痛々しい擦り傷を両膝に負った少女が、僕のあとをついてくる。ぼさぼさした、腰まである髪の毛で顔を隠しながら。帰りなよって言っても、首を横にふるだけ。ああ、回り道しようかな、部屋とか知られたくないな。そんなことを思いつつ、また振り返ると少女の膝から牙が生えていた。 #呟怖
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