#呟怖
ヒラヒラと舞う蝶の影を見つけ、顔を上げた。
恐らく其処に存在するだろう空中に、蝶の本体は存在せず、影のみがヒラヒラと逃げもせずに舞っていた。
ビョウと一陣の風が吹き、思わず目を瞑る。
再び目を開けた頃には、既に、何処にも影の蝶の姿は無かった。
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