Warning: Parameter 1 to wp_default_scripts() expected to be a reference, value given in /home/users/1/hemingway-paper/web/byogoku.jp/mt/wp-includes/plugin.php on line 601
オ・ムラ=イス|24ページ目 - 呟怖.ORG

呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

参加メンバーはこちら

呟怖.ORGと参加について

#呟怖
万病を癒す聖水が湧く村があると聞き、難病の娘を連れ巡礼の旅に出た。しかし村の井戸は既に枯れていた。強行軍が祟り娘の生命も尽きてしまった。絶望する私に井戸の守り人は告げた。娘を井戸に投げ入れよと。私は従った。夜、宿の窓ガラスを叩く音。直角に首が折れた娘が立っていた。おかえり。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1114361706166116352 

#呟怖
画家がアトリエで首を吊った。現場には遺作らしき壁画が残されていた。モデルは妻とその愛人。隣人の証言によると、妻は数日前に飼い猫を連れ出奔したらしい。鑑識が絵を調べると左目の描かれた箇所が崩れ落ちた。穴から猫の目が覗き赤い涙がダラリと零れた。彼の最高傑作だったよと刑事は語る。 https://twitter.com/magma_maniac/status/1114707952370241537 

#呟怖
二十年前、あるオカルト雑誌がひっそりと創刊されわずか八冊で廃刊した。
その雑誌の投稿コーナー『S村民新聞』は投稿の掟が一風変わっていた。『村ノ掟。本名使用不可。実在シタS村ニツイテ語ルベカラズ。安全保障セズ』
現在S村を知る者は珍しくない。が、雑誌の名称を思い出せる者はいない。 https://twitter.com/ibuki_o428/status/1114501864303747072 

#呟怖
昔、近所にゴミ屋敷があった。そこに住む老女は朝と夕の二回、町内を徘徊した。右手に歯磨きチューブを握りしめて。子供達を怖がらせた歯磨き婆さんも故人となりゴミ屋敷も取り壊された。しかしゴミの悪臭が消えず、朝と夕はミントの匂いも混じるため、今もその土地は空き地のままとなっている。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1114813168193167361 

#呟怖
私が開発した装置に虫が入るような隙間など1ミリもありません。もちろん転送開始時に入念なチェックを実施します。ハエと融合なんて映画みたいな事故は起こりませんよ。そう説明すると被験者は実験同意書に署名した。装置の正体が脳波を検知しあらゆる個人情報を引き出すスキマーだとも知らず。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1114386825211080712 

#呟怖
コンビニを出たら雨がしとしと降っていた。傘立てからテキトーに一本拝借。傘をさしとぼとぼ歩いていると誰かにジトッーと視られているような気配を感じた。さらにはポトポト頭に水滴があたる感触まで。やれやれと顔を上げると案の定破れ目がある。破れ目からしくしくと涙を流す瞳が覗いていた。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1114137308653998081 

#呟怖
俺にとって海はゴミ箱だった。いらなくなれば何でも捨てた。釣り具やバイク、妻すらも。居場所がなくなり陸に逃げた。
飲み屋を出ると大雨。夜十時。ネオンの光が路面に反射して夜光虫のよう。懐かしい。すると光が蠢き人の形へと姿を変えた。昔の俺の顔をしたそいつは昔棄てた名で俺を呼んだ。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1113642557638995968 

#呟怖
預かったドラム缶を乗せ、今夜も夜中にこっそり船を出す。目指すは海図にない無人島。船の灯火は消したままだが迷わない。どこからともなく現れた夜光虫が海上に作る道を辿れば島に着く。仕事を片付けたら家路を急ぐ。夜光虫の輝きに怯えながら。いつか帰れない夜がくるという予感に震えながら。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1113642557638995968 

#呟怖
あの山の中腹に明かりが灯って見えるだろ。鬼火だが遠くで見るなら障りはない。終戦直後あそこの別荘で資産家が自殺したんだ。俺は一度だけ見に行ったことがある。ずぶ濡れの男が火のついたマッチを持って立ってた。足下にばら撒いた紙の束に火を落とし、男は言ったよ。どうだ明るくなったろう。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1113274964403060736 

#呟怖
産まれたての子牛が立ちあがり、僕達畜産科の生徒の顔を見回した。子牛の首から上は牛のそれではなかった。二ヶ月前、首を吊った担任の顔。そいつが告げた。お前らは卒業できず死ぬ。直後、母牛が産まれたばかりの我が子を踏み潰した。踏まれたての化け物から嗅いだことのない悪臭が立ち昇った。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1112834202695696384 

#呟怖
あなたはウソツツキを知っていますか。嘘松ツツキという別名もあります。SNSで嘘っぽい話を呟くとキツツキのイラストのアイコンにリプで矛盾を指摘されるらしいんです。呟きが真実だと証明できない場合、アカウントを消されます。アカウントを消された人はリアルでも行方不明になるようですよ。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1112553794309521408 

#呟怖
愛なんて言葉は口に出したら嘘臭くなる気がして口を閉ざしておこうと思ったんだ。俺なりに君を愛するということに真剣だったつもりなんだよ。でも愛が未だにわからなくてさ。今じゃ君の姿が曖昧なんだ。愛してると囁やく君の声が虚しいよ。例え嘘でも愛してると俺から囁けば本当になったのかな。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1112553794309521408 

#呟怖
河のほとりだ。なぜ私はひとり寂しく佇んでいるのだろう。耳をすますとさざ波がかすかにきこえた。思い出した。私は昨夜、谷山浩子さんの『河のほとりに』をかけて眠ったのだ。あなたが愛した歌。もう見知らぬ場所ではなくひとりでもなかった。あなたがそばにいるのなら私も黙ってここにいます。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1112183702719614976 

#呟怖
年上の彼女を部屋に招いた。旅行の準備という名目で。本当は見てもらいたい物が別にあった。旅行先の村の箱庭。僕の作だ。周囲の山まで忠実に再現した精巧さに彼女は目を見張って驚いている。ほら、もっとこの一本杉をよく見てよ。七年前、母と僕を埋めた場所だよ。父をどこに埋めたか教えてよ。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1112165305407557632 

#呟怖
今カレは年下だけど包容力がある。贈り物は私の趣味にあう物ばかり。音楽や映画の話もあう。ギャグセンスが親父臭くて元カレに似てるところだけは気になるけど。ほんと年下の感じがしない。気になると言えば彼が立てた旅行計画。宿は私の好みなの。でも昔、元カレと妻子を埋めた山に近いのよね。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1112181222279540739 

#呟怖
女中を手打ちにしたけど霊なんて出やしねえ。皿も数えないし井戸からも這い上がってこねーんでつまんねーて思ってたら探偵が来た。探偵、皿じゃなく俺に罪を数えろなんて言う。両手じゃ足りないかも。ひーふーみーって九か。惜しいなあ。両手にゃひとりたりねえな。たりない分は探偵で埋めるか。 https://twitter.com/kid_at/status/1112166645454131200 

#呟怖
この前、ミナ・マコ・アミと私で宅飲みしてさ、十年ぶりに四人で行った卒業旅行のビデオ見て盛り上がったの。心霊スポットで肝試した場面なんてヤバイの。私たちユーチューバーやんなよって感じのリアクションでさ。最後、四人で肩よせあって廃墟から出てくるところなんてもーサイコーに笑えた。 https://twitter.com/kid_at/status/1112166645454131200 

#呟怖
失敗したと博士は言った。猫は5キロの長距離を瞬間移動した。実験は成功のはずだ。博士は私にゴーグルを渡した。瞬間移動は対象物の正確な複製を離れた場所に作製する原理だ。FAXに近い。霊視ゴーグルを覗くと猫の影が見えた。ああ、原本の身体は分子に分解できても魂まではばらせなかったのか。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1111906468029054976 

#呟怖
祖父は小学生の頃、悪の組織の秘密基地と噂される廃墟に忍びこんだことがある。中に入ると誰もいないはずなのに騒がしい。少し年上の少女達が手漉きの和紙を糊で貼りあわせている。すぐに少女達に見つかり追い出された。しばらくして廃墟の取り壊しが決まり、祖父は風船爆弾という兵器を知った。 https://twitter.com/ibuki_o428/status/1110897898579849216 

#呟怖
黒髪が魅力的なレイヤーさんがあるアニメキャラのコスをした。ネット上で制服のスカート丈やニーソの長さを細かく指摘された。以来、複数の眼球を持つ黒い影に絡まれる夢を見るようになった。ところが先日あるイベントでしつこいカメラ小僧にキレて目潰しを見舞ったら悪夢から解放されたそうだ。 https://twitter.com/str_reo8/status/1111077669582471168 

#呟怖
のぼせてんのは俺の方だと思っていたが惚れられてたのが俺の方とは驚きよ。伊達や酔狂の心中立てじゃあなかったが炎にまかれりゃ大店あるじの座はおしくなるぜ。蹴っ倒された行灯が桜襖に燃えうつりゃ散った火の粉が桜吹雪のようじゃあねえか。どうせ出られぬ楼獄ならばのぼせにゃ損だろ柔肌に。 https://twitter.com/kurohacci/status/1111439357552922630 

#呟怖
父の遺品を整理するため、仕事机の抽斗を開けた。スケッチブックが収められていた。めくると肌も露わな女性の淫らな絵ばかり。艶やかで無惨な描写にも華がある。感心してスケッチブックを戻すと底板が外れた。そっと外すと闇が広がった。闇からぬっと白い女の手が伸び、誘うように私を手招いた。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1110958281034330112 

#呟怖
あやまちだなんて思っておりませんの。妻が嗤う。

奴との不貞も俺を見くだす態度も後悔しないと。あんなことしなければ、お前死なずにすんだだろ。

ああしなければ貴方はずっと正しいままでしたもの。あやまちを悔いる貴方を見てようやく生きてると思えましたの。私、今が一番しあわせですわ。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1110666159395758081 

#呟怖
コスプレが趣味のMさんは撮影目的で仲間と廃工場を訪れた。入るなり腐敗臭に鼻をしかめた。進むと物陰からガサガサと音がする。覗きこんだ。痩せこけた女がガツガツと蛆の湧いた肉塊を齧っていた。
Mさんは語る。その日の衣装が食人の描写があるゲームのキャラだったので呼んでしまったかもと。 https://twitter.com/ibuki_o428/status/1110897898579849216 

#呟怖
トイメカさんの保護活動をしている。トイメカさんは南米オルメカ文明の巨石人頭像を室内で飼いやすく小型化した流行りのペット。石だけど意思があるから話せて可愛い。でもすぐ捨てる人もいて社会問題になった。トイメカさんは石頭だから頑固な性格で扱いにくい。だからって捨てるのは無責任だ。 https://twitter.com/nekozou_kuro/status/1109606654801117184 

#呟怖
夫を見つけてくれて感謝します。雪解けの季節ですものね。えっ、息子が遺体の場所を。そうですか、あの子の夢枕にあの人が。あの子、夫に浴びせた言葉を悔いてましたから仲直りできたようで安心しました。あの子にお伝えください。パパは空の上から、ママは塀の中からずっと見守っていますよと。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1109565974540238848 

#呟怖
目覚めると妻が枕元に座り、恨みがましい眼差しでじっと俺の顔を覗いている。妻の右目周りに見憶えのないパンダ痣がある。まさか、俺が……。
「覚えてないのね」
妻はそっと溜息を吐き、俺から目をそらす。
「いいわよ、おあいこだもの」
妻の視線を追う。俺の腹から見慣れた包丁がはえていた。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1110299181791346688 

#呟怖
普段の由美は澄んだ空色の声。でも今朝の彼女は黒色の声。通学路。雅彦の告白を受け入れたことをなじられる。黒いインクをばら撒かれる。煩わしくなりインクを手で払う。その手が由美にあたった。宙に浮く由美。

黒黒黒黒ーー赤赤赤赤

悲鳴。間に合わない急ブレーキ。
いつまでも響く黒と赤。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1109435056303423488 

#呟怖
二十歳の春に半身と別れた。私と真逆の気質の半身は寂れた町で一生を終えることに我慢ならなかった。以来、私は右目で帳簿を睨み右手で名刺を配り続けた。一方、夢の中では左目で絶景を眺め左手で美女に薔薇を渡す日々。数日前、半身がもうすぐ還ると告げた。お互い良い旅だったなと私は笑った。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1109595482962030592 

#呟怖
学童疎開を描いた映画のロケ地にT県の廃校舎が選ばれた。優秀な子役たちが集められたおかげで、撮影は順調に進んだ。七日目までは。その日を境に子役たちが本名とも役名とも異なる名前でお互いを呼びあうようになった。十三日目。脚本にない戦中の記憶を克明に語り出すに至り撮影は中断された。 https://twitter.com/ibuki_o428/status/1109447597918347264 

呟怖.ORG | 呟怖

呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。