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呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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呟怖.ORGと参加について

#呟怖

南の方の親戚の家のある島に行くと、あまり見た事の無い大きな花が沢山咲いていた。

従兄が「あれは甘い。あれは苦い」と味を教えてくれるが、花を味を楽しむ物と認識した事の無い自分には違和感しかない。

「あれは?」

「あれはダメ。神様の花」

首を横に振る。

「神様になっちまう」 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1268465713909391360 

#呟怖

「たけのこにょっき!」
「にょっきっき!」

竹林から子供達のはしゃぐ声が聞こえる。

「たけのこにょっき!」
「にょっきっき!」

ふと、上から聞こえた気がして、空を仰いだ。

2㍍位の若竹の先には、幼い子供の頭蓋骨が風に揺れていた。

幼い声は、子供の頃いなくなった兄に似ていた。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1268465558850174978 

#呟怖

気付くと、何かおかしかった。

リビングは煤けて色褪せ、廃墟の様な有り様だ。

妻子は無事なのだろうか?

扉を開けようとするが、びくともしない。

閉じ込められた?

振り下ろした椅子で硝子が割れ、土が露になった。

みっしりと扉の向こうに土が詰まっていた。

今日は何月何日だ? https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1268464711378427904 

#呟怖

仕事帰り、前を走る車の助手席側窓から細い手が出ていた。

危ないなと思うのと、手が一本だけではない事に気付いたのは同時だった。

二本…否、三、四、五…八…?

競う様に窓から出る手が、するりと車に戻る。

左折するその車には、運転手以外の人間が乗っている様には見えなかった。

#呟怖

夕方、6丁目の空地に黒い帽子の女が出るという噂だった。

捕まると食べられるとか連れていかれるとか。

好奇心で6丁目へ行くと、フェンスで囲まれた空地を見つけた。

中央に大きな茸の様なモノが有った。

その茸が振り返り、目が、合った。

走って帰った。

以来、6丁目には近寄らない。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1258890220801417216 

#呟怖

祖父の家には防空壕がある。

今はシャッターをつけて物置にしているが、戦時中は穴を掘っただけの防空壕だったらしい。

中はコンクリートで固めてあるので、崩れる心配はないと祖父は笑う。

何度塗り直しても浮かび上がるシャッターの手の様な跡と何かを引っ掻く音が嫌で、私は近寄らない。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1262352583290568705 

#呟怖

道路標識が我が物顔で立っていた。

友人宅玄関内。
友人は気にせず横を通り過ぎる。
変な趣味だなと思いつつ友人について上がる。

少ししてトイレへ行こうと扉を開けると目の前に件の標識が立っていた。
流石に驚いたが、漏れそうなのでトイレへ急ぐ。

後ろを、標識が跳ね乍ついて来ていた。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1262641372638531584 

#呟怖

祖母がまたおかしな事を言い出した。

庭を見ると、灯籠の頭だけが置いてある。

「泥棒かなぁ?」

「いや、足を悪くした神様が取っ替えて行ったんだ」

祖母がズボンの裾を捲り上げると、そこにはウサギの後ろ足が生えていた。

「手は困るから、前足には代わりに石灯籠の足をやった」 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1263010453266915328 

#呟怖

今春赴任した母校の中学の裏庭側の校舎の壁に、人の様なシミが浮かび上がると生徒達の噂になっている。

壁に埋められたという噂の女子生徒のシミは私が中学生の頃から有った。

一応、見に行くと、ほんの少し、当時よりも、盛り上がり、まるで壁から出ようとしてるように…見えた。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1263481146119077888 

#呟怖

【火気厳禁】のプレートがずらりと打ち付けられている。

変な居酒屋だ。

冷酒を煽る。

旨い。

電子タバコは火気に入らないだろうと取り出すと、店がどよめいた。

「脱法火気だ!」

蜘蛛の子を散らす様に店員も店も掻き消えた。

右手の古びたワンカップだけが酒の匂いを漂わせていた。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1265272512650215425 

#呟怖

古ビルの室外機に、鼠が住み着いたと依頼があった。

室外機は錆び、覗けば確かに何やら小さな生き物の気配が中からする。

「何をされてるの?」

と、中年女性が怪訝な顔で声をかけてきた。

駆除業者を名乗ると、このビルは今日取り壊す予定だと言う。

依頼電話の着信履歴は消えていた。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1265572555664039937 

#呟怖

「いやぁ、無人のビルってほんと気味が悪いですよね」

「居てくれて良かったです。心細くて」

「あ、何か音がしませんでした? すいません、怖がりで」

「あ、うるさいですか? でも何か喋ってないと落ち着かなくて」

一人警備巡回中に聞こえる声は、無視しろときつく言われている。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1263590121456074762 

#呟怖

公園で遊んでいると、知らない子が「バッタの沢山いる空地を知ってる」と言うのでついて行った。

草がぼうぼうの空地には、確かにバッタが沢山居て、ぼくたちは大喜びで捕まえまくった。

「あっちにもっと居るよ」

その声に振り向くと車より大きなバッタが

口を

開けていた。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1264092558361161730 

#呟怖

「せんせー。駐車場の机、何?」

塾の駐車場に机が重ねて並べられている。

教室には椅子のみが並んでいた。

「…色々あってな…。新しい机が来るまではこんな感じでやるよ」

先生は困ったように言う。

けれど先週、私は見たんだ。

みんなの机の中から手が出てお腹や足を触ってたのを。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1264579438454292480 

#呟怖

大学の先輩に連れられて、先輩の地元のステーキ屋へと繰り出した。

凄く旨いと力説した先輩のオススメはハンバーグだったが、普通の旨いハンバーグでしかなかった。

帰りの車の中で、先輩がもっと旨かった筈と首を捻る。

「何年前だっけ、前来たの。店主の奥さんが失踪した頃だっけなぁ」 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1265575298285932545 

#呟怖

5年生になってから転校してきた子と友達になった。

その子に、転校前の町に遊びに行こうと誘われて連れて来られたのがこの自転車の墓場だった。

困惑する私に彼女が笑う。

「この中に内緒のお友達が居るの。二人の秘密ね」

自転車の隙間へ潜り込んで行く彼女を置いて、私は走って帰った。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1265272289714532352 

#呟怖

【子供とび出し注意!】の看板がやけに目につく。

初めて営業に行く会社の付近一帯は工場地帯で、子供なぞ居ないのだが、1㍍置きにとび出し注意の看板があり、どれも古びて錆びてインクも薄くなっている。

「あれ何です?」

そう聞くと、担当者が厭な笑い方をした。

「何でも無いですよ」 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1267744355361546246 

#呟怖

深夜のファミレスに客が置いていった、廃墟と女性の写真。

いや、これが有名な心霊写真というやつか。

「それ、人形なの」

テーブルの下から幼い男の子がそう言う。

「ちゃんと見えないと怖がらないでしょう?」

頷いて、パントリーへ戻る。

クローズ作業は、朝番の人にお願いしよう。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1263588063080443911 

#呟怖

「見て!! 妖精の輪だよ!!」

そう言って空き地へと飛び込んで行った友達は、私の目の前で消えた。

彼女に何が見えていたのか、私にはわからないまま、30年の月日が経った。

今、あの空き地にぽっかりと輪が浮かんでいる。

けれども、それは、妖精なんていう綺麗なモノでは無くて……。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1265974129825464321 

#呟怖

姉家へ行くと、大きな鮫のぬいぐるみがベッドに飾られていた。

「好きねぇ」

「伴侶みたいなモノだからね」

いつも朝には男が逃げて連絡が取れないという姉の自棄酒に付き合い乍、ぬいぐるみの口の端が赤黒いのは何だろうと厭な汗が流れる。

今度、鮫用の金属の檻をプレゼントしよう。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1266005459787345921 

#呟怖

駅裏の自販機で缶ジュースを買う時には気を付けて。

いつもは青い周囲の電灯が真っ赤になっている時には気を付けて。

真っ赤に照らされた自販機の缶の中身を飲むと、アチラの世界のモノになッテしまうカラ。

駅裏ノ真ッ赤ニ照ラサレタ自販機ニハ気ヲ付ケテ。

戻レナクナッテシマウカラ。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1267151158138658816 

#呟怖

「『をさせ』って知ってるか?」

先輩がにやにやしながら煙草を揉み消す。

「なんすか?」

「知らねーのか!だからガキは」

Hをさせてくれるから『をさせ』。

『をさせ』の『るな』がと、先輩は止まらない。

が、その『るな』は、聞けば聞く程、先輩に憑いている女の霊に酷似してて… https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1266008780438814722 

#呟怖

「あれは、なんですか?」

霊媒師は巨大なモノを仰ぎ、そう言った。

「トンビョウ様です。祀っていた家が無くなってしまい、荒ぶられております」

「あのトンビョウ様は縄文時代から居なさるそうで山程の大き…」

話もそこそこに霊媒師は帰ってしまった。

さて、何を捧げたものやら。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1265676570976370688 

#呟怖

事務所兼作業場が手狭になってきたので、移転を考えていた時に見つけた『売地』へ父を連れてきた。

父は土地を眺め唸ると口を開く。

「言い難いんだけどな…ここ、女の子の霊が二人…」

知ってる。

だから良いんじゃないか。

僕の作った人形に彼女達が入ってくれたら、どんなにか…。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1266021417125986307 

#呟怖

あの人を埋めた場所に

クズヒトヨタケが生えた。

クズだったあの人には皮肉な話だ。

名前に反して白く小さな花の様な茸は一晩で腐って溶ける。

「あのひと、おはな、つけてる」

帰りのバスの中、上がった子供の声に軽く振り返ると

自分の肩に

小さな

白い花の様な

茸が生えていた。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1267557492369747970 

#返怖
#呟怖

先日、ラップの大会で優勝した若者は、幼い頃から父親に鍛えられたと語る。

彼の手に輝くトロフィーには【ラップ除霊】の文字が踊る。

ラップ現象と融合した彼のラップは見事な除霊を披露していた。

彼の実家の寺には彼の父に弟子入りを求める若いラッパーの霊で溢れているらしい。

#呟怖

一息つく前に鐘が止み、雨の様な太鼓の音がした。
恥も外聞もなく皿に盛る蛙の面相はふてぶてしい。
少しはびくついてみる気は無いのか。
隅からフロア全体を眺め見ると、太鼓腹の狸が此方に手を振る。

「帰るのか?」

鍋にされそうだしな。

背後から叫び声が聞こえた様な気がした。 https://twitter.com/molmol299/status/1266615568263602177 

#呟怖

閉店間際に朝雨が金魚草を濡らしているのに気付いた。

紅茶に猫目石のような金平糖をざらりと入れる。

梔の壜詰を冷淡な目を向ける貘に差し出し、巾着袋のの硬貨と交換する。

貘は梔を一舐めすると金平糖へと姿を変えた。

さて、紅茶の味は如何かな? https://twitter.com/molmol299/status/1264570689526222848 

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