そこにあったのは、忘れもしない
…母であったヒトの肖像画だ。
銀色猫を肩に乗せた青年は言葉を
継いだ。
「波乱に満ちた生涯だったとか」
わかる。
それでも幸せであったのだ。
私にもまだ某かの感情が残ってい
ることを示すように
頬を涙がつたった……
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