海底にその時計は居た。
捨てられたのか落としたのか、それは何も覚えてはいない。
それは願う。もう一度だけも良い。誰かの為に時を刻みたいと。
ある日大きな魚が来てそれを飲み込んだ。
それは喜んだ。この魚が釣られれば人に会えると。
それは知らない。
人類が既に滅んでることに。
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