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メイファマオ|65ページ目 - 呟怖.ORG

呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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呟怖.ORGと参加について

#呟怖
尻ポケットに突っ込んだフラスコを取り出し、酒を流し込む。濁った目で見る世界に、黒い影が彷徨いているのが映る。
…酒代を稼ぐ為に頑張ろうか。
業を含んだ呼び水を撒く。黒い影が集まってきたら焼却だ。此でこの土地の濁りは消えた。後は清浄なこの地に住む人がまた闇を育てない様に祈る。 https://twitter.com/moon04cat/status/1252077378186047488 

#呟怖
子供の頃、森で迷った。親といつの間にかはぐれ、いないいないばあをしてくれる『お姉ちゃん』に遊んで貰った記憶がある。女の子の掌から溢れる緑。顔はどんなだったろう?
親が私を見つけた時、何故か首には蔓が絡みつき、窒息寸前だった。
側の木の洞が口を開け飲み込む寸前に見えたという。 https://twitter.com/YaChiRuewomiru4/status/1251088347071574018 

#呟怖
親父が3度目の再婚をした。3番目も亡母に生き写しだ。今は顔だけだが、これから声も仕草もどんどん亡母に似ていくのだろう。
「父さん、もう止めなよ」
「煩ぇ」
父は泣いていた。今度の女も亡母に乗っ取られ、精気を吸われて儚くなるから。
「ご飯よ」
一時現世に戻った母と継母の声が重なる。 https://twitter.com/molmol299/status/1251382801468809218 

#呟怖
妻と死別した男と結婚したいと娘が言ってきた。死別は比べられると辛いから止めた方がいいと夫婦で反対したが聞く耳を持たない。
娘には見えてないらしいが、男の背中に女が張り付き、申し訳なさそうに何度も頭を下げている。
『再婚してくれたら成仏出来るんです』という声も聞こえるのだが…。 https://twitter.com/molmol299/status/1251382801468809218 

#このお題で呟怖をください
#呟怖

幽霊女房

#呟怖
このご時世、ついに在宅勤務を会社から言い渡された。スマホはあるがPCはないという抵抗も会社からのPC貸し出しで潰された。
そして今、一人暮らしなのに彼方此方から視線を感じ、ラップ音がする。何故か昼にしか出ないという事故物件。安さで部屋を決めるんじゃなかったと後悔している。

#呟怖
あの建物は廃墟になってから随分経つが、あれ以上崩れない。
取り壊される気配も無い。
廃墟探索を趣味とする人間や浮浪者、不良の溜まり場にもなるが、悪い噂は聞かない。
ただ、人間が定期的に消える。その後、廃墟に不似合いな紳士が赤ワインを嗜む姿が覗く。
人間ホイホイだと言われている。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1249188703467180034 

#呟怖
ごうっと風が吹く。新緑の季節に風が吹く。
あの人が。
風の向こうにあの人が。
走って追いつこうとしても笑みだけ残していなくなる。
そして。
あの人を形作る草や花が一気に解けて風に舞う。
季節は巡り、私は一人。
春の葬送の列が私を残して消えていく。
私が彼方へ逝く日まで。
風が吹く。

#呟怖
何処か遠くへ行きたかった。
だから、いつもの通り道にいきなり現れた階段に足をかけた。
この階段は何処まで続くのだろう。上り続けても終わりが見えない。
帰りたくても、一段上る毎に階段が崩れ、帰り道は既に潰されている。
結局、解放されはしないのだ。
私は黙々と意味のない道を歩む。

#呟怖
度重なる浮気に耐えかねて、私はとうとうあの男を刺した。
溢れ出たのは鮮血ではなく薄い色紙の花片だった。
「そうなのね」
漸く解った。あの男には真なぞなく、体を巡るのは薄っぺらい紙切れ。呼吸するより容易く囁かれた甘い色の言葉も全て薄っぺらな紙屑。
私は泣きながら笑い、刃を振るう。 https://twitter.com/MATTARINEKOkob1/status/1245671617214033923 

#呟怖
ハラハラと色取り取りの薄紙が花片のように敷きつめられる。
…生まれてから死ぬまでの吐息の色よ。
彼女は笑ってマッチを擦ると火をつけた。
…全部燃やして灰を寄越せって。
実に怖ろしきは女の性か。浮気性の父と離婚しなかった母は、漸く最後の一欠片まで自分のモノに出来るのだ。 https://twitter.com/MATTARINEKOkob1/status/1245671617214033923 

#呟怖
今まで忘れていたのに。
…御免ね。
母の泣く声と私の泣く声。
私の首から離れていく白い手。
指の隙間の電球の灯り。
…ママは独りで逝くから。
嗚呼、今なら母の気持ちが解る。
泣き止まない我が子に私はゆっくりと掌を。
…御免ね。
私はママみたいに置き去りにしたりしない。
…一緒に…。 https://twitter.com/Moto16353846/status/1249728637663768576 

#呟怖
ああこんな所にいたんだ。
私の影はよく迷う。放っておくと直ぐに私から離れて彷徨いた挙げ句に迷子になる。所在なげに道路に影だけ張りついて仕方ないなぁ。
…さ、私の足にくっついて…。
視線を横に流すと此方を凝視する人間が一人。
…その前に、ご飯にしようか。
影が頷いた。 https://twitter.com/tadayou_k/status/1249342816628555777 

#呟怖
ぽつりと漏れた一言に皆がギョッとして視線が集中する。
「あ、いや今のは現実逃避で」
慌てて訂正すると、皆が満面に笑みを浮かべた。
次の瞬間から、皆が不吉な言葉を弄び、如何に儚くなりたいかを語り合う。気が付くと、溢れかえる言葉とは裏腹に職場には異様な生気が漲っていた。 https://twitter.com/molmol299/status/1249564978257879041 

#呟怖
娘が貰ったぬいぐるみを乱暴に扱う。しょっちゅう目が取れたり腕が千切れたりで、修繕するのが大変だ。
「可哀想でしょ。もっと優しく扱ってあげなさい」
「ママはパパに優しくしないのに?」
…見られてたのか、見せ付けたのか。
まぁいいわ。あの人はもっと丁寧に躾ける必要がありそうね。

#呟怖
丑の刻参りに最適だ、という噂を聞いて鳥居を潜る。釘を打とうとして、肩を叩かれた。
「意味無しですよ」
…説明しますね。
そう続けた宮司は神社の蔵へと誘った。そのまま床へ突き飛ばされる。
「紹介と依頼の無い方は蠱毒の贄になって頂きます」
周囲から得物を手にした女達が押し寄せる。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1249188492304883714 

#呟怖
磨り硝子の向こうに影が映る。
…嗚呼、この男も駄目なのね。
調子良く両親に挨拶をしている男が訝しむ。私は両親に目配せをした。
にゃあ。我が家の守り神が鳴く。
この男は帰宅途中で事故に遭うかボロを出すか。
何方にしても猫神の餌。
また男を捜さないと…認められ、猫神の喉が鳴る時迄。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1249188145435947008 

#呟怖
確実にあの世に行ける湖がある。
この世で結ばれないと絶望した恋人達が手に手を取って黄泉路へ向かう。直前に何方かが怖じ気づいても大丈夫。するすると枝が伸びて、二人を確りと結び付け、湖へ沈めてくれるから。
…だから、ねぇ貴方。私を裏切ろうとしても無駄よ…? https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1249188262704492552 

#呟怖
雪山の夢だ。誰もいない雪原に一人。何故か怖くて堪らない。故に雪山を遠ざけていた。なのに。莫大な遺産を手にした私を執拗にスキーに誘う婚約者。背後には別の女の影。
すっと頭が冷えた。そう、生き残るのは私。私は嗤って完全犯罪の計画を練り始めた。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1249188385870286848 

#呟怖
我が家では時折、姿の無い誰かが階段を上る。子供の足音だ。
足音が聞こえる度、両親は呟く。
「しつこい」
昔、幼児を連れた女が押しかけた。幼児は隙をつき勝手に家に入ったので、腹を立てた私が階段から突き落とした。
事故だ。事故として処理された。でも。足音が『姉』の私の罪を教える。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1249143104868945923 

#呟怖
樹齢千年を超える樹には忌まわしい伝説があった。
人喰いの樹。
元々は口減らしを理由に、人はこの樹を神と崇め、贄を捧げてきた。樹は贄を養分に育ち、そして千年。神木には不名誉な二つ名が残る。
自ら命を絶とうとした青年に樹は伝えた。
「御免ねもう要らない」
声は届かず、死体が又一つ。 https://twitter.com/molmol299/status/1249009553145880577 

#呟怖 #返怖

私は昔から妙な悪夢を見る。
黒電話が延々鳴り続け、取ろうとしても取れない夢だ。
ああ煩い。どうして取れないのだろう。
ふと視線を感じる。
振り向くと黒電話がある。
鳴っていたのは此方か。
何故逃げる。おや着信音が変わったぞ。早く受話器を。
ブチッと何かが千切れる音がした。

#呟怖
…元々持病があった。私が疑われる事もない。
私は愛しい義理の娘を抱きしめた。
「おかあさま…」
怯えた顔で私を見上げる、年の近い娘。服の下には打撲痕。もうこれ以上増えないわ。
「大丈夫」
私は呪術師から貰った丸薬を飲ませただけ。私と娘の怨みを固めた塊を。此で娘は私から離れない。

#呟怖
人のいない住宅街を歩いていると、壁から黒い染みが滲み出てくる。黒い染みは靄になりヨタヨタと歩いて崩れ落ちる。
…どうやら一仕事終えたらしい。
数日後には黒白縦縞の鯨幕が翻る。
ソレを確認して俺は後金を貰いに依頼人の元へ赴く。今日の依頼人は喪主の後妻だったな。

#呟怖
#実話

昔通っていた女子校の話。
ある日、教師が就職コースの生徒を集めて言った。
「我が校の生徒が車に引きずり込まれそうになったが抵抗して事なきを得た。しかし、彼女はその後面接を優先した。事後報告を受け犯人を逮捕。車には縄とガムテープ」
「あのな、先ず教師と警察に連絡してくれ」

#呟怖 #返怖

ママに言われた通りに逃げ道を確保して匂わせマイルド恐喝擬きを実行したら…

「お手伝いしましょうか?」

ニコニコ笑う影のないおじさんが目の前に立ってるんだけど、どうしよう、ママ。

「あなたの悪意は美味しいんですが、コクがない。私と契約して頂けたら…」

ママーっ!

#呟怖
疫病が蔓延し、人々は家に籠もる。
駅には人がいない。流通はまだ活きている。
…待とう。列車が物資と共に悪意と怨嗟を運んでくるのを。
溢れ出す悪意と怨嗟は魔物の滋養。
但し。
中に善意と聖性の刃が隠れてなければ。 https://twitter.com/HeeresgruppeB/status/1246997336489771009 

#呟怖
「こういう時、魔物って跋扈しないのか?」
…してますよ。良くも悪くも澱む人は多いですからかき入れ時です。
「その辺もっと詳しく」
…人の悪意はありふれてて怖くないですよ?
「そうなのか?」
…魔物的に怖いのは禍の中から善意が溢れ出る処ですね。
「あ?」
…ああ恐ろしい。
「解らん」

#呟怖
黒いフードに汚れたバスケットを持った老婆が真夜中に彷徨いている。そんな噂を耳にした。まさか目の前に立たれるなんて。
「愛の薬は如何?」
老婆が小瓶を翳す。
「飲ませれば真実が解る」
震えた。恋人は既婚者だ。
「遊びなら心臓を止める」
手を伸ばす。
「己で試してもよい」
…え…?

#呟怖
ぽとんと椿が落ちた。
辺りには椿はない。
…それで私にはあの方が亡くなられたのだと解った。
あの方から頂いた朱塗りの櫛から、椿が消えている。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1247319909094187008 

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