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基維ひなた|22ページ目 - 呟怖.ORG

呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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呟怖.ORGと参加について

「お待たせしぁしたー!」
「きたきた!ここのラーメンずっと食べたかったんだよねー」
「ねー。出汁に人間の髪の毛使ってるって噂が流れてから心配してたけど」
「ちょっとやめてよ」
「まあ実際、煮込んだだけじゃ出汁は取れないし」
「あれはコスパ悪かったよね。いただきまーす!」

#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1277077546815778822 

子供の頃、深夜にテレビを観たことがある。
うさぎの着ぐるみが廃墟に立っていた。
カッチ、カッチ、カッチ
時計の針に合わせてうさぎの首が回る。
ボーン、ボーン
うさぎの口から血が…

今わかった。
あれは私だったんだ。
全身に固定された着ぐるみの首が回る。
カッチ、カッチ、カッチ

#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1277086099702083585 

「ただいまー」
男の声と、引き戸が閉まる音。
幼い頃からよく聞いていた。
声の主を見たことはなかった。

オートロックの部屋に越しても、
「ただいまー」
と引き戸の音がした。
ついてきちゃったか。

ある晩、友人と飲み歩いていたら、
いつもの時間に、脳内に響いた。
「ただいまー」

#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1276515822303772672 

「お待たせー」
「これ何?」
「サボテンの唐揚げ」
「食えるの?」
「食用のもあるしたぶん大丈夫」
「たぶんって…お、意外とうまい…針の処理とか大変だったろ?」
「してないよ?なんか捕まえたら引っ込んだし」
「待ってそれ本当にサボテ」

脳天を突く衝撃と激痛。
俺の意識は暗転した。

#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1276885298337558528 

風呂から出ると、捨てた女が部屋にいた。
合鍵は取り上げたのに…
ゾッと寒気がして、わざと乱暴に足音を立てて近づいた。
女は床に耳をつけ、まるで音を聞いているような姿勢で動かない。
あの日と同じ姿だ。

あの日。
確かに、山に捨てたはずなのに。

#呟怖 https://twitter.com/r_Okishima/status/1276475243654045702 

#返怖
#呟怖

『時価』とだけ書かれた品書き。
魚のような、肉のような、若いのに成熟したような味わい。
つい食べ過ぎてしまったが、あれは何の身だったんだろう。
震える手を壁について出ようとすると、店主が言った。

「お客さん、良かったらネタを少し提供してくれないかい?時価で買い取るよ」

この村では、双子の一方は焼けただれて産まれる。
それはホムラ様と呼ばれ、村に福をもたらすとして大切にされる。

真実は。
信仰の対象があれば群衆をまとめやすいからだ。

全てを知った私は、産まれたばかりの我が子に向けて優しく歌った。

どーちーらーにーしーよーうーかーな。

#呟怖 https://twitter.com/molmol299/status/1259654993025482752 

あのね。
「かんたん!犬神の作り方」
って本に書いてあったの。
犬の首をできるだけ人が通るところに埋めて、たくさん踏んでもらうの。
そしたら神様になって、ずっとそばにいてくれるの。
だから学校の校庭に埋めたの。
お母さん、まだ神様にならない?

#呟怖 https://twitter.com/moon04cat/status/1266282288590942208 

あのお婆ちゃんのお店、とうとうなくなっちゃったんだねえ。
お婆ちゃんのお祖母ちゃんの頃からやってたって話だからねえ。
取り壊したところ、見たんだけどね。
すごい数の魂が昇ってたよ。
流星群みたいでね、いやあ見事だった。
あんなにいたんだねえ。
ネズミとかゴキブリとか。

#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1275132311848120320 

交通事故に遭ってから、
ずっとここにいる。

こんなに綺麗な場所だったんだ。
ずっと見ていたい。
あなたにも見せてあげたい。
一緒に見たい。

だから、待っている。
あなたが来るのを待っている。
ずっとここで。

#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1275132465363869696 

適当に合成した画像と共に、

【急募】この生き物知りませんか【見たら死ぬ!?】

というスレッドを立てた。
次々とそれらしい目撃情報が寄せられた。
それらしい死亡記事と共に。
みんな暇だなあ。
ニヤニヤしながら読み進めていて気付いた。
目撃された場所がどんどんこっちに近づいている。

#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1274218393877413889 

#返怖
#呟怖

「いつまで昔の女引き摺ってんのよ」
「ほっといてくれよ…」
「ほっとけるわけないでしょ!さっさと割り切っちゃいなさいよ!」
「そうかその手があったか!!」

俺はかつての恋人をバラバラにして、少しずつ埋めることにした。

霧の中、対向車線に奇妙なものを見た。
車のヘッドライトのようだが、やけに上下に揺れている。
まるで蛙が跳ねるように。
身を強張らせたが、普通の車があっけなく横を通り過ぎた。
気のせいか。
息を吐いた後ろで急ブレーキと衝突音が響き、悲鳴が中途半端にぷつりと消えた。

#呟怖 https://twitter.com/usagamisousuke/status/1273479154986442752 

ここのおみくじは変わっている。
封筒の中に、紫陽花と美しい女性の写真のみ。
花の色と女性の表情で吉凶を読む。

白く、眠っているならば、吉。
青く、悲しげならば、小吉。
赤く、怒っているならば、凶。

もしも黒く、笑っていたならば、
今すぐそこから逃げろ。
早く。
早く!!

#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1273221245299912704 

フェアリーリングって知ってる?
きのこが環状に生えてたら、妖精が踊った後なんだって。
中に入ると妖精の国へ行けるんだって。
だから私、食べたらもっと妖精に近づけるかなって…

腕の中で彼女がみるみる萎びていく。
完全に枯れ果てた直後、僕の周りに次々と彼女が生えて踊りだした。

#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1269550556353159168 

昔、公園で遊んでたら、水をかけられた感じがして辺り一帯が真っ赤になった。
なぜか僕は、この赤い何かが、転校していったヒロくんだとわかった。

「おれは瞬間移動ができるんだ」
って自慢してたっけ。

遠くの街でダンプカーに跳ねられたヒロくん。
最期の瞬間、僕と遊びたかったのかな。

#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1271394289142992896 

「それ、絵なんですよ」
廃墟の写真を撮っていたら、横から声をかけられた。
いつの間にいたのか、人の良さそうな老人が立っている。
確かに、壁の割れ目も這うツタも、触ってみれば平面だ。
「これは見事ですね」
感想を告げて再度横を見ると、
人の良さそうな老人が壁に描かれていた。

#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1271417954274426882 

注文した覚えのない品が届いた。
『過去を消せる消しゴム』
日付と内容を詳しく書き、この消しゴムで消すと、なかったことになるそうだ。
馬鹿馬鹿しい。
鼻で笑いながらも、ずっとつけていた日記を開いた。
消し去りたいあの日の…

すごく気持ちが楽になった。
何故かはわからないけど。

#呟怖 https://twitter.com/dancewithsky/status/1271617115632492545 

急ぎの用があり、
普段は使わない道を走っていた。
近道だが、昔から不気味な噂が後を絶たないのだ。

森には人を喰う虫がいる。
人の足を持って佇む老婆がいる。
何かがついてくる。
等々。

それにしても視界が悪い。
と思った瞬間、窓をワイパーが拭った。
蜘蛛の脚のような動きで。

#呟怖 https://twitter.com/usagamisousuke/status/1271429825614381056 

「悪魔のパズル」
とやらを手に入れた。
絵柄はシンプル、ピースは三角形。
地味に難しい。
所々違う気がするが、同じ色だしいいか。
説明書の手順通り、
「完成した」
と呟いた。

それ以来、視界がおかしい。
右目で左目の、左目で右目の景色を見ているようだ。
地味に気持ち悪い。

#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1271420144753840130 

モノトーンの男に白い花を渡された。
花は一瞬で綺麗な赤に染まった。
あの子の花は白いまま。
「素晴らしい!」
優越感に笑みが浮かぶ。
「その年齢でそれだけ人の心を傷つけてきたとは。苗床にぴったりだ!」

私は悪意の森の母体になった。
だけど真っ白いあの子の方が、私は恐ろしい。

#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1271409043593031680 

暇潰しに友人の寝顔を撮り、フリマアプリに出品した。
食品カテゴリー、5000円。
すぐにコメントがついた。

「今すぐ欲しいので、引き取りに伺います」

速攻で出品を取り消し、友人を起こして帰った。

玄関の前に置かれた巾着袋。
古びた百円札が詰まっていた。

明日、学校に行くのが怖い。

#呟怖 https://twitter.com/molmol299/status/1264570689526222848 

かげかげ、はいろ
おひさま、やける
やけたら、とける
いたかろ、いたい
おててを、つなご
かげかげ、はいろ

童歌のようなものが、押し入れから聞こえてくる。
一人暮らしの午前二時。

#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1270369711499304969 

「見て見て!肝試しでね、餓死した人のお墓にお菓子供えてきたら今朝こんなんなってたんだけどやばくない?」
「やばいどころの話じゃないよ、何それ見えてるの?」
「ちゃんと見えるよ、ほら」

ぱかっと口を開けた中には確かに目玉があった。三つとも。

#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1271038081383010304 

『ぼくのパパはライオンです。ぼくをつきおとします。』

生徒の作文が気にかかり、家庭訪問に来た。
あの子の痣が父親のせいなら、対処しなければ。

「ママ、おいしい?久しぶりのご飯だもんね」

玄関で、髪を振り乱した女が男の肉を貪っていた。
歯の隙間から髪の毛を覗かせて、笑った。

#呟怖 https://twitter.com/molmol299/status/1270302602257764359 

技術の進歩により、
人間をコピーして、そっくりのマネキンを作れるようになった。

「今からコピーするから、喋らないでね」
ピッ
「はぁい!」
「あっバカ…」

こうして毎日同じ時間に「はぁい!」と言うマネキンができた。

先月本体ごと廃棄した、呪詛を呟くやつよりはマシか。

#呟怖 https://twitter.com/moon04cat/status/1266282654527180800 

彼女が病気になった。
言葉が花になる奇病。
花の種類は様々だが、法則性があることに気づいた。
朝起きると、鈴蘭の花。
好きなおかずを食べて、夾竹桃。
眠い目を擦りながら、彼岸花。

ただ、俺を見つめてぽろぽろとこぼす紫陽花の意味だけがわからない。
不安が蛞蝓のように這う。

#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1269258921341935617 

昨夜ね、寝室に蛇が出たのよ。
その、肌色でね。
言っちゃうとね、旦那のあれにそっくりだったのよ、アハハハ!
あたし思わず隣で寝てる旦那のパンツ下ろしたら、そっちの蛇はちゃんといたわ、アハハハ!
でもねえ、もう逃がしてあげようかなって。
ハサミと包丁どっちがいいと思う?アハハハ!

#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1263443628782845954 

「痛ッ!」
「…ちょっと、また?」
「うん、上履きに歯が入ってた」
「気持ち悪いね…」
「これで14本目だよ。右上から順番に1本ずつ入れてきてさ。これは右下の乳側切歯かな。ほんっと気持ち悪い。趣味悪い。最悪」
「なんでそんなに詳しいのよ…」

#呟怖 https://twitter.com/moon04cat/status/1266282580195725312 

#返怖
#呟怖

最初はトントン拍子に進んだ。
受験に失敗、一つ戻る
受験に失敗、一つ戻る
彼女にふられる、二つ戻る
小さい会社に就職
車を買った、三つ進む
同僚と結婚
子供が産まれた
子供が産まれた
車で事故を起こし逮捕、三回休み

やっと家に帰れるのに。
そうか、次のマスは…

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