痩せぎすな君の背中に
なめらかに浮かび上がる背骨の山脈
人体で一番好きなこの起伏
君の前面に聳える双峰よりもずっと好き
その連続に僕の指を走らせると
自身が楽器になったように錯覚する
一度だけ直に触れてみたいと取り出し
すぐに後悔した
あの恋しい連山への旅は
もう二度と叶わない
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