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アホ屋のアホマン 東京文学フリマK-44|11ページ目 - 呟怖.ORG

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呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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#呟怖 #返怖可

うなぎ釣りの餌のシーボルトミミズを採集に来た山で、同じく釣り人だというおっさんにミミズを分けて貰った。
おっさんから貰ったミミズを餌にすると、うなぎは面白い程釣れた。
美味しく頂いた日から、おっさんに捌かる夢を見る。

#呟怖 #返怖可

いつの頃からか、死んだ筈の人間や動物が、生前の姿で歩き回るのか当たり前の景色になった。

ただ、目の下に極彩色のぶつぶつが出来ている。

かけがえのない存在とまた会えるのだから、多くの人間が喜び抱きしめ感染した。

ずっと一人ぼっちの僕は、世界の終焉も一人で眺めている。

手鏡

#呟怖 #返怖可

その女性は、いつもべっ甲の持ち手の手鏡を、仕事の休憩中眺めていた。

鏡面は包帯で巻かれている。

どうしても気になり、聞くと

「一度だけよ。」

鏡面は真っ黒。覗き込んでいると、目が合った。

「お目にかかったみたいね。」

女性の長い爪が、腕に食い込んだ。https://twitter.com/molmol299/status/1255839596673261569 

#呟怖 #返怖可

砂浜に打ち上げられたメッセージボトルは、私を名指して心中を乞うものばかり。

#呟怖 #返怖可

毎年一通だけ届く手紙は、いつも決まって一行だけ。

「側に置いて下さい。」

今年は唇が同封されていた。

#呟怖 #返怖可

「本当だって!今、自販機でジュース買ってきたらさ、ひとはだって表示がさてて、確かに取り出し口の缶ジュースに指が絡まっていたんだよ。本当なんだって!」

分かるよ。

だって、貴方が握る缶ジュースが見えなくなるほどに、幾重にも血の気のない白い指が絡まっているから。

#呟怖

中古の木造住宅を購入した。

大黒柱には、かつての住人達の成長を測っていた横線と名前が残っている。

天井を掃除しようと脚立に登り、大黒柱を見ると

あなたはだあれ?

横線にぐるぐるの目が描かれていた。

#呟怖

「おめでとうございます!おまけにもう一本どうぞ。」

おっ、ラッキー!せっかくだし、ペットボトルでも貰うか!

カタタタン...

取り出し口から出したペットボトル飲料は、封が切られ半分は無くなっている。

「ありがとうございましたぁ。」

「げふ。」 https://twitter.com/cazucun/status/1252250357645758465 

#呟怖

街中に鯉のぼりが泳ぐ季節になると幼い頃、祖父と話した事を思い出す。

「おじいちゃん。みて、こいのぼり。」

「おぉ、もうそんな季節か。」

「みんなでおそらをおよいでいるよ。」

「...昔は流す人間を選ぶ物だったが、いい時代になったものだ。」 https://twitter.com/nomunomutayuma/status/1257497418880266242 

#呟怖

男の一人酒って言えば聞こえは言いが、すきま風が入る部屋で手酌酒。

ふと、横をみると華のある女が酒を注いでくれている。

酔い、回って夢心地か。

女が酒を注ぐ度、ちりっと痛む。

「一杯どうぞ。」

盃に滴る血が華を咲かす。

ぽたりぽたり血が抜けてゆく。

#呟怖

何ていうんだっけこういうの?

見た事ある気がするって。

あぁ、デジャブュってやつだ。

勢いのある灰色と青色の斜線で描かれた絵画。

曰く付きだとか。

風景画でタイトルは「高所」

今、目の前の景色を見てようやく理解できた。

グシャッ...

#呟怖

#一行怪談

ふと海岸で拾った巻貝の貝殻を耳に当てると、舌を入れられた。

#呟怖

#一行怪談

作りすぎたからとお隣さんが持ってくる鍋は、蓋がかたかた震えている。

#呟怖 #返怖可

通勤の途中、気になる道を見付けた。

黄色い菱形の看板に、黒字の通学路児童注意。時間帯は終日となっている。

何より気になるのは、見える限りで路肩に等間隔で飛び出し坊やが設置されている事。

錆びたり凹んだりしているが、入学式の頃になると一様に新品になっている。

#呟怖

「指切り拳万死ぬ時は一緒、指切った。」

進学で遠くへ行った親友

手紙で近況のやり取りをして、成人式を目前に亡くなったのを知った

同時に死んだのは私を虐めていた女

知ってたよ

貴女の指切りの約束の相手は私じゃないって

やっと私が掛けた呪いであいつ共々死んだんだね

#呟怖

#一行怪談

今夜も湯を抜いた浴槽の排水口から、「おやすみ。」と声がする。

#呟怖

「号外でーす!」

突如ばら撒かれる紙。

行方不明の女の子の情報提供を求めるチラシ。

手に取るや否や顔を両手で塞ぐ人々。

「号外でーす!」

ばら撒く女の子は笑っている。 https://twitter.com/YaChiRuewomiru4/status/1251088347071574018 

#呟怖
#一行怪談

海沿いの真新しいお土産屋の駐車場一杯の車が停まっているが、どれ一つとして動きそうに無いほどに朽ちている。

#呟怖 #返怖可

人形好きの彼女がソファーに凭れながら、出会った人形達の話を長々としている。

「それでね、あの子との出会いはね」

聞き流しながらお茶をテーブルに置くと、彼女がソファーに凭れて寝ている。

「ほんとにきいてる?」

背後から作り物の手が、頬を擦った。

#呟怖

かつて病院だったという廃墟から肝試しをしている若者達の悲鳴が響く。

もう用済みなのに、建物はまだ役目を果たそうとしているようだ。

病院のふりをした人体実験所。

割れた目張りに被害者達の笑顔が並んでいる。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1249188703467180034 

#呟怖 #返怖可

何かに追われる夢を見た。

暗闇の中を必死に逃げた。

目が覚めると、目の前に手。

あれ?電気消して寝たはず...。

「おはよう。にがさないよ。」https://twitter.com/Moto16353846/status/1249728637663768576 

#呟怖 #返怖可

こんな処刑があったの知ってるか?

密閉された部屋に磔にされた囚人と数匹の油虫を放すのさ。

囚人には食事が与えられ、溢れた食べ物のカスを油虫が食べる。

その内、油虫の増殖に食べ物のカスが追い付かなくなって生きたまま囚人の肉を食べ始めるって話さ。

#呟怖 #返怖可

夜、ふと目が覚めると黒電話の着信音がする。

家に黒電話なんて無いのに一体何処から?

勇気を振り絞り廊下に出ると、壁の染みの前に目を見開いた父親が立っている。

「ジリリリリーン!ジリリリリーン!」

壁に耳をつけながら一晩中。

#呟怖 #返怖可

私の名前は町に伝わる悪鬼を倒した英雄の名前だと言うが、物語を最後まで聞こうとしても、いつも何処からか響く金切声に掻き消されてしまい未だに分からないでいる。

#呟怖
#一行怪談

白色を崇拝していたその女性は、横断歩道の白線を誤って踏んで、引摺り込まれていった。

#呟怖
#一行怪談

お隣さんから頂くお土産の菓子折りには、時々、母の形見が混じっている。

#呟怖 #返怖可

ドライブで立ち寄った山奥の食堂。

お品書きは「思い出」だけ。

砂嵐を映すテレビと古ぼけた新聞。

何が出てくるかと思えば、覚えの無い料理。

不思議と懐かしい味がする。

ふとテレビを見ると、何十年も前の幼児連れ去り事件の報道。

僕が被害者だった。https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1207702143563550720 

#呟怖 #返怖可

予約サイトを利用した旅館から、動画が添付されたメールが届いた。

「またのお越しを御待ちしています。」

笑顔で手を振る中居さん達。

旅館に戻るその背中は、真っ黒に焦げていた。

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