近くの公園に八百夜狸が住んでいた。
普段は滑り台に化けていた。
ある日空から叫び声がする。八百夜狸が風船を握ったまま雲の中へ消えてゆく。
風船売りの老婆がゲラゲラ笑いながら、九尾狐の姿に戻って消えた。
その日以来、滑り台は公園から消え、何故か子供達の笑い声も消えた。
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