人形師の彼女から、連日のように電話が入ってくる。
「今回のは傑作、完成が楽しみ」
「つぶらな瞳が素敵」
「背骨が可愛い」
「肝臓の動きがリアル」
「毛細血管が出来た」
「心臓が動く。もうすぐ、もうすぐなの...」
彼女の声に混じり、くぐもった咆哮が聞こえた。
そこで電話は途切れた。
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