#呟怖 06
ひっ、という悲鳴を飲み込んで、俺はユウジを見た。こいつの悪戯であって欲しかった。
だが、彼の表情がその可能性を否定していた。
と、
らー、ら、ら ららーらーら
この場に合わない鼻唄のような声が聞こえてきた。
2階からだ。
ギシ…ギシ……
何かが階段に向かって歩く音がした。
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