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オ・ムラ=イス|23ページ目 - 呟怖.ORG

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呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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#呟怖
ざこば師匠の古いネタに動物いじめというのがありましてな。キリンに熱いモチを食わせて長く苦しませるんですな。今じゃできんネタですな。だいたい動物いじめるようなんは廃屋に連れてって首にタイヤかければ良いですわ。ガソリンかけて火をつけりゃ、タイヤが首に張り付いて長く苦しみますな。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1123105541201379328 

#呟怖
パノラマ館に鬼が棲みついたので様子を見てきてくれぬかと頼まれた。探偵が関わる案件かとは思ったが依頼主が渋沢翁では断れぬ。出向いてみれば、本来の戦争図は影も形もなく、周囲一面、本物の満開の桜に変わっている。はらはらと舞う桜を肴に展望台に居座った鬼と私は一日中酒を酌み交わした。 https://twitter.com/txf9xdlpcdsaryk/status/1121261519327514624 

#呟怖
看護師のAさんは語る。担当棟の患者に奇妙な共通点があると。一日中鉛筆削りをぐるぐる回し鉛筆を尖らす青年にコンパスでくるくる円を描き続ける少女。行動に差異はあるけれど、包帯をぐるぐる巻いた半透明の男が背後に立って彼らの頭に人差し指を突き刺しくるくる回しているのは同じなんです。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1121037180334305280 

#呟怖
何かが軋む音で目覚める。暗闇で何も見えない。徐々に目が慣れる。おかしい。視界の左隅にヒビ割れが見える。またも軋む音。音と共に視界が欠ける。左目から世界が剥がれていく。たまらず両手で左目を押さえると、何かに手の平をつつかれる感触。痛っ! 手を離すと左目から黒い鳥が飛び立った。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1121400224755281920 

#呟怖
突然の雨に降られた僕は偶然見かけたボロ屋の軒下に駆け込んだ。先客がいた。黒髪ロングの美少女だ。少し話したら意気投合。このまま雨が止まなくてもいいかもなんて思った瞬間、雨が止まった。止んだんじゃなく雨滴が空中で静止したんだ。それから僕は時の止まったボロ屋で少女と暮らしている。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1121396243802886144 

#呟怖
80年代、S市を流れる内川は水質汚染により黒く澱んでいた。私も夏になると悪臭に耐え小学校に通った。時折、ヘドロとは異質な肉の焦げるような臭いが川から漂うことがあった。そんな日は決まって友達が騒いだ。焼けた人が濁った川面に浮かぶのを見たと。S市は空襲で甚大な被害を受けた街である。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1121037732942237696 

#呟怖
血のように赤い夕陽が沈み、世界が朱に染まる。まるで終末の風景。でも世界は終わらない。明日も明後日も延々と続く。単調なこの場所にいつ閉じ込められたのかも覚えてはいない。確かな事実はひとつだけ。この回廊を俺は永遠に歩き続けるということだけ。ぐるぐると。ただぐるぐると歩き続ける。 https://twitter.com/ibuki0346298/status/1121027856891441152 

#呟怖
昔、親父の車を借りて彼女とデートに出かけたことがある。デート中、彼女がエアコンから磯の香りがすると言いだした。俺には普通の匂い。周りに海があるわけでもない。家に帰ってすぐ、親父に尋ねてみた。わからんとだけ、素っ気ない返事。だが、その時の親父の表情を俺は今も忘れられずにいる。

#呟怖
Mくんは高三の夏、父の田舎で親戚の子供達と影踏み鬼という遊びをした。鬼のMくんがSくん(父の妹の三男、七歳)の影を強く踏むとピキッと音がした。Sくんの影に蜘蛛の巣状のヒビが入り、たちまち砕けてしまった。Sくんの意識は戻らず、影の脆さに怯えるMくんも部屋に引きこもったままである。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1120706515415867392 

#呟怖
レントゲンの撮影後、医師は私に奇妙な質問をした。あなたムカデを殺しませんでしたか。それが背中の痛みとどう関係があるのか。虫なんて子どもの頃から数えきれないほど殺してきた。そう答えると医師は押し黙り、私に写真を見せた。一見グネグネ歪んだ背骨に見えるそれはムカデそのものだった。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1120535896057688064 

#呟怖
クラスぐるみのイジメにあった僕は、小学校に真夜中忍び込んで、校庭の片隅に植えられた樹に藁人形を打ちつけた。翌日、主犯格の顔をした花が藁人形を打った樹に咲いた。枯れると同時に彼は事故死。以来、級友とのお別れを繰り返し、今日は担任の花も散った。明日は僕の顔をした花が咲くだろう。

#呟怖
一人暮らしの祖母が気になり様子を見にいく。ちゃんと食べてるかと問うと、けさはまだ食べてないと祖母。ダメだよ朝もしっかり食べないとって叱ったら早合点するんじゃないよと逆に窘められた。お前にやるよと祖母が冷蔵庫を開くと、そこには引き締まった旅の僧侶。袈裟ごとバリボリいただいた。

#呟怖
蕎麦屋のS氏には忘れられない客がいる。その中年男性は常に朗らかに笑みを浮かべ、会計時には必ず美味しかったよと声をかけてくれる好人物だ。にも関わらずS氏は苦手意識を感じていた。ある朝テレビにその客が映った。詐欺及び殺人の容疑でパトカーに乗せられる彼は朗らかな笑みを浮かべていた。

#呟怖
マンションの共用ゴミ捨て場で奇妙な物を見つけた。それは小さな朱塗りの鳥居のように見えたが違った。ギロチンだ。三分のニ程が赤い液体で濡れいるせいで鳥居と勘違いしたのだ。側に首の無い鴉の死体が転がっている。悪質な悪戯だと思った。嫌な気分で出勤すると私の机に鴉の首が置かれていた。

#呟怖
天窓から月光がさしていて厭だ。覗かれているから厭だ。満月の影に潜んで私を凝視するあの獣はしょうけらだ。母の口癖がよぎる。悪事はしょうけらが見てるよ。気をつけてるよ私。ちくられるのは厭。月の影がぐにゃりと歪む。母の顔が笑う。悪事は見逃しませんよと。けらけらとしょうけらが嗤う。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1117853374190215170 

#殺すという言葉を使わずに殺すを一人一個表現する物書きは見たらやる

お父様、厳しく私をしつけてくれてありがとうございます。今日は愛するお父様に贈り物がありますの。素敵な枕でしょ。フカフカしていて安眠できますのよ。ほらほら肌触りも最高なの。あら、押しつけがましかったかしら。

#呟怖

#呟怖
選挙カーが候補者の名を連呼し近づいてくる。女性が二人窓から手を振っている。絶対に入れるものかと思った。なにしろ今は夜十時。公職選挙法違反だ。非常識だ。すれ違い様、選挙カーを見た。ギョッとした。窓の向こう側の女性たちにはあるはずの身体がなく、手だけがゆらゆらと宙に浮いていた。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1117853374190215170 

#呟怖
空き家になったはずの隣家の窓に、人影が見えたので、僕は忍び込み中を覗いた。夜逃げしたはずのお隣さん一家が覆面の男と話していた。突如、隣家の主人が包丁で妻と娘の喉を掻っ切った。主人も自分の喉を一突きして倒れこむ。惨劇を見届けた覆面の男が満足気に笑った。僕のパパによく似た声で。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1117853374190215170 

#呟怖
ママ雨がふってるよ。娘がおかしなことを言う。窓の向こう側は雲ひとつない快晴。ママずぶぬれの男の子がたってるよ。そんな子は見えない。ママあの子おウチにいれてって。そんな声は聞こえない。ママあの子かわいそうだよ。同情しちゃダメ。招き入れてしまわないように娘の目と耳を固く塞いだ。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1117853374190215170 

#呟怖
主婦のIさんは『床下』が気になるようになった。と言っても自宅の床下ではない。気になるのは『床下』という漢字二文字。雑誌やテレビで文字を見るたび言いようのない不安にかられるのだ。夫に相談すると疲れているようだからと人間ドックを勧められた。受診すると視床下部に腫瘍が見つかった。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1117164251406163968 

#呟怖
「昨日、ヤバイくらい可愛い子と意気投合してさ、即ホテル行っちゃったの」
「ヤッベー」
「それがよ、脱がしたらついてやがったの。毛むくじゃらのがピンと一本たって頭の一つ目が俺を見つめてんの」
「ヤッベー! 憑いてたのかよ! 一本ダタラ憑きとかマジコエー!」
「なに言ってんのっ!?」 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1117165629209845760 

#呟怖
15歳の誕生日、私は母の実家に招かれた。父と弟には内緒で。着くなり祖母は私を台所に連れて行った。祖母は床下収納庫から小瓶を取り出した。中に切干大根に似た何かが入っている。こちらはマガリ様だよ、お前も添い遂げたい相手ができたら一匹こっそりと飲ませなさい。大根がニュルリと動いた。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1117164251406163968 

#呟怖
あの橋は渡っちゃダメよ、橋姫が出るから。先輩の助言を僕は一笑にふした。橋姫は宇治川でしょ。嫉妬深くて美人に仇なす。僕は男です。帰り道、例の橋を渡ると幼い少女が欄干にもたれて泣いていた。君、どうしたの。声をかけたら、腕を掴まれ川に放り投げられた。人柱になってよと声が聞こえた。 https://twitter.com/uri_bou02/status/1114839170319441920 

#呟怖
突然だけど花見に行きましょうよと彼女は言った。こんな日にかいと僕。外は桜流しの雨が降る。散ってるよ。だからよと彼女は半ば強引に僕を公園のひょうたん池まで案内した。あっと息を呑んだ。水鏡に映るのは満開の桜。廃村の影が水底に朧に浮かんで見える。素敵でしょと酔狂な彼女は微笑んだ。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1116464422216581121 

#呟怖
イライラして授業に集中できないな、プスリ。お、C組サッカーやってる、プスリ。達也カッコイイな、プスリ。でも彼女できたんだよね、ブスリ。いけね、また消しゴムにシャーペン刺してた。あれ、校庭が騒がしい。達也、蜂に刺されたって、マジで!? そーいや消しゴムに名前書いたままだったな。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1115917973980450816 

#呟怖
買い物帰りに向かいのマンション七階に住む田崎夫人と会った。頭を深く下げたので会釈を返すと、夫人はまたもお辞儀をした。
自宅に近づくと辺りが騒がしい。赤色灯に照らされた我が家の塀を見て驚いた。マンションから転落した田崎さんが塀に引っかかり死んでいた。お辞儀をするような体勢で。

#呟怖
夢枕に見知らぬ太った女が立った。女は油汗を流し、口を押さえくぐもった声で呻き続ける。トテトチテトテトチテ。意味がわからない。そこで目が覚めた。枕元にガマガエルが座っていた。木の破片が口を縫うように刺さっており痛々しい。ああ、棘取ってと伝えたかったのか。棘を抜き外に逃がした。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1115917973980450816 

#呟怖
真夜中、ホストのRさんは超絶イケメンと橋の上ですれ違った。俺以上の美貌がいるはずないと振り返ったが辺りに人影はない。欄干から川面を見下ろす。いた。俺じゃん。納得した瞬間。ドン! 背中に強い衝撃。真っ逆さまに川に落ちた。俺の場合、水の方から滴ってくるのさと無傷ですんだ彼は語る。 https://twitter.com/uri_bou02/status/1114839170319441920 

#呟怖
怪談蒐集家の曽祖父は若い頃『牛の首』を知る者を探し日本中を旅した。『牛の首』は題名だけが伝わる奇妙な怪談だ。誰も内容は知らない。曽祖父は晩年、私に打ち明けてくれた。あれは虚と実の境に蒔けば蛸にも百足にもなる胴の生えるあやかしの種だ。儂が蒔いたから今やこの国に怪談は花盛りさ。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1115090695579025409 

#呟怖
金曜の放課後、美香たち三バカ、居残って何やってんのか不思議に思ってた。でも月曜日、登校してみてわかった。コックリさんか。美香は右腕に包帯。雪歩は左足にギプス。京子は左眼に眼帯。痛々しいけど自業自得やんな。でもさ、なんで私も車にはねられなあかんの? なんで私の机でやったんや! https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1115482550447693824 

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