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呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

参加メンバーはこちら

呟怖.ORGと参加について

#呟怖

いつも囁く『小さいの』がいる。

いつから居るのか覚えてない。

小学生の時には居た気がする。

「ほら、嫌われたよ」
「ほら、失敗するよ」
「もうダメだよ」
「楽になろうよ」
「足を一歩踏み出すだけだよ」
「簡単だよ」

今日も『小さいの』は囁く。

「味方はボクだけだよ」

「早く」

#呟怖

突然の夕立にずぶ濡れになりながら車に乗り込んだ。

タオルで軽く拭き取り、キーを回す。

熱い風を吐き出すエアコンの風を外に逃がそうと窓のスイッチに手を伸ばして、止めた。

老婆が窓から覗き込んでいる。

先程、埋葬した老婆に間違いなかった。

指が窓に触れる。

アクセルを踏んだ。

#呟怖
#返怖

単眼の彼女を『一眼レフ』と呼んだ奴が、彼女と別れ新しい彼女が出来たと言う。

「今度も一眼レフなの?」

「いや、今度は二眼レフなんだ」

普通の彼女が出来たのかと思った。

縦に二つだと思わなかった。

「幼女趣味だと思ってるんだろ! こう見えて彼女、俺より年上だからな!」

#呟怖

大雨の翌日、川に熊くらいの大きさの獣が浮いていた。

腐敗しており、形は崩れ、何の動物かはわからないが、熊はこの辺りには居ないのは確かだった。

噂になった頃、再度大雨に見舞われ、恐らく海に迄流されたのだろう、見あたらなくなった。

大雨の後、海沿いの村では大漁だと言う。

#返怖
#呟怖

彼はサイコメトラーだと言う。

悲惨な現場で追体験をするのだと嬉々として言っていた。

が私は、彼の横でボソボソと呟き続ける『彼』が怖い。

「…君はもうすぐリアルに逝くから…」

『彼』の後ろには沢山の腕が闇から生えている様に見える。

超能力はあっても霊能力は無いらしい。

#返怖
#呟怖

女壱「……どうしてこんなことに……」

女弐「大丈夫、培養すれば良いだけよ」

女壱「でも、それは我が子と言えるのかしら?」

女弐「私達が元は1人だったように、子供も最初からこうしておけば良かったのよ」

女壱「そうね」

女弐「そうしましょう」

女壱「そうしましょう」

#呟怖

「ただいまー。お母さん聞いてよ。今日ね、会社に提出した書類がお母さんが死んだ事になってんの。あり得ないよね! あれ? お母さん?」

静まり返った家の中に声を掛ける。

「買い物かな?」

言いながら、手が震える。

15年前の母の葬儀を思い出す。

では、今朝まで居たのは、誰?

#呟怖

あのね。ミントって種を蒔くと凄い勢いで侵食繁殖するの。でね、虫や動物には毒なの。だけど人間は好きでしょ。ミントはスーッとして気持ち良いから。

ミントの仲間だと思うんだけど、種を蒔くと凄い勢いで心を侵食して他の人は毒だと言うけど首を絞められるとスーッとして気持ち良いの。

#呟怖

ねぇ知ってる?

見ても聞いても語っても呪われる話。

或る所に、それは顔の醜い女が居たの。

女は金持ちだから、貧乏武家の息子と結婚したの。

男は美男子で浮気三昧。

悔しくて、女は『みんな鼠に生きながら喰われてしまえ』と呪いをかけたの。

みんな、喰われたの。

私、その鼠。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1286415379967774721 

#呟怖
#実話

10年以上前の話です。
某神社の御守り『邪気を払う鈴』を財布に付けていたところ、ある親戚がいる時だけやたらチリンチリン鳴る。
その親戚はウルサイと怒ってしまい、何をそんなに怒っているのかと不思議だったのですが、帰ったら鳴らなくなったんですよね。

なんかあったんですかね。

#呟怖

「金物に近寄っちゃいけない。
金物はあたし達を憎んでいて、隙あらば斬ろうとするよ」

「婆様、金物には近付かないよ。だから」

「『へつ』は鍛冶の娘。近寄るんじゃないよ」

「約束したんだ。お嫁にするって」

祖母の三回忌で本家に泊まった時に、変な夢を見た。
祖母の名は『へつ』だ。

#呟怖

その部屋は酷い臭いがした。
新築なのに生臭さが充満している。
死体でもあるのかと思った時、居間で小さな水音がした。
魚が床に落ちている。
先ほどまでは確かに無かった。

魚が口を開く。

「助けてください。御恩返しをします」

これは、助けても助けなくても厄介な事になるパターンだ。

#返怖
#呟怖

ドアを開けて入ってきたのは、透明な身体と服で、夫の姿の人喰いゼリー。

約款が滑り落ちた。

「…何か無いかな?腹が減って…」

ゼリーは夫の声で言うと、逃げようとした私の腕を掴む。

「ああ!」

細胞の隙間からゼリーが侵食してくる。

「君は旨いな」

ゼリー状の夫が笑う。

#呟怖

妙な男が辺りを見回しているのが見えた。

「ああ、ありゃ『ニオイウリ』さ。ニオイを集めてるんだろう」

と、ニオイウリが何かを捕まえた。
瓶に移す動作の後、空の瓶から蜂のような音がする。

「ありゃ死病の匂いだな」

「嫌いな奴にでもつけりゃ、近い内に死病にかかるだろうよ」

#呟怖

鼻の奥に焦げ臭い臭いがこびりつく。

毎晩、同じ時間にその臭いで起きる。

火事でもなく、焚き火なぞでもない。

窓を開けても何かを燃やしている様子もない。

ただ、鼻の奥に焦げ臭い臭いがこびりつく。

人が燃えるような、厭な臭いがこびりつく。

#呟怖

どうしてもと頼み込まれ、スピーチの為だけに会場を訪れる。

披露宴の途中で現れた私に、会場は静まり返った。

今日は娘の一周忌であり、1年前まで娘の夫だった男の結婚披露宴。

新郎は笑顔だが隣の新婦は怯えている。

喪服でマイクの前に立つ。

「この度は」

私の口から娘の声がした。

#呟怖

小学生の時『ヨゲンシャ』がクラスにいた。

理由は彼女が何気なく言う言葉が当たるから。

『雨が降る』『電話が鳴る』『怪我をする』

その内『呪い』とまで言われた。

今思えば少し敏いだけだったのだろう。
再会し、普通の女性である彼女を前に思う。

「帰りは電車はやめた方が良いよ」 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1285039968893599744 

#呟怖

「あかちゃーん、わたしのあかちゃーん」

妻が人形を抱き抱え、あやしているつもりなのか揺らし歌う。

もう五年もこの状態なので、慣れた。

たが今朝、妻の人形が見当たらなかった。

治ったのかと一瞬思った。

「あかちゃーん、わたしのあかちゃーん」

妻が私の腹を撫でる。

腹が痛い。

#呟怖

夫がトイレもお風呂も携帯を手放さなくなったので、寝ている間にスマホを見ました。

若い女とのやりとりがありました。
恋愛相談でした。

相談女かと、女のSNSを調べました。

そこには夫の女装写真が…。

夫は彼女とデートの約束をしていましたが、どうするつもりなのか見届けたいです。

#返怖
#呟怖

パートナーと京都に行く事になった。

初京都を楽しみにしていたが、新幹線に乗れば線路に人が入り込んだと停止、別の路線に乗れば異臭騒ぎで緊急停止。

困惑していると、お婆さんが肩を叩いた。

「何処に行きなさるか知らんが、お狐様が邪魔なすっとる。お犬様連れでは辞めたが良え」

#呟怖

大学を辞めた友人からの手紙を抽斗奥にしまいこむ。

正直、気持ちが良い物ではなかった。

一年も音信不通で、彼の幽霊が出ると噂になったりした。

変な夢を見たり変な痣が出たり。

その手紙のせいに思えた。

翌朝、その抽斗の中身が全て部屋中に放り出されていた。

その手紙以外、全部。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1110958281034330112 

#呟怖

体に憶えの無い痣が浮かび上がり、友人の一人に相談した。
促されるまま霊能力者に会いに向かった。
人気の無い山奥の滝で、全裸になるように言われて、躊躇していると、霊能力者が泡を吹いて倒れた。

あやまちを犯すな。

と、いない筈の彼の声が、聞こえた。

足元には白爪草が落ちていた。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1110666159395758081 

#呟怖

嫌な気分で目が覚めた。
冷や汗が背筋を伝う。
夢の内容は覚えていないが、嫌な感じだった事だけ覚えている。

スッキリしたくて風呂場に向かった。
酷い顔をしている。
鏡の前で服を脱ぐ。
全身に大きく手の形に痣が浮かび上がっていた。
人間のサイズではない。
憶えなぞ、あるわけがない。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1110299181791346688 

#呟怖

気づけば古臭い電車の中にいた。

板張りの床と壁。田園風景。

これは夢なのだ。

客はそこそこ居るようで、車掌が切符を切りに回ってきた。

慌ててポケットを探るが、白爪草しかない。

車掌が無表情に白爪草に鋏を入れて返した。

嫌な気分だ。

隣のお婆さんが「おめでとう」と微笑んだ。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1109595482962030592 

#呟怖

大学の友人が実家の家業を継ぐために辞めて一年。
友人から手紙が届いた。

『雪解けの頃、迎えに行きます』

そう書かれた手紙を、8月になろうというこのくそ暑い最中に受け取って、思わず笑った。
と言う事はあれは生き霊なのだ。

だが、迎えにとは?

手紙には、白爪草が同封されていた。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1109565974540238848 

#呟怖

「俺、【継承】しなきゃならんくて、夏休みいっぱい田舎帰るんだ」

へぇ。

大学の友人が腕を掴んで言うから、何かと思えば。

「実家の家業継ぐんなら大学やめるの?」

「絶対戻ってくる!」

夏休み明け、彼の姿を見たと言う者が続出した。

半透明の。

何を【継承】したのだろうか? https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1276030412825825285 

#呟怖

「こんな都会でも白爪草って生えるんだな」

大学の友人が唐突にそんな事を言う。白詰草くらい当たり前だろうと返すと、拾った根付きの白詰草を見せられた。

「これは俺の田舎では若い女の爪を剥いで埋めると生えてくるんだ」

お前、故郷、どこだっけ?
とりあえず旅行先から外すわ。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1277231837169905664 

#呟怖

「だからね、見てない時の世界本当に存在しているかなんて誰にもわからないんだよ」
叔父はそう言うと楽しげに麦茶を傾けた。
「例えば僕は君が見る0.1秒前に、25年前から居ましたって顔して現れたかも知れない」

叔父が他界した後、その叔父の痕跡がどこにも無い。
父も母も知らないと言う。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1280177416489451520 

#呟怖

目が濁っていた。
白い不均等な膜が貼ったような灰色の瞳。
普通の子供達と混ざっていたから気付くのが遅れた。
「ねぇ遊ぼうよ」
声も濁っていた。
掴んだ手が氷の様に冷たい。
「…遊ばない…」
「なんで?」
濁った眼で覗き込んでくる。
「なんでも」
手を振り払い、足早に公園を後にする。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1108234086412247040 

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