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呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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呟怖.ORGと参加について

#呟怖

突然、視界の真ん中に手が見えるようになった。病院で幻視と診断されたが薬を飲んでも消えない。手は空へ何かを求めるように向けられ、鍵が赤い紐で括られていた。否、それは血管にしか見えなかった。血筋の奥に封じられた何か。星は瞬き巡る。先祖返りの鍵を私は見つけたのかも知れない。 https://twitter.com/oto61887230/status/1225436763268599808 

#呟怖

感染症の蔓延により、使い捨てマスクが飛ぶように売れた。

皆、マスクを着用しているので、知り合いかどうかの判別が難しい。

私も今日は何度も人違いされた。

泣きながらすがり付いて来た人もいる。

やはり、使い捨てデスマスクはめんどくさい。

#呟怖

小4からのクラブ活動。卓球クラブの初日、体育準備室には6年が1人、4年が3人。1つだけの卓球台の前で先輩の右手に卵、左手にラケット。笑顔でラケットで卵を叩く。綺麗なフォームで。ビシャリと飛び散る生卵。次から次へと卵をラケットで叩き割る。

私達は無言でソッと体育準備室を後にした。 https://twitter.com/ChrisRabbit11/status/1225537834376998912 

#呟怖

小6の林間学校。初日の夜、恋愛話で盛り上がった。みんな、足が早くてカッコイイA君が好きだった。
根暗のBまでA君が好きだって言うから、どこが好きか聞いた。意地悪で。

「サッカーで怪我した時…」

あの時、Aは足の骨が折れていた。

「あの顔がまた見たくて…」

うっとりとBが笑った。

#呟怖

麗らかな陽射しの公園で、少女が空を見上げている。

否、少女は宙に浮かぶ本を眺めていた。

「なんだ?」

少女が振り返る。

長い黒髪、色白の人形のような顔立ち、その目玉がある筈の場所がぽかりと開いている。

「あれは、私の義眼」

少女の言葉に、意味もわからず逃げ出していた。 https://twitter.com/marinegumi/status/1224196754318381056 

#呟怖

いつの間にか鞄に入っていた差出人も宛名もない封筒。

嫁か職場の誰かか、取り敢えず開封した。

中の小さな紙切れには「開けたら食べる」と書いてあった。

唐突に電話が鳴る。

まだ赤ん坊の娘の目玉が消えた知らせだった。

慌てて病院へ駆けつけた時には封筒も紙切れも消えていた。 https://twitter.com/moon04cat/status/1222429496030052354 

#呟怖

夢を見た。

出産時に何度も見た夢。

私は暗闇の中で大きな黒猫と出会う。

そして何かを聞かれる。

産まれて数ヶ月したある日、娘の目玉が無くなっていた。

黒猫の言葉を思い出す。

「目玉と舌のどちらにする?」

私は、何て答えたの?

何故私ではなく娘なの?

また、黒猫の夢を見る。 https://twitter.com/snh5238b/status/1222661776665235456 

#呟怖

授業中は録音する事にしている。

目玉の無い生徒に英語の教科書を持たせると、指で触る。

読み聞かせようとした刹那、彼女が日本語でも英語でも無い言葉を発した。

流暢な不可思議な言葉に、慌てて止める。

それは、古代ペルシャ語に似ていた。

録音していたデータは何か怖くて聞けない。 https://twitter.com/takikaruit_0808/status/1222810731101315072 

#呟怖

「これ、あなたが描いたの?」

恐ろしく写実的な絵に、思わず女生徒に聞く。

頷く少女に「どうやって?」と疑問を抱く。

「何を描いたの?」

「はなとちょうちょ」

目玉の無い少女の手元の絵は、普通の家が描かれており、蝶も花も無かった。

それは、私の家にしか見えなかった。 https://twitter.com/nomunomutayuma/status/1223233298945593344 

#呟怖

ぐるぐると渦巻く世界。

空も海も渦巻いている。

医者が言う。

「あなたの目玉は無くなってしまったので、その見えているものは脳の作り出したイメージです」

視界以外は他の生き物の存在を教えてくる。

赤ん坊の頃に突然目玉が無くなって早10年。

無い目玉で見る世界には人一人居ない。 https://twitter.com/MATTARINEKOkob1/status/1223268734434869248 

#呟怖

節分に鬼の役をやるよと言うと感謝された。

鬼の面をつけると、ジュウと音がして顔面が焼ける臭いがした。

面が外れない。

子供達が嗤う。

煮豆の汁を面に塗っておいたのだと。

人喰鬼も生き辛い世の中になったものだ。

子供の肉は旨かった。

面は、顔面の皮膚ごと剥いで捨てた。 https://twitter.com/moon04cat/status/1223797412864512000 

#呟怖

島とすら呼べない岩場に小さな教会がある。

夏休み、友人の強い要望で教会まで泳いだ。

教会ではしゃぐ友人を振り返ると、爛れた肉の塊が居た。

一目散に逃げ帰った。

そして気付いた。

あいつ 誰 だ ?

それ以来、何かを見る事は無い。

だが、俺は友人を見捨てた。

かもしれない。

#呟怖

「困りましたねぇ」
医者が唸る。
「困ってます」
目を包帯で巻かれたまま言葉を返した。

事故で目に損傷を受け、世界が万華鏡になってしまった。
レンズ部分が割れたせいらしい。ただ、こうなってから視界が度々真っ赤になるのは、見たものが見たままに細切れになるらしい。

原因は不明だ。 https://twitter.com/MATTARINEKOkob1/status/1217405468550651904 

#呟怖

「目玉が食べたい」
唐突に聞こえた声に辺りを見回す。
祖母の声だった。
もう6年も前に他界した祖母。死に目には会えなかったし、何故か通夜にも葬式にも出なくて良いと言われた。
母に電話すると、溜め息混じりに言う。

「魚の目玉が大好きなのが高じて色んな動物の目玉を食べてたらしいよ」

#返怖
#呟怖

ド・チ・ラ・ニ・シ・ヨ・ウ・カ・ナ。
テ・ン・ノ・カ・ミ・サ・マ・ノ・イ・ウ・ト・オ・リ。
天国・地獄・大地獄・天国・地獄・大地獄・天国・地獄!

地獄かー。

包丁かー。

上手く刺せるかなぁ。

人間は初めてだしなぁ。

#呟怖

趣味の登山の下り、山伏風の人に「気をつけて」と言われた。麓の寺の前でお坊さんに「気をつけて」と声を掛けられた。駅前の占い師に「気をつけて」と言われ、電車内で何人もに「気をつけて」と言われ、去年他界した叔母から留守電に「気をつけて」と入っていた。

何に気をつければ良いのか。

#呟怖

ボロボロのマネキンの首が取れて穴が空いた所を、新人が造花を差して隠した。

まるで異形頭みたいねと笑った私達に、新人が拗ねた顔で抗議する。

「彼の悪口はやめてください!」

新人の背後には、その花頭のマネキンが歩み寄って寄り添った。

仲良く手を繋いで帰る二人を見送る。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1221263376191410178 

#呟怖

ドーナツ売りが世界中を旅しているのは有名な話だ。世にも不思議なドーナツを売っていると言う。そのドーナツ売りが僕の町にもやってきた。大人も子供も挙って取り囲んだ。脳が痺れる様な美味しさだった。
誰かが泡を吹いて倒れた。
脳が揺れる。
ドーナツ売りの声がする。
「肉骨粉入れすぎ」 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1221941773481607168 

#呟怖

髪がのびると『サガリ』が見える。

前に医者に訴えたが、相手にされなかった。

また『サガリ』が見える長さになってきた。

僕は髪を切るためのハサミを看護士にお願いする。

今回も貸して貰えず、熱が出た。

この病院で原因不明の熱病患者が多いのはこのせいだと思う。

僕は髪をむしる。 https://twitter.com/No0_0128/status/1222049735772532736 

#返怖
#呟怖

餅撒きを辞めて来年から『すすり餅』にしよう!

町内会の掲示板に逆手で書いたような文字の踊った紙が貼られていた。

イタズラだと怒ったのは少数。
多数が「そりゃいい」「TVで見た」と盛り上がった。

参加者を募ると、皆、夫や舅姑の名ばかり上げた。

さて、本当に来年どうしよう。

#返怖
#呟怖

「ねぇ、あなひゃ。わらひきゃんぎゃえひゃのられれろ」

脳の損傷が言語野にまで及んでいるらしく、回らない舌で声を掛けて来る嫁。

「みひょひるのみひょっれ、わらひののうみひょらなひゅれもひゅくれる…」

大丈夫だよ、君の為にネクロマンサーになったんだから。

#呟怖

「それを窓辺に置いておくと、何か良い事でもあるのかい?」

家庭教師の先生が不思議そうに言った。

出窓のあれら。

「私の事が好きで、いつもそこから見ていたから…」

供養を兼ねていると言うと、無言で家庭教師は帰ってしまった。

精巧な頭蓋骨の玩具。

ストーカー対策に効果的なの。 https://twitter.com/takikaruit_0808/status/1219899378204196866 

#呟怖

庭にプールがある豪邸を隣町まで仲間と見に行った。

「すげえ」と言い合っていたが、一人が「入ってみよう」と言い出した。

止める俺達を振り切って、そいつは柵を乗り越えプールに飛び込んだ。

ややあって、水面に浮かび上がる赤…。
仲間の背中。
群がる大量のピラニア。

誰かの悲鳴。 https://twitter.com/ChrisRabbit11/status/1220466382568996864 

#呟怖

ビニ傘とはいえ、友人はバリアのように前向けにさすので、背中が濡れる。

傘を忘れて、友人と無理矢理相合い傘をした。
ビニールの向こう側に、沢山の血塗れの人が居た。
肉眼で見ると、見えない。
傘を通すと見える。
そして、友達は向かって来るそいつらを傘で押し退けながら歩いていた。 https://twitter.com/moon04cat/status/1220594106587467776 

#呟怖

小学校の家庭科の時、女子達が「目が怖い」「気持ち悪い」「触れない」と騒いで、よく魚を押し付けられた。
きゃーきゃー言う女子の中に、
私の手元の魚が包丁を当てられ血が流れ切られるのを、恍惚とした表情で指の隙間から眺めている子が一定数いた。

私は、魚よりその子達の方が余程怖い。

#返怖
#呟怖

失くした定期入れには、ちゃあんと足をつけておいた。

だから、落としても盗まれても、ちゃあんと帰ってくる。

ドンドン。コトン。

ドアが叩かれた後に郵便受けに音。

ほらね。

郵便受けを開けると、やけに足がムキムキになった定期入れがいた。

#呟怖

斧を持った通り魔が出る。

被害者は一命を取り止めたものもおり、通り魔の特徴が大々的にTVで流れた。

大男、黒尽くめ、禿頭もしくは弁髪、大きな斧。

犯行現場はいづれも大通りから一本入った裏道。

「なぜ?」と聞いた被害者に通り魔は「新しい切り口を求めて」と言ったと言う。 https://twitter.com/tsubukowa/status/1218341672649543681 

#呟怖

ふと、酒屋で見つけた珍しい酒を買った。
ローカルな物なのか調べても出てこない。
酒を一口含み、鼻に抜ける匂いの広がりと深さ、味のまろやかさに驚いた。
こんな旨い酒は飲んだ事がない。
同じ所のが有ったらまた買おう。
瓶をひっ繰り返して酒造会社の名前を確認する。

黄泉戸喫酒造……?

#呟怖

とあるビジホに一月半滞在した。そこは出ると噂で、事実何度か金縛りや視線を感じたりしたが、無視していたら無くなった。ある日、部屋移動を頼まれ応じた。部屋移動は三回あった。数ヶ月後、件のビジホがお祓いをしたと噂になっていた。私のすぐ後に利用した同僚の話では出なくなったらしい。

#呟怖

突然、足元の床が無くなった。バランスを崩し、あちこち打ちながら倒れ込む。
見れば、床は元のそこにあった。
目眩か?
腕は皮が剥けて真皮まで見えており、じわりと汁がにじむ。
剥けた皮が見付からない
「剥くりこくりに持って行かれたね」
自分以外居ない室内に、声が聞こえた。

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