「あんたを探していた」
少女は古ぼけた出生届を差し出した。
「あんたが本当の父親って本当?」
「...黙っていて、済まなかった」
「遅えよ」
少女...夏子はナイフを取り出すと、俺の胸に突き立てる。
(会いに来てくれてありがとう)
その言葉を飲み込んで、俺はナイフを受け入れた。
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