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壱合|18ページ目 - 呟怖.ORG

呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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呟怖.ORGと参加について

#呟怖

真っ赤なきのこを見つけたよ
森の向こうのそのまた向こう

大きく大きく育ったら
すぽんと抜いてみてごらん

ぽっかり空いた穴の奥
ぎろりと睨む目があるよ

穴は放っておけばいい
目玉があればまた生える

土の下の誰かの目玉が
腐ってなくなるその日まで https://twitter.com/clematis_sen/status/1190146777887862785 

#呟怖
この公園の木はすべて過去に釘を打たれている。直ちに処理されるので何もなかったかのように見えても、穿たれた穴に呪いは残る。それは幹から枝、枝から葉へと沁み渡り、やがて枯れ落ち…

「いっぱい集めたね」
「じゃあ火をつけるよ」
「わーい、焼き芋!」

立ち昇る煙が街中に広がっていく。 https://twitter.com/moon04cat/status/1193352669206732801 

#呟怖

壺の中で最後に生き残った蟲をあれに見立てた。
(胴が背骨、脚が肋骨…)
念じ続け、名も知らぬ男の写真の上で踏み潰す。
俺の仕事はここまでだ。

『…車の下敷きに…全身を骨折…』
あいつの死を伝えるニュースに自然と笑いが込み上げてきた。
あの術師、うまくやってくれたようね。 https://twitter.com/nomunomutayuma/status/1191206241378324480 

#このお題で呟怖をください
#呟怖

『魚影』

瀬戸内海に泳ぐボラの群れです。
この日は大きめの個体が多く見られ、群れる様は少々怖いものがありました… http://pic.twitter.com/5GntuGECha

#呟怖

「あっ!」
地球儀を落としてしまった。
赤道のところで隙間ができ、外れそうになっている。
(押し込んだら直るだろ)
拾おうと伸ばした手を、止めた。

海の部分から水かきのついた手が。
大陸の部分から尖がった爪のついた指が。

きき きき きき

隙間が少しずつ狭まっていき、閉じた。 https://twitter.com/wildgeese1991/status/1192085201318342656 

#呟怖
ねぇ、あんたの後ろの壁のあれ
「手の跡?」
あれ何?
「壁の中から出てきてね、あそこで手をついてでんぐり返りするんだって。で、そのままくるっと天井に消えるの」

何がと言いかけた時、ぽんと音がした。
友人の両肩に手が乗っている。

え、まさか

友人の顔をすり抜け、知らない男の顔が https://twitter.com/nubatama_novel/status/1189413602161152002 

#呟怖

雨上がりの石畳が朱色に変わる
しゃん
鈴の音が響き渡る

提灯を携えた二人の少女を前に艶やかな装いの花魁が、そしてその後を狐の面を付けた男たちが行く

(なんだこいつら、スーツにTシャツ、制服…?)

鳴り物の音が通り過ぎる
いつのまにか手には狐の面と提灯が

しゃん

行かなくては https://twitter.com/moon04cat/status/1192191576195207168 

#呟怖
依頼主から送られてきた一枚の写真。
桜の花のすべてに人の顔。
依頼内容は「返してきてほしい」。
調べ、探し、ようやくその場所に辿り着いた頃、花の季節は過ぎていた。
見比べようと手にした写真から何かが次々と飛び出していく。
微かに聞こえる笑い声。

気がつくと満開の桜の下にいた。 https://twitter.com/you_yumemi/status/1186683197209268224 

#呟怖

「朱い葉は若い葉だから美味しいの。緑のは苦いし固いから嫌い」

女はそう言って葉を摘むと葉柄を吸い始めた。
朱い色が消え灰色に変わる。

木の下の地面が不自然な形に盛り上がっている。
人の形に見えるそれは小柄な、そう、子供の大きさだ。

「あなたもいかが?」
唇から血の匂いがした。 https://twitter.com/takikaruit_0808/status/1187629304638664704 

#呟怖
#実話

私の愛用している座椅子は横幅が120センチはあろうかというワイドタイプ。
今、その座椅子でごろ寝してたら下からドンッと小突かれました。フローリングに直に置いてるので、下に空間なんて無い。ごろ寝といっても眠ってはいなかったし、寝ぼけてたわけでもない。
中に誰かいるのかな?

#呟怖
「幸せになってください」
あの日、彼女は廃ビルから飛んだ。
僕は同じ所に立ち、同じ地面に落ちる。
剥き出しの鉄筋が胸に突き刺さる。
何度も。

『このリング、私に?』
渡す前に見つかったのと恥ずかしさのあまり、つい言ってしまった。
違うよ、と。

そんな思い出が今でも心臓を刺すのだ。

#呟怖
髪を切ったから、もしかしたら気付かないかもしれない

姉の口癖は
「私にもしものことがあったら…」
その通りに髪を切った
「アレは知性が無いから髪型を変えれば私だとは…」

遅かった
既に取り憑かれていた
棺の中で姉の遺体がニヤニヤ笑っていた
腹が立ったから、脇腹をつついてやった

#呟怖
「フェンスの向こうから何かが来る」
そんな夢を見た。
あれは公園の横、今から通るこの道に沿うフェンス。
(何もない…気にしすぎかな)
あと数メートルで通り過ぎ…
なんだあれは?

オレンジ色の人型が
フェンスに向かって走って

音もなく弾けたそれはこの公園にはない金木犀の花だった https://twitter.com/nomunomutayuma/status/1189351169451347970 

#呟怖
唸り声が聞こえる
庭で猫が喧嘩しているようだ
聞いてるだけで怒りが伝わってくる
様子を見ようとカーテンを開けた
部屋の明かりが四角く広がる地面

そこには向かい合い威嚇し合う二人の赤ん坊がいた

(さっき聞こえたのは…まさか)

そう思った直後、二人は夜の闇に消えた https://twitter.com/moon04cat/status/1189536311658471429 

#呟怖

寝静まった住宅街の小道。

自宅を目指して歩いていると、突然目の前に見知らぬ男が躍り出た。

「なんだ生きてるじゃないか」

そう呟いて手にした何かを振りながらどこかへ行ってしまった。

あれはゴミ袋だ、透明の。

どこからかくぐもった呻き声とはしゃぐ声が。

何を捕まえたんだろう。 https://twitter.com/moon04cat/status/1188658368837144576 

#呟怖
水面に映る月が揺れ、波紋の真ん中に女の顔が浮かぶ。

そんなところで何を?

応えるように近づいてきたのは甲羅に顔を宿した亀だった。

月の詩を詠んでいました

聞かせてくれないか

甲羅の顔はくすりと笑うと滔々と詠み始めた。
時折見える牙を月が照らし、水面に吹く風が月を揺らす。 https://twitter.com/moon04cat/status/1188658052796338176 

#呟怖

この廊下はこんなに長かった?

点いて消えて
点いて消えて

私の部屋はこんなに遠かった?

点いては現れ
点いては近づく

あの廃虚で見た写真の女の子?

点いては現れ
ついに目の前

写真を踏んだのを怒ってるの?

点いて消えて
憑いて消えた https://twitter.com/you_yumemi/status/1187702588566720512 

#呟怖
橙色の火が点る提灯
低く鳴り響く太鼓
細く澄んだ笛の音

参道の一角に手書きの『夢売買』ののぼり旗
傍には老婆が一人

どっちだい?
売ったらここへは戻れない
買ったらこのまま居続ける

胸に手を当て取り出した光を老婆に渡した

買ったのは夏の終わりの黄昏
生命と引き換えに得たあの頃の夢 https://twitter.com/molmol299/status/1187181592269086720 

#呟怖
新月から満月へ、そしてまた新月へと形を変える月。
ごく稀に何日間か逆戻りすることがある。
この現象が起きている間に限り黒い影が月の表面に現れるが、それはこの世に還りたいと願う魂が集まったものらしい。

海に映る月。
影が揺れ、笑っているように見えた。
そして、何かが水中から… https://twitter.com/no0_0128/status/1187305895715192832 

#呟怖

『落下物注意』か
これってつい上を見るよな
そんで口が開くんだ
ぱかって

その時、口の中に金属っぽい何かが入り上顎に突き刺さった。
痛みはない。
意識だけが抜けてするすると上へ

「あ、外道だ」
「ビルの屋上に行こうとしてた女を狙ってたんだろ」
「まぁいいや。今月のノルマ達成だ」 https://twitter.com/nomunomutayuma/status/1186191248190652416 

#呟怖

「夢は逆夢」唱えれば
斧を持つ手は私の手
転がる首は誰かしら
見知らぬ顔がそこにある

「夢は逆夢」唱えなければ
斧を持つ手は誰かしら
転がる首はごろりと回り
私の顔が泣き叫ぶ

「夢は」と途中で止めたなら
斧を持つ手は私の手
転がる首も私の顔で
夢見る私は何処にいる? https://twitter.com/molmol299/status/1186915594831970304 

#呟怖

お客さん、このバスには乗れませんよ
この人たちですか?
ご家族連れ、学生さん、サラリーマン
みなさん、夜明け前までに…
ええ、そうです
では

パタパタ、パタン『三途の川行き』

空に昇っていったバスは一条の陽の光に乗るとゆっくり走り出し、やがて静かに消えた。 https://twitter.com/moon04cat/status/1185471669181091841 

#呟怖

波間に見え隠れする岩礁の上で言い争う二人の男。
何度も波を被りながらも殴り合っている。
あれは…

死んでからもああして喧嘩し続けてるんだ

隣にいた老人が煙草を燻らせながら言った。

遺産争いさ
バカ息子どもが

立ち上がった後ろ姿が溶けるように消えた。
落ちた吸い殻を風が転がす。 https://twitter.com/moon04cat/status/1185470747042439168 

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