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基維ひなた|11ページ目 - 呟怖.ORG

呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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呟怖.ORGと参加について

妖怪オヒトリサマって知ってる?
一人ご飯とか一人カラオケを馬鹿にした人に取り憑いて、一緒にいる人を認識できなくしちゃうんだって。
ヤバイよね!
だってぼっちとか生きてる意味ないじゃん?
ねえ。
ねえ、返事してよ。
さっきまで目の前にいたじゃん。
ねえ。

#呟怖 https://t.co/Uu1ZikE7XZ

目が覚めると見知らぬ部屋。
扉の横にメモがある。
『思い当たる節があれば話すこと。正解の数だけ開きます。間違いの数だけ閉じます』

「花川くんか?」
カチャン
「指輪が気に入らなかったか」
カチャン
「洋子が離婚に応じないんだ」
カチャン
開かない
「…洋子?」
カチリ

もうだめだ。

#呟怖 https://t.co/Uu1ZikE7XZ

ミステリーツアーで砂漠に来た。
決して砂で遊ばないよう注意を受けるが、折角なので跡を残したい。
こっそり仰向けに寝転んでみた。
現地のガイドが謎の言語で叫び、乱暴に腕を引き起こした。
彼の指差す先を見る。
人の形に窪んだ砂にびっしりと穴が開き、小さな虫が這い出てきていた。

#呟怖 https://t.co/oZ31RtNpVR

葬式の最中、退屈で従兄弟と抜け出した。
「一人で入ると呪われる蔵」
の前で尻込みしていると従兄弟が笑った。
「大丈夫だって、二人だし何も起きなあああああああああああああ」
壊れたサイレンみたいになった従兄弟を置いて大人達のいる部屋に逃げ込んだ。
遺影の中で従兄弟が笑っていた。

#呟怖 https://t.co/Uu1ZikE7XZ

自粛生活の息抜きに、白詰草が咲く丘で娘と遊んだ。
花冠を作りはしゃいでいたが、上着のボタンを取られたと泣き出した。
白詰草を摘む。
手首を誰かが掴んだ。
「一本だけちょうだい。ボタンはあげるから」
ボタン穴に白詰草を飾ると娘は笑顔に戻った。
帰り際、小さな手がバイバイしていた。

#呟怖 https://t.co/mDqy2cQtkU

甘い香りに目を覚ますと、見知らぬ女が褥に潜り込んでいた。

女の舌が這うたび皮膚に紅い筋が走る。

堪らず呻くと女は唇を吊り上げ上体を起こした。

油膜のようにぎらぎらと光る瞳で昂った体を睨めつけ、大きく開いた口には幾重にも鋭い歯が並んでいた。

#呟怖 https://t.co/1RRN4uW7pF

山歩きで狸に出会った。
「親切な人間の方、助けてください」
ふもとの駐車場までついてきて、先が欠けた血塗れの日本刀を差し出した。
直して欲しいらしい。
「燃料あります」
古びた一斗缶に枯葉を積む。
「道具になります」
ぽん、と玉箸に変化した。
狸の兄弟も現れて、玉箸は三つに。

#呟怖 https://t.co/abefkbuz2g

夜中に尿意で目が覚めた。
眠い。
トイレに行きたい。
眠い。
なんとか布団を出て、部屋の隅に立っている女を見ないように出ようとした時。

ゴッ

タンスの角に思いっきり足の小指をぶつけた。

無言でしゃがみ悶絶する。
思わず女の方を睨んだ。
気まずそうに目を逸らされた。

#呟怖 https://t.co/DwtL66TO6P

電車の中で突然、ぼろぼろと涙がこぼれた。
胸が痛い。
どうして。
止まらない。
周りの乗客の好奇に満ちた視線。

「大丈夫ですか?」

声が聞こえてふっと痛みが和らいだ。
心配そうに見下ろす男性。
この人だ。
心がそう言った。
この人が運命の人。

まずは隣の女をどうにかしないと。

#呟怖 https://t.co/DwtL66TO6P

「エミちゃんにだけ教えるね」
雨の中でサキちゃんが振り向いた。
「この傘、血で濡れると髑髏が浮かび上がるの」
最近、小動物が殺される事件が起きていた。
サキちゃんの手にカッターナイフ。
「エミちゃんにあげる」
白い傘はサキちゃんの血で真っ赤に染まった。
ただのコンビニ傘だった。

#呟怖 https://t.co/viENAf1h0O

公園でかくれんぼをすると、いつもみんな僕を置いて帰った。
でもその日は違った。
僕以外みんな砂場に埋められた。
おじさんが一人ずつ丁寧に埋めるのを隠れて見てた。
夜まで待って家に帰り、また置いてかれたとお母さんに泣きついた。
みんな信じてくれた。
おじさんは僕のヒーローだ。

#呟怖 https://t.co/TUv6WiMaYJ

茜の花は白いのよ。
藍の花はピンクなの。
面白いよね。
でもアカネちゃんもアイちゃんも、同じ赤だったの。
優花ちゃんは違うよね。
優しくない花、見せてくれるよね。

「ごめんなさいごめんなさい」

地面が遠い。
涙で化粧が落ち制服にシミを作る。
苛めの代償。
背中に触れるあの子の手。

#呟怖 https://t.co/JQY2uJIn3s

皆が私を「可哀想」って優しくしてくれた。
貧乏で、親がいなくて、病気で。
でもあなたに出会えて変わった。
お金持ちで、お義父さんもお義母さんもいい人で、体調も良くなった。
誰もが羨む幸せな私。
あなたを失ったら、また可哀想になって、みんなに優しくして貰えるの。
協力してくれる?

#呟怖 https://t.co/bS9N8vo6WR

ショッピングセンターのトイレで手を洗う。
こんなご時世だから念入りに。
ふと顔を上げると、合わせ鏡に沢山の私がいた。
夜中に見たら怖いだろうな、13番目に何かあるんだっけ、とぼんやり見ていたら、一人だけ早めに手洗いを切り上げて出ようとした。
鏡の中の私が一斉にそちらを向いた。

#呟怖 https://t.co/CAMr7tataF

外界から隔離された廃墟。
カリカリと小さな音がする。

「急激な進化を遂げ、トタンを食べて分解しています」

スピーカーから流れる説明。
素晴らしい。

「ですがそれしか無いから食べるのであって、他に良い餌があればそちらに行きますよね」

トタンに散らばっていた虫が一斉に私の方へ、

#呟怖 https://t.co/3WPC8KPGXm

「これ、厚手だから乾きにくいんだよなあ…」

洗濯物を干しながら独り言。
全部干し終えて振り返ると、厚手の服がパンパンに膨らんでいた。
誰かが着ているみたいに。
手を突っ込んでみたけど空をきるだけ。

その日は洗濯物がよく乾いた。
ただ、厚手の服はちょっと伸びた。

#呟怖 https://t.co/3n8xWPo0vk

小人が瞼にぶら下がるんです。
どんどん伸びて裂けるんです。
すみません嘘です。
小人が鼻に硫酸を注ぐんです。
溶けた肉が目から流れるんです。
すみません嘘です。

夜、トイレに行くと逆さまの男が話しかけてくる。
目から垂れるのはSM用の赤い蝋燭に見える。
塩をかけたら喜びそうで嫌だ。

#呟怖 https://t.co/QwIPZP412I

いやあ良かった、前のバイトが急に辞めちゃって。
左から二番目の窓ね、あれ以上開かないんだ。
わざと希望を与えるのがミソ。
隣は新聞紙で覆って光を遮断。
その隣は窓を取っ払ってある。
君の部屋は一番左だよ。
好きにくつろいでくれていいし、何か異変があれば電話するだけ。
簡単でしょ?

#呟怖 https://t.co/X3VNVyvcjs

夫は性に対して潔癖だ。
お見合い結婚とはいえ、好意を抱いたからこそ誘えば淫売扱い。
性交渉の快楽はチーズバーガー二個分らしいとわざわざ買ってきた。
挙げ句、子供は欲しいが人工受精で良いと。
椅子に縛り付けた夫の前にチーズバーガーを積み上げる。
産みの苦しみは、何個分かしら。

#呟怖 https://t.co/hgMiLcR09a

チリン

「いらっしゃいまし」
「暑いわねェ、アイスクリン頂戴」
「僕はシベリアと珈琲を」
「作家先生は本当に甘いものがお好きねえ」

廃墟の二階の鈴が鳴ると、そんな会話が聞こえることがある。
最近亡くなった隣人の声も加わったという噂だ。
なんだか羨ましくて、そっちへ行きたくなる。

#呟怖 https://t.co/s2wGAUgcJY

もしもし?助けて!
歩いてたら、誰かがついてきたの。
振り向いたら土管が走ってたの。
笑わないでよ!
それで逃げたんだけど、土管の方が足が早くて。
笑わないでってば!
結局駅のコインロッカーの前で追い付かれて、今土管の中だからロッカーも開けられなくて。
何で笑うの!?

#呟怖 https://t.co/RrVruMW4ZE

@ahomaja #返怖
#呟怖

母はよく、チョコレートを一口サイズに割ったものをタッパーに入れて、冷蔵庫にしまっている。
ほんのちょっと欲しい時なんかに良いからと。
そのタッパーを抱えて貪っているのでは逆効果だ。
おじいちゃんに言いつけてやろ、と仏壇に向かうと、骨壺からチョコレートの甘い匂いがした。

ええ、撮り鉄だか何だか知らないけど、線路に入って写真撮って。
あの人のせいで非常ボタンが押されたこともありました。
足が線路にはまったんですってね。
ちぎれた上半身が金網にめり込んで、ところてんみたいだったとか。
電車を間近で見られる所に焼き付いて、本望なんじゃないですか?

#呟怖 https://t.co/gaF7fmqrX3

僕は跳び箱が苦手だ。
上に座り込んで皆に笑われて以来。
でも放課後たくさん練習した。
「みんなー馬場が乗馬するぞー!」
中島の軽口で皆が笑う。
無事に跳び越え着地。
「なんだ、つまんね」

その日中島は右腕を骨折した。
中島が跳ぶ瞬間、跳び箱の一番上の段が持ち上がったのを僕は見た。

#呟怖 https://t.co/4A818KhIHn

ばあさんが川で大きな桃を拾って帰ってきてなあ。
両手で抱えるくらい大きな桃でな。
あれは美味かったなあ。
うん?
そんな得体の知れないものを食ったのかって?
そりゃあ貴重な甘味じゃからな。
しかも中から赤ん坊が出てきてなあ。
うん?
そりゃあ貴重な蛋白質じゃからな。

#呟怖 https://t.co/9es4k9rt3B

お寺の木陰に佇むお地蔵さん。
首が無くなり小さな石が乗っている。
「酷い悪戯ですね」
新しい首を運んできた住職に話しかける。
住職は石を静かに差し出した。
干し首のように縮んだお地蔵さんの顔だった。
「吸うんですよ」
お地蔵さんの足元にそれを置く。
縮んだ首がずらりと並んでいた。

#呟怖 https://t.co/zpKT2Njjqw

深夜に帰宅し冷蔵庫のケーキを食べた。
「食べちゃったの?」
暗い台所に娘の声。
「早く寝なさい」
「それ、食べちゃったの?」
娘はニヤニヤしている。
「寝なさいって言ってるでしょ!」
誰のせいでこんな遅くまで。

動かなくなった娘の手から紙が落ちた。

『ママ、お誕生日おめでとう』

#呟怖 https://t.co/9es4k9rt3B

「あああああ!」
庭から尋常じゃない男の叫び声が聞こえた。
「あああああ!」
慌てて駆けつけると、丸い目を見開き口をぱっくり開けたような顔の竹細工が落ちていた。
「あああああ!」
「どこから声出てるの…?」
真顔で問いかけると、
「えっ」
と言ったきり何も言わなくなった。

#呟怖 https://t.co/XpHiZH6iA7

「ゴキブリの卵を食べたら中で孵って成長して出てきたって話あったよね。ところで本当にそれ、食べちゃったの?」

って冗談で言っただけなんです。
何も入れてないんです。
信じてください。

泣き縋る女性の背後に横たわる男性は腹部を内側から破られたようで、あるべき筈の内臓が無かった。

#呟怖 https://t.co/9es4k9rt3B

あの人、赤ちゃんプレイが好きみたいで。
ええ、リアルに体験して貰おうと思って筋弛緩剤を。
可愛かったですよ、寝返りも打てず涎もおしっこも垂れ流しで。
ベビーカーでお散歩して、スリルがあるのも好きかなって、コインロッカーに入れました。
え?
だってそのままじゃ入らないでしょう。

#呟怖 https://t.co/N2QHnEDyYH

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