夢で見た女は、どこか鬼籍に入った私の二番目にあたる、姉とよく似ていた。こめかみにある黒子にそっと口づけると、やめなさいと突き放す。そこで私は目が醒めた。ああ、そうか。黒い背広にはっとする。姉は世をはかなんで、裏庭にあるスギの木へ、己をつり下げたのだった。私の所為だ。 #呟怖
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