、厚すぎて表紙が反り返る程。
まさか…他の人のページ

【ビリッ】

ここはどこ?

#呟怖 https://twitter.com/marinegumi/status/1224196754318381056 

じゃんけん、ぽん。
わたしの負け。
みんな楽しそうに逃げていく。
10秒数えて、もういいかい。
まあだだよ。
まあだだよ。
まあだだよ。
………

みんなこっそり帰っちゃった。
わたしは鬼のまま、10年たった。
ずっとずっとさがしてた。
あとひとり。
あとひとり。
もういいかい。

#呟怖 https://twitter.com/moon04cat/status/1223797412864512000 

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