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降雪真|9ページ目 - 呟怖.ORG

呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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#呟怖
メーデー、聞こえますか? こちら地球星大和隊員です

子どもが公衆電話を手に話してる。視線の先にはブラウン管テレビ。色とりどりの牛乳瓶がいくつも繋がれてる。

メーデー、僕は元気です。今日もお母さんは優しいです

なんだ壊れてる。

だから早く帰ってきて

その声はどこにも届かない。 https://t.co/PKbcAzE15A

#呟怖
信号が変わるのを待つ間前のワゴン車を何となく見ていた。

運転手を撫でる手があった。

いいことでもあったのか。微笑ましい光景に心和んだ。
だがその手が何度も何度も上下に動くから違和感を覚えた。
そういえば
車体は大きく、頭を動かさず撫でるには 2つの席は離れすぎていると気づいた。

#呟怖
ここはまほろば
誰もが願う遠い場所。悠昔に別れた人、気づけば離れた思い出の品々。
足掻いた末でなくたゆたう先にそれはあった。
すべて無駄だったのだらふ。
独り言ちふと気がついた。ここにいない人のこと。恨み憎しみこの手で刺したあの快楽。
目が覚めるとそこは変わらぬ地獄。
ただいま https://t.co/z1dHEFYbXH

#呟怖
テレビは観る
椅子は座る
そしてナメクジは這う
そうあるべきだろう?
カメラを向けられ途方に暮れる。
少しでも高くと椅子に立つ俺の眼下では、ナメクジが跳ねながら近寄りつつある。ぴちょりぴちょりとした音は、重なり裁断なく鼓膜を震わす。

ちくしょう削り食べるとこだけは普通なのかよ。 https://t.co/CLrfIE4s9b

#呟怖
雨音に混じる鈴の音
雨にけぶる世界で光る、真っ白なワンピース
雨宿りをしているとあの日のことを思い出す。
骨砕け、遅れて響くは水肉の弾む音
斑らに染まる赤白赤
あの子は誰か。親しい人の気もすれば、見ず知らずの他人だとも思える。わかっているのは1つあれが私の初恋だったことだけだ。 https://t.co/vgnINJtkQ5

#呟怖
電車の扉が開かれる

それはいつものことだけど、いつもと全然違うのです。
まずここはホームじゃないし、窓の外が真っ暗闇なのも違います。
「退避せよ」
それにアナウンスもキンと強ばった声でした。

電車の扉が開かれる

でも押し合いへし合うはいつも通り。そうして僕は死にました。 https://t.co/4YK2AQN4BN

#呟怖
帰り道に毎年花綻ぶのが楽しみな花水木がある。派手ではないけれど、薄紅色の可愛い花だ。

今年は街頭の下1人の男が立っていた。道化のような笑みを浮かべ、手元には金貨。根元を掘るよう身振りで伝える。

翌朝木は掘り倒され、薄紅色の花弁が辺りに散らばっていた。涙のように、血のように。 https://t.co/QPMKIgE8sS

#呟怖
隣人が同一人物だと気づいたのはいつからか。
背格好が違う。
声が違う。
仕草さえ違う。
…だけどわかる。
何故か変わらない眼鏡と、その向こうから物観るような冷たい視線が、同一人物だと教えてくれる。

彼が何者なのかは問題ではない。
背中で感じる謎の視線に惹かれているのが問題なのだ。 https://t.co/oWEw1G18hr

#呟怖
風の強い日のことだった。
強風に巻かれ様々なものが飛ばされているのを、私は見た。
だから塀にコンクリートを置いた。
塀の向こう、いつも煩いあの犬が少しでも静かになればいいと思って。

翌朝コンクリートは変わらずあった。
確かにこれは重すぎる。
血塗れの肉塊を前に筋肉痛を予感した。 https://t.co/Ysn7pYHbpN

#呟怖
コンビニの帰り道。ふと視線に気がついた。
見上げればそこにあるのは鉄塔。
…気のせいだろう。
道行けば散るを桜がさめざめと泣く。
過ぎ行く霊柩車見て喝采をあげる人々。
何も変わらない、いつもの日常。

鉄塔が見ている。

きっとナニカおかしいのだろう。わかってる。

鉄塔が見ている。 https://t.co/pno6lWZ0h2

#呟怖
とある美談で有名な国がある。
没落した王族が断頭台に向かう前、哀れと革命家が毒薬を送った。痛みを感じることなく、眠るように死ねる薬。

この国は心霊写真が撮れる国としても有名だ。
苦しそうに顔を歪め、訴えるように口を開く男が写る。運がよければそれを嗤う人の顔も、映り込むそうだ。 https://t.co/NUrYH6URF7

#呟怖
とと様は言ったべな天神様は見てるって。おら頑張ったんだど。だけどだめだぁ、とと様ちっとも見てくれねだもの。
なぁとと様
おらこんな綺麗な青空初めてだぁ。また聞いてね。でもしょんないなぁ。堕ちちまったら戻んねもん。とと様も椿みてぇに綺麗にとれたら楽でえがったのに、しょんねぇな。 https://t.co/lQHcXas7Au

#呟怖
朝目覚めると下駄がひっくり返っている。見ているときは何も起きない。
それだけ
だが気になった。
孫がドローンで撮ってくれるというので任せてみた。

深夜12時
映ったのは死んだ婆様。下駄を抱き抱え涙を流す。
だが鬼のような形相で睨んだのを最後に、ドローンは堕ちた。
執念深いことだ。 https://t.co/BQexPpsPXj

#呟怖
古い箪笥を買い受けたときの話。
安値にも拘らず、桐製のその箪笥は触るとさらりと冷たい。

「嫁入り道具です」

次々荷物が運び出される中、婦人の言葉が耳に残る。

帰り道ガタガタと音がした。

その音はどんどん大きくなっていく。
堪らず停めて箪笥を開けると
むわりとすえた臭いがした。

#呟怖
好い人ができると私は玲子に視てもらう。自分の好みでなく、相性を正しく見抜いてくれるから。
でも旦那を紹介したとき、玲子は珍しく「私は好きじゃない」と言った。
裏切られた気がして大喧嘩。それきり会ってない。

友人が死んだ。夫と心中したそうで、 久々に視た友人は幸せそうだった。

@ahomaja #呟怖 
#返怖可
#一行怪談
なんで忘れていたのかわからない、お気に入りの小さな骨で舐めるとコロコロ甘かった。

@ahomaja #呟怖 #返怖可
#一行怪談

その信号を避けるようになったのは、赤い血だらだら流してていつまで経っても進めないから。

#呟怖 #返怖
「いる間は閉めとけよ」
友人はそれきり出かけてしまった。



部屋の中はズボラなくせに綺麗に片付いている。

違和感。
振り返ると扉の裏側、内側に鍵穴があった。

「鍵を変えても別れた彼女が入ってくんだ。掃除もしてくれるしいいかなって」
帰ってきた友人は笑いながら言った。 https://t.co/EsdykEMgeZ

#呟怖
強烈な睡魔に襲われた。
通い慣れた電車だ。

少しだけ少しだけ。

目覚めると降りる駅。人をかき分け降りたが鞄がない。ぱっと振り返ると。

その車両だけみっちり人が詰まっていた。俯き顔は見えない。
「大丈夫、皆すぐに忘れます」
振り返るとそこには笑顔の駅員。

次の電車がやってきた。 https://t.co/8oDPZwaeiq

#呟怖
父様は私の顔が嫌いなの。
お母様にそっくりだから。

「やっと完成したぞ!」

だから私に貼り付けた。
ふっくら綺麗な唇
コパルトブルーに真っ赤な瞳
父様の好きな色と、母様の瞳

まだ完成はしてないわ。
ずるりと落ちるのを押しつけて。
どうかお願い仰って。
「愛してる」ってたった一言。 https://t.co/l8IS5F8k55

#呟怖
私には癖がある。
嫌なことがあったとき、手にナイフを思い描く癖。
重ねるほどに、ナイフは重みや冷たさまで感じさせるようになる。殺意を吸って成長するようだった。
声も聞こえてきた。

だからすれ違いざま、あいつの首めがけて思い切り振った。降りかかる赤い血に、歓喜の声をあげていた。 https://t.co/3zTsflSChO

#呟怖
幼い頃に母を亡くしてしばらくして。蹲る私の頭を誰かが撫でた。懐かしい感触に振り返るが、

そこには誰もいない。

撫でられる感触と、さらさらと髪を撫でる感触。
どうやらうなじから生えている。

いまもなお、腕は私の願いを叶えてくれる。
あいつを突き飛ばした感触が、伝わってきた。 https://t.co/5wtbVU3QzL

#呟怖
田舎の母が死んだ。年度末、こんな時期にと思わず思いつつ帰省した。

近所の人いわく亡くなったその日通りがかったとき、縁側にぼんやりと座る母を見たという。

そんなはずない

久々の実家は隙間という隙間に蔓が蔓延りがんじがらめに縛られていた。雨戸どころか窓を開くことさえ困難なほど。 https://t.co/bB4wnrJFWA

#呟怖
結婚は愛する者同士がするもの
そんな戯言を信じてた。

ピクリとも動かない雨戸。隙間という隙間に蔓が入り込み、膨らみ、縛り上げている。

いつか断ればいいと思ってたのに。周りは最早、彼との結婚は既定路線だと信じて疑わない。

放置しては駄目だった。か細い愛が枯れてなお縛り付ける。 https://t.co/bB4wnrJFWA

#呟怖
初めは些細な違和感でしかなかった。
だけどそれは徐々に大きくなり、音や臭いまで、私を犯し始めた。

あの人が関わっている。
それだけですべてが穢される。

「あなた悩んでいるときの眉間の皴があの人そっくり」

足元が崩れた。

嫌悪感に殺されるその前に、私があいつを消さなければ。 https://t.co/GqLRfVr19q

#呟怖
雪はすべてを覆い包む。
いつの間にか降り積り、世界を美しくしてくれる。

埃を被っていたお気に入りの椅子。丁寧に磨いてから座って本を捲る。

至福なとき

だけど雪は嫌い。すぐにべしゃりと汚らしい現実を晒すから。

…本日未明、個人宅の庭から男性の遺体が発見されました。犯人は妻と…

#呟怖
私には魔法使いの血が流れていた。

体調が悪いとき
寒くて悲しくなったとき
母がくれたラムネ菓子。手の平ごと握ってかけたおまじない。食べると不安はなくなった。

夫は私を毎日殴る。疲れた私は薬を買って紛らわせた。
ある日夫が倒れてた。傍らにはラムネ粒。
私の不安をなくしてくれた。

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