その昔、子煩悩な酒屋の主人がいた。
ところがある日の事、息子が死んでしもうた。
悲しみ暮れる主人の前に、カタツムリが現れた。
それを見た主人は息子が帰ってきたと思い込み、二度と出られぬ逆巻の蔵を建て、それを閉じ込めた。
すると夜な夜な何かの苦しむ声が蔵から聞こえたそうじゃ。
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