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呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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呟怖.ORGと参加について

#呟怖

波打ち際に
穴んあいた岩がゴロゴロあったら
日が沈む前に家へお帰り

穴を通って晩に吹く風は
海から良くないモノを呼び寄せる

朝の風が吹く迄は
決して外に出ちゃなんねぇ

次の日には
綺麗さっぱり消えてんからさ

だから波打ち際は良く見ておけな

こん前も他所者が一人いなくなったべな https://t.co/U23SpvmW1p

#呟怖

砂浜で
アンティークドールのような
金髪碧眼の少女が一人
海を眺めていた

人魚姫の様だなと見惚れていたが
突風に思わず目を閉じる

少女は消えていた

江戸時代より前
ひとつの遺体が
浜に打ち上げられた
その美しさに
彼女は『観音戎』様と呼ばれ
社に祀られた

金髪碧眼の少女だったと言う https://t.co/ImoHJMe0MG

#呟怖

当時
旧校舎の使われてないロッカーをタイムカプセルにした

友と自分だけの秘密だった

件の友が他界し
そう言えばと
30年ぶりに母校に来た

何を入れたのかは
開けた時のお楽しみだった

友のロッカーは扉が凹み
中身が空っぽで
獣臭い

そういえば
友を噛み殺した獣は
まだ特定されていない https://t.co/RXcvPcae7J

#呟怖

書生が頸を吊つたのは此の柱でしたか。
女将が言ふ。
彼は若く純情だつたが故にの事でせうね。
文學を志し田舎から出て来た書生。
酒に女にと耽溺するも無理は無ひ。

昔、とある書生と心中せむとして男に逃げられ
たゞ独り頸を吊つた彼の女は何人もの書生を誘ひ殺しては嘆きまた誘ふのだ。 https://t.co/FdACnH3uzN

#呟怖

大きな病棟の看護師をやっていると
時々『じゃないモノ』が紛れ込んでる

それは人によって見えかたが違うらしく
先輩は「他界した患者」に
後輩は「黒いもや」に
私にはぬいぐるみを抱いた子供に見える

一度間違えて声をかけた事がある

「お姉さん面白いね」

そう
ぬいぐるみが喋った https://t.co/ZZ3ktQTT5e

#呟怖

鯨が好きなあなたに
去年のBDは
鯨のネックレスを送ったわね

浮気性のあなたが
私に首ったけに
なってくれますようにと
願をかけて

今年は
鯨のぬいぐるみクッションを
贈りましょう

その為には
鯨の事をよく調べなきゃ

あら
鯨って爆発するのね

リア充爆発しろ、なんちゃって

ふふふ… https://t.co/RDvQ2AkLtV

#呟怖

友達が
段箱が怖いのだと言う

彼女の叔父が孤独死をした後の
部屋の片付けをしに行った時
沢山の段箱が部屋の中に
積み上げられていたそうだ

おじ本人が
身辺整理をしたのだろうと
話す大人達をすり抜け

手近な段箱を開けた
その子が見たのは

叔父の顔をした

無数のゴキブリだったらしい https://t.co/pFb9VhrEUN

#呟怖

湿気と精密機械は相性が悪い

探索の為に入った山の奥
雑木林は獣道しか歩けそうにない

緑が濃い

霧を吸い込み
溺れそうな気がしてくる
この霧の中心に池がある筈だ

池の中心に社がある

そこに消えた兄がいる筈だ

言い伝えが本当なら…

数年前に失踪した彼の日記が
今日、私に届いた。 https://t.co/mjPGC5AbRE

#呟怖
#このお題で呟怖をください

今朝も良い霧が出ていたので。 https://t.co/FEXyx6FtKx

#呟怖

人形と手を繋ぎ歩く

怖い人から逃げるために

人形だけを供にして

「ねぇ、これからどうするの?」

『武器を揃えるの。
 誰も信じちゃダメ』

人形が言う

『あたしだけが味方。
 あたしだけが友達。
 あたしの言う事だけ聞いて』

「うん」

誰にも捕まらない様に

遠く遠く… https://t.co/gPuOPqEc13

#呟怖

すっかり廃墟の様相を呈する庭のプランターからいくつか薬草がなくなっていた

泥棒?

片付けなければと
ひっくり返ったプランターを
持ち上げると
石をテーブルに小石を椅子に
マンドラゴラ達がお茶をしていた

一斉に此方を見る

思わずプランターを戻した

人形の家に引っ越して貰おうかな https://t.co/d7rrf0wAXl

#呟怖

「こんばんは」

突然
挨拶された

夜の公園には
街灯に照らされた電話ボックス
ベンチ
『痴漢注意』の看板
それに草木

声を掛けた相手を探す

「ボクです」

電話ボックスが
すぐ真横まで来ていた

理解できない

「ボクみたいなのを
『ミミック』って
言うんですって」

電話ボックスが笑う https://t.co/1cMQvy6ZCH

#呟怖

「もし、私はあの時助けて頂いたムカデです」

玄関に160cm程のムカデが和服で立っていた。

「ご恩返しにきました」

ゴキブリ用と蜂用しか無いなぁ。

「お引き取りください。人違いです」

「此方の部屋は決して覗かないで下さいまし」

いや、天井裏に入って行こうとしないで。お願い。

#呟怖
GW前
同級生と体と中身が入れ替わった

が日課の筋トレが一個も出来ない事に衝撃を受けた
腹筋一回すらできない…
これは面白い…
こんな負荷は久しぶりで
筋肉痛が心地好い

GW明け
久しぶりに会った『私』が
何故か激太りしていた

もう一度階段から落ちれば
あの負荷をもう一度体験できる…? https://t.co/32yhN7zcEy

#呟怖

それは唐突だった

「ザマア!」

『私』は呆然とする私を置いて行ってしまった

鏡には階段から一緒に落ちた『彼女』がいる

太い体
顔を隠す長い前髪
荒れた肌

『入れ替わり』?

「体が重い…これは…良い感じの負荷!」

考えても仕方無い
取り敢えず日課の筋トレで自分を追い込む事にした

#呟怖

「先輩、昇降機が動かないんス」

新人が困った様子で声をかけてきた。
今日は七日だ。

「午前中は点検って言ったでしょう?」

「業者まだ来てないっスよね?」

「毎月七日は、前の担当さんが点検に来るの。30年前にあの昇降機で首を挟まれたまま中の箱が動いて亡くなった担当さんが」 https://t.co/XvpjXD2PYh

#呟怖

砂漠で迷ったら星見を探しなさい

出発前
教授はそう言った
お伽噺だ
迷人の前に
忽然と現れると云う

でも誰でも良い
助けて
水ももう無い
日が暮れる

灼熱から氷点下へ

薄暗闇の中
突如私を見下ろす影が
一番星を指差す

そのまま真っ直ぐ下ろす指の先

キャラバンが此方へ向かっていた https://t.co/DBohbYt20J

#呟怖

ある年それは見事な桜がニュースになった

前年の映像は
誰もが息を呑む程に美しかった

「今年の開花はもうすぐ」

沢山の花芽のついた枝
蕾も綻びかけている

だが木は伐られた

持ち主は言う

「ありゃあ悪意を吸って咲く花よ。人が沢山押し掛けりゃ、そりゃあ咲く。咲いたらどうなるか…」 https://t.co/9s5BHWB18B

#呟怖

リウマチで膝も腰も痛むアタシに
息子が通風で手首が痛むと言い出した

湯治を持ちかけると懐具合がと言う

観光がてら地獄巡り中
小指を眺め息子に言う

オトウサンと新婚旅行で此処に来てね
指切りしたんだ
心の底から愛しているから
先に逝って待ってるって

源泉の底にあの人が待ってる https://t.co/qFdh2Y4KSH

#呟怖

あら、雨だわ。奥様、雨よ!

そんな声が外から聞こえる

隣近所がバタバタと窓を開けて洗濯物を取り込む音が聞こえた

ちょっと!雨だってば!雨よ雨!洗濯物濡れちゃうわ!

声が段々に荒くなる

雨だって言ってるだろう!

外を眺めると

雨だ!
此処を開けろ!

大きな顔が

窓に貼り付いた https://t.co/lRAjNQteb7

#呟怖

口渇を覚え水を求める内に
ぬるりと喉の奥に生臭いモノを感じた

反射的に吐き出す

思わず口をおさえた洗濯物に血痕が広がる

鏡に映る肌は幽霊の様に青白い

瀉血をしてからだいぶん体調が良かったのだけれど
まだまだ余計な血が余っていたのね

またドクタァにお願いしなくちゃ https://t.co/Uyo1npocY2

#呟怖

わたしは今日も生きている。

日記はそう始まっていた

わたしは昨日も生きていた。
そして明日も生きているだろう。
両親はわたしを愛し慈しみ祈り育てる。
だが、両親はわたしが言葉を理解せず、動けず、一切の自由を奪われていると信じている。
植物状態だと。
ああ、なんて可哀想なわたし。 https://t.co/EyhMECZONd

#呟怖

褥の中で唇の紅を貴方の膚にうつしたあの日

あの日の貴方が消えてしまわない様に

私は今日も香を焚き染める

きっときっと

貴方を探して見つけ出すから

その瞳が今は私を映さずとも

寂しくはないわ

ちゃんと瓶に入れて
とってあるから https://t.co/BzCx72AWuE

#呟怖

私の部屋の障子戸は
ほんの少ししか開かない

ほんの少しばかり
外を眺めては
また薄暗い天井を眺める

たまの体調が良い時だけ

見つかれば
外の空気はよくないと
閉められてしまう

寝ている事には飽いた

今日も障子戸を少し開ける

誰かが障子戸を開けてくれる日を
五百年ずっと待っている https://t.co/c6J7Qw5iWo

#呟怖

昭和硝子が太陽光を拡散する

「影が綺麗なんだ」

キラキラの硝子の影で箱を作る

子供の頃によく見た夢だ

誰かわからないその人は優しく笑う

「書き置きを入れるから見てね」

目を覚ますと硝子の小さな箱があった

内側にメッセージが彫られている

『死にたくなったらいつでもおいで』 https://t.co/EhiuUtMtPE

#呟怖

カナンの民は待ち望んでいた

かつて至高から堕とされた王を

そのペリシテの神を

エクロンの高き館の主を

アバドンを率いて戻る日を



遺書、だろうか?

先日教授が手に入れた古い陶器の箱には乾燥した虫が一匹入っていただけだった

何かに食い荒らされた教授の死体は風化していた https://t.co/8fM67GTcHp

#呟怖

ポケットに手を入れて思い出す。

道で小さな人形の頭を拾った。

干し首としか言い様のないそれは
お守りかジョークグッズか。

見ていると何だか腹が立ってきて
上司を呪う様な言葉を
それに言った。

それの
目が
開く。

目から血が
血の様な何かが流れる。

翌朝
件の上司の訃報が流れた。 https://t.co/HZHnfIVhuv

#呟怖

「妖怪マッスルを見ようぜ!」

空き地に【妖怪マッスル】が出ると噂になった

【妖怪マッスル】は居た
僕たちは追い掛けられた

泣きながら走る僕の前に1人のマッチョが立っていた

横を走り抜けた僕の背後で「マッスル!」と爆発音がした

振り返ると【妖怪マッスル】もマッチョも消えていた https://t.co/BEw9Sr6DP3

#呟怖

チーズバーガー2個が性行為と同等の快楽だと友が言う

「人1人分って何個分のチーズバーガーが作れるんだろう?」

「いや、何回浮気を許そうかなって思ってね」

相手の体重から内臓や血液を除いたら…などという物騒な計算先が敷き紙の裏に広がっていく。

今日もチーズバーガーは美味しい。 https://t.co/2dmHrVvRgH

#呟怖

幼少時
オバケが怖くて泣いてばかりいた

そんな自分に祖母が教えてくれたオマジナイ

両手の指を組み「蛙」と祖母は呼んだ

「カエルさんが守ってくれるよ」

以来、漠然とした恐怖が消えた

不安な時は【蛙】を作る

内獅子印という名はだいぶ経ってから知った

オバケはアレ以来見ていない https://t.co/xat4Vnv7ej

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