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オ・ムラ=イス|13ページ目 - 呟怖.ORG

呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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呟怖.ORGと参加について

#呟怖
俺にも大望を抱いた頃はあったよ。体毛とともに消えたけど。皇帝陛下に命じられ不老長寿の秘薬を開発した結果がこれさ。まず自分で試すんじゃなかったな。毛ってのは傷や菌から身を守る鎧だからね。怪我にも風邪にも無縁の不死者に体毛は必要ないんだ。おかげで俺は毛なしのしがない不死者だよ。 https://twitter.com/no0_0128/status/1204555547313180672 

#呟怖
三年三組横の水道は誰も使わなくなって久しい。蛇口の栓が硬いわけではないし、使われていないからといって錆びついているわけでもない。蛇口自体は小学生でもひねれる。それこそ赤子の手をひねるようにたやすくひねれる。一度ひねると赤子が泣き叫ぶ声が廊下に響き渡るから誰も使えないだけだ。 https://twitter.com/moon04cat/status/1203483126812434432 

#呟怖
皆様お忙しい中、お集まりいただきありがとうございます。一部週刊誌にて報じられました私たちの『生き人形疑惑』ですが、これは事実であります。ただ所有者を呪うという報道は事実と異なります。所有者の断りなく呪う闇営業を行ったこともありません。

人形たちの釈明会見は五時間半に及んだ。 https://twitter.com/nomunomutayuma/status/1202904387749679106 

#呟怖
文学賞を受賞するべく、大作家の霊を我が身に降霊し、自動書記を試みる

呼び出すはジュウゴ先生である

『闇に染まりし我が邪念が漆黒の黒き翼として顕現するや騎馬隊へと襲いかかる。兵どもは皆馬から落馬し……』

さすが先生
黒いわー、世界観が黒いわー

ってアレ、なんだか頭痛が痛い……

#呟怖
父は地球儀を回し、ブラジルの文字をなぞりつつ蝶が羽ばたくと囁く。僕はテキサスを指差し竜巻が起こると答える。毎晩繰り返される儀式は父が僕に与える祝福、あるいは呪いだった。ある晩、僕は父に地球儀を投げつけた。割れた地球儀から無数の蝶の死骸が零れ落ち、一匹の巨大な蛾が羽ばたいた。 https://twitter.com/wildgeese1991/status/1192085201318342656 

#呟怖
祖母の葬式を終え家路に着いた。居間の電気だけが煌々と灯っていた。消したはずなのになあと首を傾げながら居間に入ると死んだはずの祖母が味噌汁を啜っていた。祖母は喪服姿の私を見るなり、なんとも気まずそうな表情を浮かべて消えた。テーブルには泥のような臭いを発する味噌汁だけが残った。 https://twitter.com/moon04cat/status/1200792573117288448 

#呟怖
真夜中。砂利道の十字路に立ちロングTシャツの少年は煙草を燻らせる。彼が吐き出す紫煙は極上の音楽となり闇に溶ける。少年の姿が地に沈み消える頃、音楽は露となり世界中の人々の頬を濡らす。少年を知る者は誰もいない。音楽の正体を知る者も誰もいない。ただ人々はその音楽をブルースと呼ぶ。 https://twitter.com/no0_0128/status/1199292814296637441 

#呟怖
浜辺には神様が流れ着く。様々な国の神様が様々な姿を借りて浜辺に顕現する。僕たちは神様に触れてはいけないし、神様が囁きかけても聞こえないふりをしなければいけない。そういう教えだ。今朝は助けを請う犬のぬいぐるみ姿の神様を教えに従って見捨てた。なぜ神様はああも弱く哀れなんだろう。 https://twitter.com/aryoshka/status/1199274806551535616 

#呟怖
夜道を歩いていたら通り魔に背中から刺された。発見が早かったので、幸い命に別状はなかった。傷跡も残らないという。それは良いのだが、気掛かりな点が一つ。朦朧とする意識の中で、『思ったより浅かったなあ、これじゃ練習になんないねえ』とぼやく執刀医に似た声を聞いた気がするのだが…….

#呟怖
格安家賃に釣られてワケあり物件を借りた。俺は腕の確かな拝み屋だ。来やがれ怪現象。ベランダに舞い降りたのは白く美しいフクロウの妖怪だった。初戦こそ追い返せたものの、妖鳥は俺をつけ狙うようになった。何度追っ払ってもキリがねえ。この俺が野禽を祓いきれず、引っ越すはめになるなんて。 https://twitter.com/clematis_sen/status/1197505949319094273 

#呟怖
息子を連れて大阪にある商業施設に出かけた。
特撮映画を鑑賞後、ベンチで休憩中、息子が叫んだ。
パパ! 歓声が聞こえる!
その日、特にイベントは開催されていない。
どんな声やと尋ねると、オッサンの汚い野次やと息子は答えた。
かつて球場だった場所やからな。そんなこともあるかと思った。

#呟怖
チャイムが鳴った。玄関を開けると隣に住む美人のお姉さんがお鍋を抱えて立っていた。作りすぎちゃってとお姉さん。ために溜め込んだ闇を吐き出したら、一人では処理できない量になったとか。闇鍋かあ。ちょっぴり気味が悪いけど、美女の闇に興味が無いと言えば嘘になる。ご相伴にあずかります。 https://twitter.com/molmol299/status/1197351108659671040 

#呟怖
事故物件を選んでまで一人暮らしを始めたかっていうと、姉が出戻って実家が辛気臭くなっちゃったからなの。アイツ、親の反対押し切ってさ、あの人とあの世で添い遂げるって書き置き残して出てったのに自分だけこの世に出戻ってさ。姉の恨み言に付き合うくらいなら、見知らぬ霊と暮らす方がマシ。

#呟怖
岸辺に座り川面を眺めていると、もがき苦しむ少女の姿が映った。助けようと咄嗟に水中に手を伸ばすものの、水を切るばかりで届かない。駄目だ、救えない。絶望し天を仰ぐ。空中に逆さまに浮かんだ少女と目があった。あの子は空に溺れていたんだな。天高く浮かんだ少女は空に沈んで虚しく消えた。 https://twitter.com/moon04cat/status/1188658052796338176 

#呟怖
秋はキノコ狩りの季節。村人総出で山に分け入り根こそぎ狩る。食用か毒ありかなど問わずに全て焼き棄てる。
かつてご先祖様は村を襲った鬼を力を合わせて退治し山に埋めた。以来、山のあちこちにキノコが生じる。鬼の亡骸から産まれてくる。キノコは鬼の子。鬼へと育つ前に滅すのが子孫の務め。 https://twitter.com/clematis_sen/status/1190146777887862785 

#呟怖
経費削減で出張はカプセルホテルに宿泊。ケチるなよ。ホテルに行くと近未来的なデザインのドーム状の家が並んでいた。お、いいじゃん! アラフォーDB世代ホイホイ! ジャンプしそうな勢いで俺は指定の部屋に飛び込んだ。扉が自動で閉まる。あ、開かない。人件費削減で、俺もポイするつもりかよ。 https://twitter.com/WildGeese1991/status/1196624307096391683 

#呟怖
8月10日 はれ
はじめてフェリーにのりました。お魚がたくさん泳いでて海はすごいと思いました。お魚はどこからやって来るのかなと思いました。すると知らないおじさんがやってきて、鼻毛をむしりはじめました。ばらまかれた鼻毛は空中で魚になって落ちていきました。魚ってこわいと思いました。 https://twitter.com/moon04cat/status/1193361530760249345 

#呟怖
昔、アイルランドでアルスターという土地を賭けたボートレースが行われた。一着で岸辺の岩に手を着いた者が王さ。終盤、劣勢の男が自分の左手を切断し、岩めがけ文字通り逆転の一手を放った。なぜこんな話をするかって。君は背中の手の跡に気づいてないようだから。君は誰のモノになったのかな。 https://twitter.com/kwaidan_oekaki/status/1195655049797439488 

#呟怖
夫は大病で入院してから食欲を失くした。肉も魚もほとんど箸をつけない。そんな夫だが、病院一階の受付前に置かれたサボテンだけは別で、なぜだか美味しそうに見えるそうだ。五日前の夜中、病院から連絡があった。病室を抜け出した夫が棘で口内を血だらけにしながらサボテンを貪り食べていたと。 https://twitter.com/1o1o1298/status/1195466248730992640 

#呟怖
貴方の母は暗い森の中で迷っていますよと霊媒師は言う。貴方に見つけてほしがっていますよ、迎えにいってあげませんかと。知ったことか。知らない男と家を出て、知らない街で男と暮らし、知らない森で男にくびり殺された愚かな女など、私の母ではありませんよ。迷うことなく私は霊媒師に告げた。 https://twitter.com/moon04cat/status/1193352204607877120 

#呟怖 #返怖

父よ、のんきか!

やっぱりイナバじゃねーだろ!

霊だよ! 異形だよ!

百体乗っても大丈夫じゃねーから!

「え? なに、お前さ。不安なの?
もしかして物置建て替えた方がいい?」

誰もそんなこと言ってねーし!

「マツモトに相談しようか?」

それは冷やかされるからやめとけ

#呟怖
修験者は悪霊憑きの女を護摩を焚いた部屋に寝かせた。錫杖を振り祈祷を繰り返すと、女の口がガバリと開いた。中から黒く胴の長い生物が這いずり出た。身体はウナギだが頭部は女の顔だ。昔、修験者が捨てた女に似ていた。修験者が錫杖を取り落とすと、人面ウナギはすかさず大口を開け飲み込んだ。 https://twitter.com/no0_0128/status/1194541267163602944 

#呟怖
参観日が嫌いだ。保護者の顔色を伺いながら授業なんてやりたくない。子供達も集中できてない。健太君なんて怯えてるじゃない。教室に立ち込める匂いも忌々しい。化粧と香水、それから生肉が腐ったような。ああ、紛れてるのね。健太君のお母さん、今年の春……。見えてないフリ、見えてないフリ。

#呟怖
踏切を横断中、何者かにのしかかられるような重みを感じうずくまる。手形を置いてけ。何者かが囁く。手形なんて持ってない。俺は答える。なら手を差し出せ。カンカンカン。電車が来る。必死で手を伸ばす。激痛が走る。ふっと身体が楽になる。踏切を渡る。手を見る。獣のような歯型がついている。 https://twitter.com/nomunomutayuma/status/1193384862759051264 

#呟怖
筋トレを題材にした深夜アニメにハマり、ジム通いを始めた。いつか背中に鬼神を宿すのだ。メチャモテボディーに俺はなるのだ。俺は頑張った。すると背中に視線を感じるようになった。熱い視線じゃない。俺の心中を見透かす妻の冷えきった視線である。俺の背中より先に、妻に般若が宿るとはな。

#呟怖
ボスから釘をさされちゃいたんだ。《釘打ち機-ネイルガン-》は正体不明の殺し屋だ、油断するなと。先入観ってあるだろ。俺の視線を釘づけにする美女なんて予想外だ。爪を、ネイルを自在に伸ばし射出し脳天貫く暗殺者とか想像できるか。最高さ。最高に空気銃突きつけられた屠殺間際の牛の気分さ。 https://twitter.com/moon04cat/status/1193352669206732801 

#呟怖
隣の組の高橋が教師を殴り退学になった。温厚な高橋が理由もなく暴力をふるうとは思えない。直接会って尋ねると、予想外の答えが返ってきた。

理系のクラス分け。成績順で分けたことになってるが、あれは嘘だ。本当の成績はみんな横並び。教師は俺達で心理学の実験をしてたんだ。許せねえだろ。

#呟怖
地球儀を左手回りでぐるぐると回すと、大西洋の中央に知らない大陸が浮かんだ。僕はとても楽しくなってさらに勢いよくぐるぐると地球儀を回す。大陸がするする集まってひとつになった。僕はますます楽しくなって地球儀を回す。回れ、回れ、地球が生まれた頃に戻るまで。世界が、僕が消えるまで。 https://twitter.com/wildgeese1991/status/1192085201318342656 

#呟怖
1973年。船乗りが太平洋上で不可思議な灯火と遭遇した。霧立ち込める見通しの悪い夜。陸地から遠く離れた海域。本来、光など見えないはずが、海上2㍍の位置でそれは煌々と輝きを放ち、やがて消えたという。
77年。ほど近い海域で日本籍の船が正体不明の動物の腐乱死体を引き揚げた。関連は不明。 https://twitter.com/moon04cat/status/1192191576195207168 

#呟怖
米国の骨董店がいわく付きのミニカーを競売に出した。運転席を覗くと東洋人の幽霊が現れるという。痩せた眼鏡の一重の男性。若き日の祖父に似ている。占領下の日本で祖父は輸出用の玩具を製造した。いつかきっと日本製の自動車が世界中を走り回る時代がくると信じて。思念が残るほど強く念じて。 https://twitter.com/dancewithsky/status/1191624544517148672 

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