#呟怖
学校の屋上、ふと空を見上げると、分厚い雨雲が、街に陰鬱な影を落としていた。
冷たい風が木々をざわつかせていく。
「ひとあめきそう…」
そう呟くように言った瞬間、
──カツン!
と、何かが空から落ちて来た。
「えっ?」
足元を見る。
飴玉だった。
「ひとあめ……神……様?」
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