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壱合|29ページ目 - 呟怖.ORG

呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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呟怖.ORGと参加について

#呟怖


ごおと吹くのは風
おおんと鳴くのは咆哮


ごおと唸るのは燃え盛る炎
おおんと響くのは地獄の釜

布団に入って横向きになると
枕に伏せた耳が音を拾う

仰向けになると
堕ちた人たちの声が耳の奥でこだまする

いっそのこと枕に顔を埋めてしまおうか
どうしたってもう眠れやしないのだから https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1093708755554824192 

#呟怖

新築工事の現場を通りかかった
頑丈そうな木の柱と梁を見つめる女性がいた

良い木でしょう
私が選んだの
夫の両親が住むんです

その木材のほとんどに奇妙な木目があった
歪んだ目と口、泣く顔、怒る顔
何故こんな木を、とは聞けなかった

老夫婦は一体幾つの顔に囲まれて暮らすのだろう http://pic.twitter.com/YhaNNLJezv

#呟怖
器のそれぞれの部分は上から口、首、肩、胴、腰
口から覗き見える絵柄や装飾は、見込み
でも壺は椀や皿のように口から覗いても中は暗くて見込みがあるのかどうかわからない

なんだ、君の体そのものじゃないか
肩から切り落とせば君にも見込みがあるってみんなわかってくれるよ
だから ほら https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1094431764653649920 

#呟怖

田んぼの一角で老人が焚き火をしていた
立ち昇る煙は後ろの森の向こうまで伸びている

あっちにでかい沼があってな
お札を焼べて出た煙がその沼に辿り着きゃあ

鱗の形を浮かび上がらせた煙は火から離れると
ゆらゆらと森を越えていった

おぉ着いたか
これで来年も水枯れの心配はねぇ
ははは https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1095976968250507264 

#呟怖

「知ってる?このトンネルの噂」
「通り抜けると生まれ変わった気分になるってあれ?」

線路上に女がいた
一からやり直したいと願いながら目を閉じる
鳴り響く警笛、泣き叫ぶようなブレーキ音

「すごい音!何かあったのかな?」
「ふふ、ふふふ」
「どうしたの?」
「ん?んん、何でもない」 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1095634599936372736 

#呟怖

地面から次々と湧き出た影は群れを成すと
斜面を這うように山道を下ってきた
自分の影が無いのに気づいたのは
それが通り過ぎてからだった

共に山頂を目指していた仲間達は…
山道に点々と転がるこの骨がそうか

俺は四つん這いになり、自分の影を探しに山道を下りた https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1095262649179267077 

#呟怖 #返怖

とうとう娘の顔が女の霊と瓜二つになり
娘の元の顔は無くなってしまった

友人からLINEが来た

妻の様子が変だ
風呂場から妻と娘の声がする
でも娘は今俺の膝の上にいる
最近変わったことか
そういえば
妻は怪我したと言って左手に包帯を巻いてる
見せろと言ったら睨まれた
それだけだな

#呟怖

「おはようございます。今朝も冷えますね」

ジャージ姿の男性は笑顔で手を振りながら軽快な走りで公園に向かって行った。

いつだっけ、あの人の体が透けてきたのは
たぶんその前の日に…だな
死んでも習慣は続けるのか
元気だなぁ

ポストから朝刊を取ろうとした僕の手は透けていた。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1094041958379487232 

#呟怖

近所で行われていた老朽化したアパートの解体が終了した。
それなりに騒音は響いてきたが気にするほどでもなかった。
崩れる壁、倒される鉄骨、重機の駆動音、悲痛な叫び声。

やめろくるないたいやめてくれあぁおれるぅううらんでやる

跡地に建つマンションはどんなのだろう。
楽しみだ。 http://pic.twitter.com/QF0tmduNJS

初めまして、通りすがりの者です。
思いつくまま書きましたが、いつも #呟怖 で怪談話を書いてるからかやはり怪談になってしまいました

がたんごとんがたんごとん
でんしゃにのっておでかけです
パパとママもいっしょです

さっきはとってもこわかった
でんしゃがゆれてぐるぐるまわって
からだがあちこちころがって

なんだかねむくなっちゃった
パパママついたらおこしてね

がたんごとんがたんごとん

#呟怖 https://twitter.com/mayus2gs1439/status/1093866208988819456 

#呟怖

近くに踏切はないのに
頭の中で踏切のあのカンカンいう音が響く
微かに声も聞こえる
耳を塞ぐと手の中で声が響く

母だ
母の笑う声だ
幼い私を置いて
笑いながら遮断機の向こうへ行ってしまった母

明日私は母が逝った歳になる

母に会いたい会いたくない
あの場所に行きたい行きたくない https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1093708755554824192 

#呟怖

冷たくはなかった
叩きつけられたような感触
それから

思い出せないけどいいわ
辛いとか悲しいとかもう関係ないし

もうずっと流れの中にいるの
時々高い所から落ちてくる水に巻き込まれるけど

もうすぐあの水も凍るくらい寒くなるの
みんな凍っちゃう
そしたら見つかっちゃうのかな
やだなぁ https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1093503525617725440 

#呟怖

もう朝か
いやだ出たくない

抵抗虚しく掛け布団は奪われてしまった。
毛布だけでも死守しようと頑張ってはみたが
容赦なく剥がされ目の前で畳まれてしまった。
身支度をしてる間にできた朝ごはんを食べる。

じゃあ行ってきます

独り暮らしの部屋のドアに鍵をかけ、
僕は会社へと向かった。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1093347412943360000 

#呟怖
早く降りたい何よこの人たち目目が真っ黒こっち見てる見ないでよ駅駅はまだ変あそこにマンションがないどうしてうちのマンションはなんでお墓いっぱい降りなきゃえ通り過ぎたなんで駅はや来ないで誰か助けて運転士さん止めてあ目が https://twitter.com/sadnessendbot/status/1093004099992211457 

#呟怖 #怪談オチ

色鮮やかだった視界が紅一色になり
やがて黒から白へと変わった
ここはどこだ
この白い世界は何だ

ああそうかこれは罰だ
仲間を見捨ててひとり逃げた罰だ
牙と爪を感じながら雪の上で息絶えたのだ

最後に見たのは私の上に降り積もる雪
何と美しい光景だ
目に焼き付いて消えやしないhttps://twitter.com/kwaidanbattle/status/1092618880407621633 

#呟怖

うさぎうさぎ何見て跳ねる
十五夜お月さま見て跳ねる

うさぎうさぎ何以って刎ねる
鋼の大鎌以って刎ねる

うさぎうさぎ何見て跳ねる
咎人の生首見て跳ねる http://pic.twitter.com/6CHp6JVxmm

#怪談オチ #呟怖

咲いていれば千年に一度と謳われただろう
輝いていれば未来永劫と讃えられただろう

切り裂かれた肉から流れ出る熱い赤に
開く日を夢見た蕾は塗り潰され
木立の向こうの欠けた月は
ひび割れた影を貴女に落とす

未完成で終わる儚さこそが
貴女に何より相応しい https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1091880353050947584 

#呟怖
真っ白い雪
なんて素敵
わたしの足
歩けるのね
走れるのね

見つけたの
死にたてを
入れるはず
入りたいの
入れたのね

もうだめよ
この体はね
私のだもの
貴方はもう
戻れないの https://twitter.com/sadnessendbot/status/1091916947833335808 

#呟怖

悪いことした人め!えいっ!
やったな!たぁーっ!
だめだよ、悪いことした人にバチ当ててるんだから!

昼間、公園で子供達が手にしていた人形。
その人形が今、私の部屋にいる。

わるいことしたらばちがあたるんだよ
どんなわるいことしたの?
ねぇおしえて
ぼくたちがばちあててあげるよ https://twitter.com/sadnessendbot/status/1091901841904791552 

#呟怖

月夜に男を絞め殺し
火をつけたのは友の家
水に子供を突き落とし
木に吊るしたまま放置した
金につられたふりをして
土に隠した数多の男

白日の下に晒された
黒く淀んだ姉の性

「変わらぬ日々など意味がない」
姉が放った最後の言葉
私がその遺志継ぎましょう https://twitter.com/sadnessendbot/status/1091328069539786752 

#呟怖
電車の窓から川を流れているそれを見た。
昼のニュースがそれについて伝えていた。
最終電車であの橋を渡る。

『どうして』
マネキンだと思って
『どうして』
誰かが知らせるだろうって
『どうして』
俺だけじゃないはずだ!

斜め前にいる女性が突然泣きだした。
彼女も朝これを見たんだな… http://pic.twitter.com/iOhjKtz1Sc

#怪談オチ #呟怖 #替え歌調
きさらぎ駅は霧の中
ここはどこと迷う人は誰も無口で
KIOSKだけが開いていた

わたしもひとつ
飴でも買おうかな
店の人は背中向けて泣いていました

ああ あたしも早く帰りたいhttps://twitter.com/kwaidanbattle/status/1091169820706402311 

#呟怖
それ?スズランよ
このティーカップの模様もそう
こんなに可愛いのに毒があるの

心配しないで
もう馬鹿な真似しないわ
やっぱり死ぬなんていやだもの
お茶のおかわりはいかが?

言ったでしょう
死ぬのはいや
見るのが好きってわかったんですもの
素敵な声ね貴方
あら もう終わりなの? https://twitter.com/sadnessendbot/status/1090875079024467968 

#呟怖
マンション最終回。
結婚を機に引っ越した後、何度かマンションの近くを通った。
あの部屋に人が住んでいる様子はなかった。
ベランダに荷物があるのを一度見たが、それも翌週見た時にはなくなっていた。
数年前に病院は移転し、跡地には住宅が立ち並んでいる。

あの道はまだあるのだろうか。

#呟怖

夜になったし散歩に行こうか
僕らが死んでどのくらい経ったんだろうね
君だってそろそろ石の下で眠り続けるのに飽きただろ
そうだ あの公園で鬼ごっこしよう
酔っ払ってる人や電車に乗れなかった人を集めてさ
今度は僕らが鬼になってみんなを食い散らかすんだ https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1090609531745255424 

#呟怖
マンションの⑦
汗だくで帰宅し、シャワーを浴びようと浴室に入った直後、玄関で音がした。
しもた、ドアに鍵かけ忘れた!誰か入って来たんか?
突然倒れるような音がした。続いて乱暴にドアが開けられる音、走って階段を降りる音、悲鳴も聞いた気がした。
何か見たんだろうか。
でも助かった。

#呟怖

「ハーメルンの笛吹き男
ネズミ退治を申し出て 一匹残らずやっつけた
村の人々約束破り びた一文も払わない
男は再び笛を吹き 子供を残らず連れ去った」

誰にも知られず消えたい、ですか
ならば笛の音を辿っていきなさい
男に会えたら願いは叶うでしょう
行き先?それは彼の気分次第です https://twitter.com/sadnessendbot/status/1090580632529293312 

#呟怖 #怪談オチ

ここまで同じだと我慢できない
真似をされると腹が立ってしょうがないんだ
なんだお前は

「性格も癖も全く同じだと報告書に…」
「違う環境下にあっても、か」
「これは極端な事例として…」

互いの首を締め合ったまま息絶えた二人の顔がモニターに映る。

「死に顔まで同じ…か」https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1090226001609555968 

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