そのラグーンには、水兵服を着た少年が手を振って、観光客を迎えてくれるという。擦りきれた帽子の刺繍をきちっと被った姿は、実際に見た私の目に、写真でしか知らない叔父を思い起こさせる面影があった。
数日後、沈没した戦艦から叔父のものと思われる帽子が見つかった。おかえりと、呟いた。
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