杖を探して戸惑っていると、優しい
手が私を支えてくれた。
「酷い人もいたもんだね」
少し向こうから強い声がした。
「大丈夫です。ありがとうございます」
それよりも気配が追った相手のほう
が、と言いかけて止めた。
このひとたちには「見えない」だろう
から。
#日常スケッチ その3
#呟怖
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