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山岸 虚言症|13ページ目 - 呟怖.ORG

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呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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お寺の境内の端にある小屋。忌み家と呼ばれ、狐憑きを祓う場所とされる。
ある日、住職の目を盗んで忍び込んだ。部屋の中央の違和感。床板の下には、白骨の山。
小さな悲鳴を住職が聞きつけた。
「狐に憑かれおった」
鬼の形相の住職は、戸を固く施錠した。
真っ暗な部屋。
もう二度と出れない。
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花水木が咲いてきました。
という事で…

『花水木』
『金貨』
『土』

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隣人はいつもコソコソしている。ゴミ出しの時しか見かけないが、朝は面倒で眼鏡をしていなくても、挙動は分かる。
ある日、朝帰りをした。
徹夜明けのぼんやりした頭でも、眼鏡越しの顔には見覚えがある。
謎は解けた。交番に貼ってある指名手配犯。
私がギクッとしたのを、彼は見逃さなかった。
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「犬神に憑かれたんです」
そう言う患者は、強風の音やコンクリートの染みさえもが恐ろしく、外を出歩けないと訴えた。
「気持ちが楽になるお薬を出しましょう」
処方箋を渡し、診察室から見送る。
その扉の影にいる、小さな影。
「おまえは招き猫ならぬ招き犬だ」
犬神はワンと尻尾を振った。

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今日は風が強いですね…。

『強風』
『コンクリート』
『犬』

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白く透き通る肌を手に入れた貴婦人は、全てを曝け出してテラスの椅子に身を預け、蠱惑的な微笑みで私を誘うのです。

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山の中腹に家が建った。
脱サラした中年の夫婦が、こだわりのパン屋を開くらしい。
僕は毎日その様子を見に行く。声を掛ける事はない。物陰からそっと様子を伺う。──バレてはいないようだが、気が気ではない。
しかしツイていない。
どうして僕はこんなところへ死体を埋めてしまったのだろう。
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立入禁止の札の向こうは、雨が降ると水没するから入ってはいけない。
そう言われていたけれど、つい行ってしまった。
そこにあったのはテニスコート。
──なんだ。
帰ろうとした時、センターラインがパカリと割れて、UFOが浮かび上がった。

知らない惑星に拉致されて5年。
地球に帰りたい。

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生命を宿した鉄塔は「破壊」という意思を持った。
土台を引き抜き電線を引きちぎり、ゆっくりと街へ下りてくる。
それに対抗すべく霊柩車が集まる。後部の扉から中距離射撃砲が現れ、一斉に火を吹いた。
その様子を眺めながら、コンビニ店員はレジ横のスイッチを押す。
「トランスフォーム!!」
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今日見たもの。

『鉄塔』
『霊柩車』
『コンビニ』

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兄が吸血鬼になった時は、未来が暗転した気分でした。
しかし、私の血液を与え罪悪感を抱かせる事で、兄は落ち着いてきましてね。地下室を拵えて世間から匿って、私は安心したのです。
ところが、兄は朝日に飛び込んで自死しました。
結局、私は兄の事を何も理解しようとしていなかったのです。

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棚に茶色の奇妙なものがくっついている。蝉の幼虫のようだ。なぜ私の部屋に?気持ち悪いが触りたくないから無視した。
するとその背中が割れ、薄緑でツヤツヤした物が出てきた。それはどんどん大きくなる。やがて羽を広げた大きさは、鳥を凌駕している。
あの時棄てれば良かった。私は後悔した。
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「ねえお姉さん」
背後で男の声がする。ナンパだろうと私は無視をした。
「ねえ、待って」
声はしつこくついて来る。
「ねえってば」
とうとう腕を掴まれた。私は振り向きざまに振り払い、
「警察呼ぶわよ!」
と叫んだ……が、誰もいない。
その時、背後の交差点を暴走車が走り抜けて行った。

#呟怖

紙雛を作り、糊が乾くまで並べる。
「綺麗だね、ばあちゃん」
幼い私が喜んでいると、風もないのに紙雛がバタバタと倒れた。
「おまえは仏間に行け。良くないモンが来た」
祖母は私を部屋から押し出し、障子を閉めた。

良くないモンとは何なのか、祖母はどこに消えたのか、私には分からない。

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古い心霊写真に写る人影。断頭台の露と消えた王女だとされている。
「父親である国王を毒薬で暗殺した……」
「違うわ」
即座に否定する私に、友人は驚いた目を向けた。
「冤罪なの。なのに誰も話を聞いてくれなかった」
涙が溢れ、言葉が勝手に紡ぎ出る。
憑依体質に時間は関係ないらしい。

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#呟怖三題噺

むしろ、不穏な言葉を並べた方が書きにくいのでは?という挑戦。

『毒薬』
『断頭台』
『心霊写真』

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森の泉に水の蝶が舞い踊る。すると泉の妖精が現れた。
「あなたが落としたのは、優しいお母さんですか?怖いお母さんですか?」
「優しいお母さんです!」
即答した私に、妖精は憐れむ目を向けた。
「では、両方差し上げます」
それから、優しいお母さんが殴られるのを見続ける日々が始まった。
#呟怖 https://t.co/0pdmSyYoHL

趣味のツーリングのついでに必ず寄る道の駅がある。
ここにある海沿いの露天風呂は、開放感抜群で最高だ。
多少人の目は気になるが、男の一人旅、そんな事は気にしない。

ところがある時、地図を見返していて気付いた。

そこには『足湯』と書いてあった。

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非合法ギャンブルの会場に集められた男たちは、必死で下駄を飛ばしている。
宙で旋回するドローンを12時までに落とさなければ、全員殺される。
絶望と熱狂の交錯を楽しむのは、選ばれし者たち。
しかし彼らの求めるのは、安寧の勝利ではない。

──時間だ。
ドローンの機関銃が火を噴いた。

#呟怖 https://t.co/K7T1pMvXpF

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無茶振りしたくなりました。

『ドローン』
『下駄』
『12時』

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茜色に空が染まる頃。
ふと思い出し、
「そう言えば昔、突然芸能人が夕飯を食べに来る番組があったんだよ」
と言ったら、
「うちみたいに昨日のおかずがまんま出てくる家はどうすんだよ?ホラーかよ」
と息子が言った。
否定できないのが怖い。

#呟怖 https://t.co/t8NBMOUVAS

推しアイドルが出演する心霊番組を見ていたら、俺がプレゼントしたぬいぐるみを「夜中に目が光る」と言って、人形供養に出していた。
霊能者が生霊がどうのと言ってるけど、そんなんじゃない。
あれは暗視カメラ。

[人形供養]

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久しぶりに鯖の味噌煮を作りました。

『夕飯』
『茜色』
『昨日』

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手製の棺に花を添える。
妻は、この花が好きだった。
無邪気に花を摘むあの笑顔。目が合った瞬間、運命だと思った。
しかし連れ帰ってからは、その笑顔を見る事はなかった。
縛って脅して殴っても、決して笑顔を見せてくれなかった。

小さな木箱を埋葬し、立ち上がる。
次の妻を探しに行こう。

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急な濃霧。
娘が「霧の中に何かがいる」と泣き出し、ブレーキをかけた。
恐る恐る車を出て、様子を見に行く。霧の奥は澱み伺い知れない。
すると、後ろからヘッドライトに照らされた。
「こうしたかったの」
急発進した車の運転席で、妻が笑っていた。

#呟怖 https://t.co/3pgT0RQxNq

大雨の後、巨大な金魚が川を流れているのを見ても、絶対に近付いてはいけない。
亡くなった祖父が言っていた。

台風一過の濁流の動画を撮っていたら、映っていたんだ、大きな金魚が。
拡大してその正体を知り、吐き気にトイレに駆け込んだ。
皮の剥けた溺死体は、虚ろな目でこちらを見ていた。
#呟怖 https://t.co/NkafqpvPc3

ムンクの『叫び』の人物が見たものが、こちらにゆっくりと近付いてくる。

#呟怖 https://t.co/Xvr3WoL49i

蛇口から出てくる髪の毛を薬缶に入れ塩を一振りして火にかけると、実にいい悲鳴を聞かせてくれる。

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#一行怪談 https://t.co/BQyUKDMY5e

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今日は日曜日だし、今視界にあるものシリーズ。

『蛇口』
『薬缶』
『塩』

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処方箋と交換で渡されたのは、植物の種だった。
「マイナスの思考を栄養に成長します」
そう言われ、死ぬ事しか考えられなかった俺は一息に飲み干した。
翌日から、非常に気持ちがいい。何も考えないというのは、こんなに快適なのか。
足から根が張り、口から幹が伸びる。
植物人間も悪くない。

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