物置部屋から「出してえ、出してえ」と懇願する、しわがれた声。こわいもの見たさでドアを開け、声がする方向をさぐると、大瓶いっぱいに梅酒ができていた。琥珀色になったそれは、ほっとしたように柔い日差しのしたで鈍く光った。晩酌にいただいたら、甘くかぐわしく、うまかった。 #呟怖
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